いつかはフリーランスに。【エッセイ】
学生時代は「フリーランス」という言葉に憧れていた時があった。「なんだか、かっこいいなぁ」なんて。社会人になると、「そんな不安定な仕事…自分にはきっとできない」「意識高い系と呼ばれる人が目指すものなんだ」なんて思うようになっていた。奨学金を返しながら生活している身では、なかなか飛び込めない。そして、そこまでの技術もない。だから…。と諦めていた。
今はどうだろう。2年前に出会って結婚した夫は、造作大工として一人親方で働いている。個人事業主(フリーランス)をしている。「不安はある