知らなかったフリをしたら絶交されちゃった

title「傑作のジョーク」バズマーザズ


カミングアウトって聞く側の覚悟が足りない時ありますね。傑作のジョークに出てくる女の子が秘密を打ち明けた時も、星の子でちひろが両親のことを先生に伝えた時も。

言う側もそれなりに覚悟を持って挑んできているのはわかるが、聞く側にとっては何も覚悟もなく伝えられる為逃げてしまう時がある。

もしそういう時がきたら、とっさに沈黙を埋めようとせず大切な人の覚悟に向き合えますように。

私にも秘め事があるが、カミングアウトせずに普通の顔して過ごしている方が結局楽なのかもしれない。誰も私の葛藤など知る由もないのだから。

昨日テアトル梅田で『星の子』を見ました。



一緒に見る予定だった友人ごめん。
今私は誰かと遊びに行くこと自身がプレッシャーになってしまって、仕事以外で誰とも会うことができていない。何とか1人で外出できているので、気をまぎらわせていきたい。



もともと大好きな今村夏子さんの小説が原作です。(『こちらあみ子』もおすすめ)
完成報告イベントで「信じる」ことについて聞かれた芦田愛菜さんのコメントがとても話題になっていました。

『星の子』は「新興宗教二世」のちひろの揺らぐ心を繊細に描いた作品です。
(「新興宗教二世」という言葉は下記URLで知りました。とてもいい記事でした。 https://p-dress.jp/articles/11296)
彼女たちの心に触れた時の最適解を私はまだ見つけられていません。
ただ相手の全てを肯定しなければ、付き合っていけないということはないと思っています。

他にもテアトル梅田では『ひとくず』という児童虐待がテーマの映画も上映中です。
重々しい内容ですが、いろいろ考えさせられるので近々みにいきたいです。

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