春が君を迎えに行く。

まだ、夢の中に居るのかもしれない。
それでもいいと思えてしまうのは、夢の中の君はいつも幸せそうに笑っているから。

たまに、ふとした時に感じる。

「ああ、春の香りがするな」

そんな日君は同じように春の香りを感じているのかな。同じ香りを感じて毛布にくるまりながら春を迎えに行っているのかな。

君は「ご飯食べよ」って言葉を言うかのように、当たり前な事だろと言うかのように「いい人になりたい」って言ったんだ。

いい人の定義ってなに?
なにをしたらいい人なのか、他人にどんな言葉をかけたらいい人なのか。
そんな基準はこの世界に存在するのか。
少なくとも自分が決めることではなくて、周りの価値観で決まるものだろう。
Aさんにとっては、「君なら大丈夫」って言ってくれた人が、いい人だって感じるかもしれない。でもBさんは、何も知らないくせに分かったように言うな!と思うかもしれない。
ユンギさんにとって自分はいい人では無いのかもしれない。
ただ、私にとって君は無色の世界に色を付けてくれた小惑星のように輝くヒーロだったんだ。
「ヒーローだって?大袈裟だな笑」
って思うかもしれない。ただ私にとって、彼、ミンユンギは私の全てを変えてくれた人なんだ。
私は彼に出会って、少しでも綺麗に見られたい。一瞬彼の小惑星のように綺麗な目に写った時綺麗に写りたい。
そんなちっぽけな奇跡のような瞬間のために、メイクの勉強、練習に数十時間の時を使ったし、お洋服を彼に会う前に沢山買って、1人で家でファッションショーかよってぐらい何回も着替えて鏡を見た。
数年前の自分に言ってやりたいぐらい、お前はこんなに変われるんだよって。お前の目の前にヒーローが現れるんだって。


Agust D " The last "
「俺のファン達 堂々と顔を上げろ
誰が俺ほどやれんだよ」

って歌詞がある。
君はサラッと自己肯定感が低いんだなって感じさせる言葉を発する。その反面、力強い歌詞を書く。自己肯定感の低い人が書く力強い歌詞って、すごく説得力がありません?
本当に私を君の夢の果まで引っ張ってくれそうで。
この歌詞を聴いた瞬間、私は鳥肌が止まらなかったしゾワっとした。
ああ、君は私の生きる道を示してくれてる矢印の様だなってね。どこまでも導いて欲しいんだ。君に。君だけに。

「なんでお前は生きてるんだ?」
と聞かれたらユンギさんが生きてるから、と即答できる。
またまた!大袈裟だな!(何回使うん?)と言われるかもしれないけど大真面目にユンギさんが生きてるから私は生きてます!!!!
つまらない日々、辛い日、悲しい日、嬉しい日、どんな日でも同じ月を見て同じ季節を感じていると思うだけで明日も頑張ろうって思えるの。
ユンギさんは今日の月を見てどう感じているのかな?
綺麗だな、儚いな。

今日の月を見てどんな歌を書くの?
どんな言葉を発するの?

それだけでどんな辛い日も悪くないなって思えるんだ。
今日の月は、綺麗だったよ。まるで君のように。


君の考える花樣年華って?

アイドルになっていなくても僕は音楽に関わっていたと思う。音楽無しの人生は考えられない。と話す君。
花樣年華の世界では彼は音楽への感情で彼は死へ繋がってしまう。
そんな残酷なことがあるだろうか。

SUGA " shadow "
「誰も教えてくれなかっただろ
ここ(高い所)がこんなにも淋しいなんて」

花樣年華のツアーの時彼はメントでこう話した。「アミの皆さんと高く高く上りあがって他人の手が届かないところまで上がって、行ってみたいんですよ。行ってみたくて、、」

彼にかけたい言葉はひとつだ。
「あなたは1人じゃない私(アミ)がいる」
淋しいだなんて言わないで欲しい。
私達がいる、6人がいる。
そうだ!みんなで暖かい場所にしよう!
君はなにも知らなくていい。ただ幸せを感じていてくれればそれでいいんだ。
君の居場所は暖かいんだ。
私が暖めてあげるから。

何回でも言うよ。
君の居場所は暖かいんだって。

20年後も30年後も花樣年華だ。
そして今も花樣年華。
君の存在は花樣年華なんだよ。