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“趣味を仕事に”その片りんに触れた夏

文章のタイトルと冒頭は、いつも悩みに悩みます。Noteは8つ目、悩む時間は徐々に増えてきていて、辛さ反面、成長を感じているところです。
相も変わらず拙い文章ではありますが、私の体験した夏の思い出を一つ、書き記したいと思います。隙間時間の娯楽になれば嬉しいです。

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まず話を始める前に今私がハマっている、グラレコの説明をさせてもらいます。グラレコは会議やセミナーなどをタイムリーにイラストで記録する手法を指します。議事録の代わりになる手法です。
文章体での記録に不満があった私はすぐにグラレコに惹かれ、自分の参加するイベントでグラレコをするようになりました。
グラレコをするようになってから、もし楽しくなくてもグラレコ練習になるか、といっそう自主的にイベントに参加出来るようになりました。

そんな折、長岡教授のFacebookで、グラレコ募集の投稿を見つけました。相模女子大学院の授業の一環でワークショップをするらしく“グラレコ練習としても是非”と書いてったので、私にピッタリだ!とすぐ連絡をして、神奈川にグラレコをしに向かいました。
電車を乗り継ぎ、バス停を見過ごし、10分ほど炎天下を歩いてから相模女子大学に到着しました。当日集まったのは10数人でしたので、会場はかなり広々と感じられました。
ただ、会場にあるディスプレイでは、私がグラレコで愛用しているIPADは接続出来ず。それを見越してPCは持ってきていましたが、正直使い慣れなくて、グラレコを後日共有にするかどうか迷いました。ただ、折角リアルなのだからと描いている様子をタイムリーにみられるようにPCで描くことを決意。そうして、初めてだらけのグラレコがスタートしました。

やっぱり、PCの初期お絵描きアプリはIPADに入れているアプリとは全く違いました。レイヤーも分けられないし、絵のサイズを後から変えられることも出来なくてかなり苦戦しました。PC付属のペンも細くて短く、正直いつものグラレコの出来と比べてしまうと見劣りするグラレコだったと思います。
ただ、それでも、楽しく最後までグラレコを書ききる事が出来ました。対面でグラレコすることの楽しさを感じた事が大きな理由の一つにあると思っています。ネット上では起きない様な笑いの伝播が何度も起こっていて、グラレコをしながら私も笑っていました。みんなが楽しそうな所を記録するのはとても楽しく、結果として自己採点50点のグラレコも、笑顔パワーで+20点くらいされてたように思います。
その後、描いたグラレコに対して沢山の評価を頂きました。グラレコを見たのも初めてだという方がほとんどで、出来上がっていく様子を見ているのが楽しかった、感動した、という声を頂けました。また、ワークショップに参加していた院生の一人である小倉さんにはMessengerを通して連絡を取っていただき、小倉さんの運営するオンライン空間のIDEALに招待していただきました。そして、この場をより外部に告知するためにグラレコをして貰えないかと依頼を頂きました。

その依頼を受けた時、嬉しいという気持ちと同時に不安感が私の胸を覆いました。IDEALは本当に素敵な空間で、その知名度UPのお手伝いなら幾らでもしたいと思う一方で、私で本当にいいのか、と思いました。私は、私よりグラレコが素敵な人を知っていたし、自分のグラレコ歴が短い事も自覚していたからです。今回のグラレコ募集にすぐ反応してのは、“練習”という言葉があったからです。私は、今まで自分のグラレコに責任を持ったことがありませんでした。ほぼ趣味として行ってきたグラレコを、依頼されて、目的をもって行う…上手くできるか今でも分かりません。
私はこの趣味を仕事に出来たら最高だなとぼんやりとは思っていましたが、そう思う裏腹、全く心構えが出来ていなかったのです。
私は、依頼を受けました。しかし、責任への不安は残ります。一定の責任が生じる状況で、楽しくグラレコが出来るか。きっとやってみて初めて分かる事です。これから実験をしていきたいと思います。

ぐられこ

☝相模女子大学にて描かせてもらったグラレコ

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いかがだったでしょうか。このエピソードが私の夏休みの一番の思い出です。趣味を仕事にするというのはとても魅力的に見えますが、責任と不安が個人に伸し掛かるという側面がある事を体感できました。グラレコ以外にも手を出しつつ、実験を続けていきたいと思います。また次のnoteで会いましょう!


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