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笑いの加害性

年忘れという事で、激重感情をひとつ。

ホモソの世界の中では面白さこそが正義であり、その人が傷付いていようが、悪口になろうがなんだろうが、ノリの悪い人は村八分にされる。

学生時代、女は穴があるだけで男が寄ってきて出来て羨ましいだの、金稼げて羨ましいだの言ってる気持ち悪い奴らに、お前もケツの穴だの口の穴だの誰彼構わずぶち込めばいいべや、嫌だろそういうのって言ったらドン引きされた。

誰々のおっぱいはデカいだの、顔が可愛いだの、誰が好きだの、痩せてるだの太ってるだの、人間を評価できる立場に立っていると思っている傲慢さと、それをネタにして笑える気持ち悪さに耐えられなかった。

お前のオナニーしてる声こんなんだべ?アンアンアンみたいないじられ方して、さすがにセクハラだってブチ切れた時も、男だからいいべや、ちっこいやつみたいに言われたり、セックスした事あるか、なんの性癖でどんなオカズが好きかみたいな話まで色々されて、キショすぎて逃げまくっていたら、そのうち話しかけられなくなった。

何が面白いのか何も分からない、死ぬほど気持ち悪くて、低俗で関わりたくもないが、それに乗っからないとつまらない奴と見なされて孤立していくのを実感していた。

だからって、女子グループと仲良くすれば、仲良くはしてくれるが気を使って若干距離を空けられてる感が否めず、遠巻きに変わった動物扱いされて遊ばれてるような違和感もあり、そこ以外の女子グルからは聞こえるように陰口言われるとかのオンパレードでドロドロしてて気持ち悪くて、挙句に男子グループには女たらしみたいな言い方されてきしょかった。

個人的に少し2人で遊んだりすれば、肉体の性別が違うというだけですぐ恋愛感情を向けてくるやつばかりで、毎回告白されて、断れば友人関係としての人間関係すら終わってしまい、受け入れれば気持ち悪いスキンシップと頻繁な連絡という、非常に面倒臭く不快感の強い地獄が待っている。

社会的性役割はクソだし、閉鎖された世界の中の人間関係は酷いものだった。
学生とはそれが全ての世界で、そのノリは気付かない限り大人になっても引きずり、今のクソみたいな若者や老害と言われるセクハラやパワハラしてくるクズになって行くのだと思う。

悲しいかなこのセクハラ的な面白さをすんなり受け入れられる人間こそが社会に適応していき、酒飲みの場でこんな話ばっかりしてる奴が偉い人に気に入られて偉くなっていくのだろうと思うと非常にこの世界はクソだと思う。

そのうちTwitterをやり始めて、自分の感情や価値観を発信するようになった。

そしたら現れた人種が、私の価値観に擬態して擦り寄ってきて、恋愛嫌悪や性嫌悪匂わせといて、結局恋愛とか性交とかを求めてきて攻略しようとしてきて、拒否るとヘラって死にそうになる奴らだ。めちゃくちゃ怖すぎる。

最近はそういった人々との交流もなくなり、ネットからの付き合いの人とは非常に居心地が良い。

でも相変わらず人間が怖いし気持ち悪い。
学生時代のトラウマをひたすら引きずって、性嫌悪と社会的性別への嫌悪感を拗らせ続けている。

そんな中でも、この世界にしっかりとした居場所を見つけて、自分にとって少しでも生きやすい環境を築いていきたい。

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