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暮らしの綴り【エッセイ】

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2023年9月の記事一覧

写欲スランプから脱出した話/写真への自問自答を繰り返す

毎日ノートに、SNSを見ていて惹かれた写真に対して「なぜ惹かれたのか」を書くようにしている。SNSだけでなく、展示会へ赴いた時にも「なんでこの写真は良いと思うのだろう」と自問する。色が綺麗だな。綺麗と思うのはなんでかな。明るい色使いをしていて、被写体の表情と合っているからかな。なんて考えていると永遠と終わらない。書き殴っているとノートは一瞬で埋まってしまう。 とあるYouTuberが写真に対して自問自答を繰り返すことが大事だと話していた。それ以降、毎日この自問自答を行ってい

習慣化とモチベーションの保ち方!:計画の立て方・手帳術

はじめにモチベーションを保ったまま何かを習慣化するのが苦手なタイプだった。数年前から手帳を書き始めて、習慣化が得意になった。社会人ということもあり、以前までは仕事で手一杯で他のことには手が回らなかったり、好きなことだけは続いて、苦手なことやしんどいと思うことは習慣化しなかった。今回は「資格勉強」を習慣化して合格したまでの流れを手帳術と一緒に書いていこうと思う。 受験した試験職場にいる子どもたちが勉強を毎日コツコツと継続している姿を見て、「自分も見習うべき」と感じて、社会人

美術が2だった話をしよう:私が写真を撮る理由

普段は、カメラを手にとり「公務員の傍ら写真を撮る人」と名乗って写真展に出展している。ここ最近は次の展示会の作品を考えている毎日。そんな中、心理学関係の話を聞く機会があり、ふと幼少期の自分を思い返していた。なぜ私は「写真がを撮ることが好きなんだろう」という常に思っていた疑問を過去から探すことにしてみた。私が写真を撮る理由を書いていきたい。 美術は2だった。美術の授業は大嫌いだった。小学生の時には美術の項目に△が通信簿についていた。中学生の時には成績表の評価は2。風景画を書く課