6月に起こった衝撃

6月、というのは特にイベントもなく、今までゆるっと記憶に残らず過ぎていくものだったと思う。梅雨の時期だし、ジメジメしてるし。

でも、今年の6月は違う。大きなイベントが2個もあった。人生観を揺るがすようなものさえあった。人から見たら大したことに思えない事でも、ドカンと自分の心に響く瞬間がある。

そんな個人的ニュースを2つ、Twitterから振り返る。

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◆0615_誰にとってもズッ友な固定観念

6/10のゼミは、オンラインの開催だった。今年はリアルで顔を合わせてゼミをすることもあったので、リアルとオンラインを対比して考えることが去年より増えたように思う。ゼミのメンターのくりのさんが呟いた「やっぱオンラインは対話の時間減るね」に同調したわたしとゼミ生のよしことで、ゼミ後に対話の時間を取る企画を立てた。

私が代表してその企画を先生に伝えて、先生とzoomで話した時に「誘う勇気がないから、場を作ろうとするんだ」という話をされた。正直、最初は全然心に響かず、「でも」「だけど」みたいに色々理由をつけて認めようとはしてなかった。

ただ、30分くらい話していくうちに、「いや、本当にそうじゃん。勇気ないだけじゃん」と腑に落ちた。今までの色々な自分の思考の流れが、急に繋がり、その時声が大きくなったことを覚えている。テンションが上がったのかもしれない。

正直、私はすごく素直な方の人間だと思う。だからこそ、先生の意見を受け入れず、今思えば、子供の”駄々こね”に似たようなものをしていた自分に、驚いた。こんなに素直な私でも、認めたくないって見えないようにしてるものがあるんだな、と。そして、その思い込みは本当に強固で、気づくまでは無職透明で、全く目に入らないんだな、と。

素直な私ですらこうなのだから、きっと他の人はもっと多くの、見えない思い込みを抱えて生きてるに違いない、と思う。そして、思い込みは人から私的されないと本当に見えてこない。指摘してくれる人のありがたさを、強く感じた出来事だった。

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◆0606_

6/6にWELgeeSOCIAL ACTION COMPANYパナソニックセンター大阪の共同主催で行われた、Social Innovartor’s Sessionにオンラインで参加した。私は、その日初めて、難民の当事者の方の話を、リアルタイムで聞くことになった。英語で語られる話を、その場でWELgeeのインターンの方が翻訳してくれて「すごいな〜〜!」と憧れて、最初は自分も聞きながら脳内翻訳をしようと頑張ってた。話を聞き終わった後も、最初は「すごい貴重な機会をいただけたな」くらいに思っていた。話の内容へのショックは、時間差で私の心にズドーンと来た。頭が整理されていくにつれて、辛くて辛くて、たまらなくなった。

言葉では表しきれない、大きなショックだった。私はその時、初めて難民問題に、当事者意識を持った。いままでも、赤十字のCMなどで存在は知っていた。でも、それを見てる時の私の感情は、同情だったんだと気づいた。辛い、という気持ちは同情では浮かばない。当事者意識を持って共感して、初めて生まれるものだった。「私と同じなんだな」と心から思った。心の底からこの表現がしっくり来る日が来るとは思わなかった。

これが当事者意識なんだな、と痛感した出来事だった。

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読んでて気づいた方もいるかもしれないが、日付はあえて逆にしている。それは、私の中で6/6の衝撃が今でも強く残っているからだ。6月におこった出来事の何よりも強いし、もしかしたら生きていた中で一番印象深いかもしれない。

一つの固定観念が払拭されたことも個人的大ニュースの一つ。でも、自分の成長だけが主軸にはもうならないし、なれない。考えずにはいられない事が、私の中にはどんどんと増えていっている。でも、それは辛いだけじゃない。自分の考えの変化は、いつでも面白いし、変化があるから日々が楽しいんだと思うから。


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少しどころかかなり長くなってしまった。来月がどうなるかはわからないけど、目の前のことを楽しんで、これまで通り過ごしていこうと思う。


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