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アレキサンダー・マックイーン





ショルダー探したが、ハンドでもいける。

アレキサンダーマックイーンというハイブランドが好きだ。
もう20年くらい前になるが20数万のリュックがかっこよくて欲しかったが買えなかった。
時が流れ、度々自分の人生に現れるアレキサンダーマックイーンの品々。
最近でいえば、どこで使うんだというバッグや、ドラゴンフライのTシャツ。どれも安くはないが、20数年前に比べれば金もあるし、競馬で負けるぐらいなら、株価暴落するぐらいなら、買えるものだ。
6月末に偶然、東京に行く用事があり、その時に常人では使わないだろう、アレキサンダーマックイーンのバッグ(38万円)を買おうと思った。福岡には店舗がないから、東京でと思った。8万の旅費が浮くしね。
これも結局、もっと良いアレキサンダー「ワン」のバッグにした。
これは21万だった。

アレキサンダーワンと同時期に買ったヘッドホン

その東京旅で関わった人が自ら命を絶った。
親しい間柄ではないが、なぜか東京時に飲みに行き、しばらく話した人だ。
それぞれ事情はあるだろうが死ぬべきではないと思う。
いじめられたら生きて復讐を成し遂げるべきだし、何かに失敗したら生きて再起をはかるべきだ。仕事がいやならやめればいい。家族がいるから逃げれなかったのかもしれない。
お前に何がわかると、言われるが1度も死んだことがない人間が死んだ人間のことはわからない。

アレキサンダーマックイーンの創業者、リー・アレキサンダー・マックイーンも自ら命を絶った。
彼は同性愛者で、常人が理解できない洋服を作っている。当時の私は同性愛も、女性用の服の奇抜さは相いれないものがあった。
ただ、彼が書籍かインタビューで言ったセリフが好きだ。
「所詮、服さ」「たかが洋服だ」
デザイナーで服で食っている人がいうセリフかと思ったが、彼は服装は非日常であるべきと言う。
似合う似合わないとか、高いとか誰かに何かを言われるかとか考えることがあるので、そのセリフがとても響いた。
端よってしまうが、好きにすればいいと思ったのだ。そこからというか別に同性愛だろうが呼び名がどうだろうか、好きにすればいいと思うようになった。他人に迷惑をかけなければ。

自殺をした本当の理由はわからない。
遺書があってもわからない。
自分の人生では3人目の自殺者だ。
はかり知れない理由があるのだろう。そんなことを考えていたら40万をこえるアレキサンダーマックイーンのカバンを買った。
まあ、ワンではカメラを入れるといっぱいになるせいもあるのだが。

案外でかい。

毎日がめんどくさくて、生きるのさえめんどうと思っている。でも自分から命を絶つ勇気などはない。死んでしまっては反論ができない。その死んだ人にまわりは色々言う、それは時すでに遅しだし、反論ができないし、真実はわからない。

とりあえずローンを組んだことがないので、莫大な一括払いをするために働き生きる必要がある。
その原動力になれば、それでいい。


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