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【デュエプレ】三途万力のすゝめ【環境考察】

あいさつ

 どうも初めまして、勇射 支夢(イサイ ササム)って言います。

 普段は配信アプリ「IRIAM」を中心に配信活動を行っている、いわゆるバーチャルライバーです。

 今回の記事では、今以外と環境への刺さりがいい「三途万力」の現環境への強みを中心に、「三途万力」のお話をさせていただこうと思っています。

三途万力

仮想敵

 では具体的に、どのようなデッキに刺さるかを上げていきたいと思います。

 まずひとつは【ガントラビート】です。

【ガントラビート】

参照元→https://takamin-7.hatenablog.com/entry/season9deck

 プレイヤーによって細かい採用カードが異なり、対策の難しいデッキの1つなのは、ランクマッチを遊んでいる方なら周知のことかと思います。

 しかし、このデッキの採用カードは大きく分けて

・「運命の選択」で出す用の3コストの自然クリーチャー

・「ガントラ・マキシバス」のマナ加速から繋がる大型の召喚酔いしないクリーチャー

・S・トリガー

 の3つに分けられることが分かると思います。

 このうち、「三途万力」は1つ目の『「運命の選択」で出す用の3コストの自然クリーチャー』に刺さります。端的に言うと「ガントラ」と「アラゴナイト」を同時に破壊できる数少ないカードということです。

 このデッキの強みの1つに「ガントラのパワー4000が高い」というのがあります。そのせいで『「ガントラ」と「アラゴナイト」を同時に破壊できるカード』は本当に少ないんです。

 「三途万力」と互換性の高い全体除去カードとして、以下のカードたちがありますが、

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 これらのカードは、パワー4000のガントラを破壊することができません。

 また、『「ガントラ」と「アラゴナイト」を同時に破壊できるカード』として、他に挙げられる候補として火文明の中では以下のカードがありますが、

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 これらはコストが重く、手打ちすることを考えた場合『「ガルベリアス・ドラゴン」が出るより前に、場の火文明を除去できない』という問題があります。

ガルベリアス・ドラゴン

 例えば、相手のガントラビートが以下のような動きを取ったとします。

①3ターン目 アラゴナイト

②4ターン目 運命の選択→ガントラ

③5ターン目にガルベリアス召喚

 この③のタイミングで場にガントラがアラゴナイトのいずれかが残っていると、ガルベリアス・ドラゴンがスピードアタッカーになってもう手が付け先攻られなくなります。逆に、スピードアタッカーさえついてなければ、ガルベリアス・ドラゴンはそんなに恐ろしいカードではありません。

 ③の前に6マナのサウザンド・スピアを使おうとする場合、先攻ならばマナ加速を1度すると間に合いますが、後攻だとマナ加速を2回しないと間に合いません。地獄スクラッパーの場合は1コスト多いので、さらにもう1加速必要で、マナ加速カードを上手く引けなかった場合は間に合いません。

 これが「三途万力」の場合は、サウザンド・スピアよりも1少なくて済むので、後攻ならマナ加速1回で、先攻ならばマナ加速なしで間に合います。

 6マナ時のガルベリアス・ドラゴンの攻撃力を、高確率で削ぐことが出来るのが、ガントラビートに対する「三途万力」の1番の強みです。


 次の仮想敵は【グレートメカオー】です。

青白メカオー

参照元→https://takamin-7.hatenablog.com/entry/season9deck


 豊富なブロッカーによってビートダウンに強く、進化クリーチャーの耐性によってコントロールにも強く出れる対応力の高いデッキです。

 このデッキの弱点は分かりやすく「進化前に進化元を一掃される」ことなのですが、このデッキは安定して5ターン目の進化GVを着地させることができます。

 5ターン目、つまり、上記のガントラビートのガルベリアス・ドラゴンの着地のタイミングと同じです。

 つまり、まったく同じように、「三途万力」の場合、後攻ならマナ加速1回で、先攻ならばマナ加速なしで、進化する前に進化元を一掃できます。

 まとめると。

 環境でよく見る【ガントラビート】【グレートメカオー】に対して、5ターン目の強い動きに間に合う。

 これが、他の全体除去カードにはない「三途万力」だけの強みです。

聖霊竜騎ボルシャリオで探索できて、マナカーブが綺麗に繋がる

聖霊竜騎ボルシャリオ

 まあそもそも、ボルシャリオっていう話なんですが(笑)

 【ボルフェウス・ヘブン】で良く採用される聖霊竜騎ボルシャリオですが、そもそもこのカードは汎用性が高いカードです。

 簡単に言うと

ボルシャリオ探索先

 この2枚を、つまり「確定除去」と「全体除去」を状況に応じて選んで探索できるのが、ボルシャリオの強いところです。4コストなので、ゲキで蘇生できるのも良いですよね。

 ボルシャリオで探索できる全体除去の火の呪文の中で、5コストの実践級のカードはほぼほぼ「三途万力」のみです。

 前述の通り、5マナの時に「三途万力」を打ちたいので、その前のターンに探索できるボルシャリオとの相性は、とてもいいですね。

 そして、「三途万力」は3コスト以下のクリーチャーを敵味方問わず破壊するカードですが、ボルシャリオは4コストなので耐えるのが偉いですね。これがサウザンド・スピアだとボルシャリオも巻き込んでしまうので、「自分のブロッカーを残しつつ相手の小型クリーチャーを除去してくれる」のは、ボルシャリオと「三途万力」のペアの良いところです。

 また、フェアリー・ライフ→ボルシャリオ→三途万力と綺麗に繋がるマナカーブなのが個人的なお気に入りです。


弱み

 やはり「4コスト以上のクリーチャーが破壊できない」ところは、無視できない弱みです。

 特に、【ガントラビート】から出てくる「聖鎧亜ジャック・アルカディアス」を除去できないのはとても痛いです。

聖鎧亜ジャック・アルカディアス

 これが「炎槍と水剣の裁き」や「メツ」なら破壊できるので、この部分は明らかに「三途万力」の方が劣っています。

 ジャック・アルカディアスが残ると、場に火文明のクリーチャーが残るので、ガルベリアス・ドラゴンにスピードアタッカーがついてしまいます。

 採用したのが「三途万力」だったおかげで止められたガルベリアス・ドラゴンもたくさんありますが、採用していたのが「三途万力」だったせいでガルベリアス・ドラゴンが止まらなかったこともあります。


 また、コントロール系デッキでたまにくる「聖騎士ヴォイジャー」を破壊できないのも、「三途万力」の無視できない弱みです。

聖騎士ヴォイジャー

 これが例えば「炎槍と水剣の裁き」だったならば、ヴォイジャーを破壊して相手のテンポを奪ったうえで、ドローもできるという爆アドなんですが、「三途万力」では破壊すらできません。

 採用していたのが「三途万力」だったせいで、相手に好き勝手されてアルファディオスに轢かれた試合は1つや2つではありません。


 僕自身は、この問題を「『三途万力』と『炎槍と水剣の裁き』を両方積んで、ボルシャリオで必要な方を持ってくる」ことで解決を図っていますが、それでもダメなときはダメですね(汗

次の弾でも刺さりそう?

 僕は普段ADで遊んでいるので、ADでのお話になることをご了承ください。

 【ガントラビート】は若干【サムライ】に環境の役割を奪われそうな雰囲気を感じますが、【グレートメカオー】は変わらず残るでしょう。そうなったら「三途万力」は変わらず強みを発揮し続けると思います。

 また、次弾で新しく来る【ナイト】デッキは、初動として「フランツ一世」は「ドラム・トレボール」を展開し、ナイト呪文を軽くして連打する構築です。

ドラム・トレボール→https://twitter.com/dmps_info/status/1427933294507692032?s=20

氷牙フランツ一世→https://twitter.com/dmps_info/status/1426121352285544450?s=20


 「三途万力」はこの2種類のクリーチャーをいち早く1枚で除去できるので、僕は次の環境も引き続き使っていこうと思います。

最後に

 参考までに、僕の現在(2021/8/20 午前0:17時点)のレートと主な使用デッキを載せておこうと思います。

無題

 そうです。

 偉そうに色々と語りましたが、僕自身はあまりレートは高くありません(昨日までは1511くらいあったのですが……)。

 恥ずかしい戦績ですが、僕の言葉の信用性の指標とする意味でも、ここに残しておこうと思います。

 この記事が、1人でも多くのデュエリストの役に立てたのなら幸いです。

 ここまで読んでくれて、ありがとうございました!

 では、ランクマッチで対戦することがありましたら、その時はよろしくお願いします!

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