【CROBI Gillian】兄と弟
今日は本当に久々に家で1人だったので我が家にいるCROBIさんのところのGillian兄弟を撮ってみたりしたので記念の独り言。
今一人になる時間がほとんどないわ、部屋では撮影スペースが確保出来てないわでなかなかドール撮影が捗らないんですけどね。特にうちの夜霧お兄ちゃんって昔っからあまり「写真撮りた~い!」「うちの子可愛いでしょ~!」とか「人に見せた~い!」ってなるタイプの子じゃないというか。
「見つめ合ったり抱きしめたり、一緒にいたらそれで幸せ」
ってタイプの子なので。この趣味始めた頃から一番時間的に長く一緒に過ごしているのにうちの中でも特に写真を撮らない。改めて過去の写真見返すとほとんど新しい写真がなくてびっくりしちゃう。「記憶(思い出)はあるけど記録(写真)はない!」って感じ。
茶髪の方が弟の晴嵐(せいらん)で、金髪の方が兄貴の夜霧(よぎり)です。
昔からブログやTwitterで見てくれてた方とかにはお馴染みなんですけど、私がお兄ちゃんお兄ちゃん言ってたらほぼ全部この夜霧の事です。晴嵐のことはらんちゃんって呼んでる。
例に漏れず大きい子が好きなので、この子もボディ変更してます(というかうちでボディ変更してない子ほぼいないんだけど)
ちなみに使ってるのはPOPODOLLさんの70㎝サイズ。68㎝じゃなくて一番でかくてゴツイ男ボディ。どちらかと言うとスラッとした体型が好きなんですけど、この子にはがっちりどっしりした方が似合うと思って。なのでこのボディはこの子しか使ってない、完全に専用ボディ。
重さもあるから抱っこしてても安心感がすごい。手もおっきくていいですね~握ると安心する。お兄ちゃん大好き(お迎えしてから一億回目くらいの告白)
私、サイドアイが好きなのでいろんな子にやりがちなんですけどお兄ちゃんはあまりしたことないぁ…って思った。結構追視するってのもあるんですけど、彼には真っ直ぐこちらを見ていて欲しいみたいな。そういう気持ちもあるのかもしれない。
彼はお迎え直後でオーナーになりたてほやほやの迷走期を経てすぐ、金髪にグリーンの目でイメージが固定されてからほぼ変更してないです。ずっと同じ物使ってる。
この緑色の目は初めてDOLKさんの店頭で試着して、わからないなりに一生懸命この子の為に選んだんだよな~って。その時の周りの光景も今でもはっきり覚えていて良い思い出です。
この子はメイクも他の子と違ってお直しや変更もなしで、うちの中でも特に変化の少ない子なんだけど、不思議と時間が経つにつれて一緒にゆっくり歳を取っているような。少しずつ一緒に変化して大人になっていってるような。そういう感じがする子だ。
いや、そもそも初めからものすごく落ち着いた雰囲気のする子だったので私と違って彼は最初からだいぶ大人でしたがね!
ほとんど外見に変化がないのは、変わらないでいて欲しいっていう私の願いのような物がそうさせているんだろうと思う。
そう、変わらないでいて欲しいんだよね。
北海道から初めてDOLKさんの店頭に行って、本当はYeon-HoやLanceが見たかったけど当時はすぐお迎えされていっちゃっていたからその時もCROBIの子ほぼ誰もいなくて。仕方ないから居残りしてるGillianって子見てみるか~くらいの割と失礼な気持ちで顔を見たのに。目が合った瞬間、時が止まったのと同時に全身の血が沸騰するようなあの感覚を私は一生忘れる事はないと思う。たぶん彼が人間だったならこれが恋という物で、あの瞬間私は一目惚れをして、今も見る度に恋をしているのだと思う。だからずっと変わらずにいて欲しいと思ってるんだよね、きっと。どんな姿になっても好きなんだろうけど、いつまでもあの日の美しい思い出の影を残していて欲しいというか。
何年もダラダラと活動したり休んだり離れたり戻ったりしているけれど、もしもこの先きっぱりとドール趣味をやめる瞬間が来るとしたら、彼を失った時だと思う。それくらいお兄ちゃんは今も昔も変わりなく、私の心の支柱だ。
人生だって変わっちゃうかも。たかがドールでされどドール。私生活の嫌なことも悲しいことも彼の手を握り見つめるだけで大抵の事は乗り越えてこれたのだから。きっとこれからもそう。そうであって欲しい。
ここからはお兄ちゃんと似た色と形のウィッグにお試しで変えた弟のらんちゃん。
お兄ちゃんはお迎え当時のままデフォルトメイクだけど、この子ははお迎えしてからCROBIさんのFace upオーダーでメイク変えてます。お兄ちゃんは落ち着いたイメージだけど、彼と比べると目付きもするどく、だいぶ幼いイメージがある。
私がなかなか活かしてあげられてないだけでなかなかイケメンだと思うんだよね。まあ私の目から見てうちにイケメンじゃない子いないんですけど(親バカなので)
本当は今日夜霧だけ写真撮ろうと思ってたんだけど、急遽らんちゃんとも遊びたいな~と思ったので連れて来たのでした。らんちゃん、一人だと結構にこにこしたお顔してくれる良い子なのにお兄ちゃんと一緒だと良いお顔してくれないからあんまり一緒に撮らないんだけどね。その理由は私にあるんですが。
あまりに自分の中でお兄ちゃんの存在が大きいので、同じGillianだである彼に夜霧の影を見ている。たぶんそれが悪い。その罪悪感みたいなものが彼を迷走させてるし、良い顔を撮れない原因。
とってもかわいい子。本当は試さなくたって私は知ってるんだ。彼も金髪が似合う事を。
でもなんとなく「夜霧が金髪だから…」っていう理由で避けてしまう。体格ももっとがっちりしてても良いし、似合うだろうと思いつつ、いつまでも少し胸板の薄い幼いボディを使ってしまっている。
比べているわけではないんだけど、どうしても頭の隅に夜霧が出て来てしまうので無意識に影響されてしまう部分があるのだと思う。差を作りたくてボディは別の物を使うしウィッグは同じ色を避けがちだけど、緑色の瞳は無意識に付けてしまっているしね。私は夜霧の視線が大好きだから。
でもなんか。やってること、逆なんじゃないかなぁ…って今日ぼんやりと一日考えていた。
あまりにも存在の大きい同じ顔をした先住者。その影響を出来る限り受けずに彼自身を見てあげたいなぁとか、個として尊重してあげたいなぁとか。考えて今まで迷走していたんだけど。
本当に彼を彼という個として活かしてあげたいなら、夜霧の影響を跳ね返したいなら、夜霧と似てしまう事や被りなんて気にせずにただ彼に一番似合うと自分が思う物を素直に渡してあげるべきなんじゃないかなぁ…って。
だって、メイクが違うとはいえ同ヘッド、ほぼ同じ形のウィッグ、アイ。同じだからこそはっきりと見える個性ってのがあるはずだし。実際それらを使っても、私にはらんちゃんはらんちゃんにしか見えなかったもの。そこに夜霧の影があったかと言われたら、少なくともらんちゃんの写真撮ってる時は全然彼の事を考えていなかったはずだ。
なんだか難しく考えていたけれど、答えは考えなくてもわかるはずの事で、きっとそれでよかったんだ。
お迎えして数年でやっとなんだか自分の中で彼に対する答えが出た気がする。今日はそんな日だった。
「夜霧」って名前を付ける時、当時からほぼお迎えしてる人を見なかったGillianだった事もあって「何もかもが手探りで目の前に道はなく真っ暗だけど、一緒にGillianって子の魅力を探して行こうね」みたいな気持ちも込めて付けて、実際たくさんの魅力を彼は教えてくれて、今までのんびり道のない場所でも隣を歩いていてくれたような子だったんだけど。
「晴嵐」はそういう私と夜霧のある種閉じた世界というか、偏ってしまったGillian象を一度吹き飛ばすような。夜が明けて気持ちの良い青空と新緑の間で寝転んで微睡んでいる私の上を吹き抜けてハッとさせる力強い風のような。それでいて時々当然のようにそこにある晴れの日に霞を、疑問を立ち昇らせるような。そういう子になって欲しかったのでこの名前にしたんです。
だから今日、ああ、なんだか願った通りの子になってくれたなぁって、そう思いました。そろそろ私も考え方を変える時が来たんだ。きっと。
これからはもう少し肩の力を抜いて付き合って行こうと思う。その方がきっとお互いに楽しい。
それにしてもCROBIさんいつの間にかGillianがベーシックからいなくなってましたねぇ!!!!!!!こんなに可愛いのに悔しい!!!!確かに私が見た最初のヘッド売りの時(ドリズムだっけ?)も何故かGillianはラインナップから外されたりしていて、もう何年も前から廃盤になるのでは…とドキドキしていたんですけど!!!!私にもっと布教力があれば…とか悔しさで地団駄踏んでます。まあ多少布教出来たところで変わらんかもしれんけど!!!
せっかく魅力的な子なのでいつかまた限定なりベーシック復帰なりで姿を見られるといいな~と願わずにはいられない。Gillianは…いいぞ…。
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