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【CROBI Yeon-Ho】大体いつも思い出という名の安酒に酔ってる

もう12月が始まって今年が終わろうとしてるらしい。
恐怖を通り越して最早無。
暖房での乾燥がすごいので日々喉にエグい累積ダメージを感じている、そんな今日この頃です。



今回は少し前にお迎えした子、
二人をご紹介しようかなと思って筆(キーボードだけど)を取った次第です。

いろいろ理由があって嬉しいはずのお迎え記事にしては
びみょ~~~なテンションなんですけど。
いつもに増して完全に自己満自分語りなんですけど。
まあ暇で暇で死にそうな瞬間のつまみにでもしてくれたら幸いです。

わーーー!!!きゃーーー!!!!となっていないのは
一人はオーナーなりたての本当に昔から知っている子なので。
なんか自分の中のテンションが「久しぶり~!」くらいの、親戚に会った感じのテンションであることと。

もう一人が、一度里子に出してしまったのに我が家に帰って来てくれた子だからです。

たぶん理由としては後者の方が圧倒的に比重が大きい。
帰って来てくれた子は二人目なんだけど、
相変わらず一体自分がどんな顔をしているのかわからない。

心の中に閊えたままになってる感情を言語化して
少しだけ思い出に浸ってみて
そうして身体から出しきる事で
もう一度ちゃんと向き合う為にこれを書いている、みたいな部分がある。

という訳でいつもに増して今回はただのでかい独り言。
画像も既にTwitterに載せてる物のみなので、私の思い出語りだけの記事です。



まずは一人目。

オーナーなりたての頃くらいにリリースされ、
よんほスキーとして憧れてはいたものの、
当時は六花たちをお迎えしたばかりだった事もあって手を伸ばせなかった子と、約10年越し程かな?ようやくご縁がありました!

Yeon-ho soft white limited A

【玉章-たまずさ-】

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まだちゃんと写真はあまり撮れてないので少しだけ。

実は彼、それこそオーナーなりたての頃から同じよんほ好きとして仲良くさせて頂いてた友人宅の子だったりする。

私は「名前」を最初にその子にあげられる最大級の愛情表現、プレゼントだと思っています。
なので本当だったら元の名前を知っている子であっても、我が家の子になるなら名前を全然別の物に変えるところなんだけど。
そこはやはり10年近い付き合いて育まれたイメージ強しという感じで…。

私の中での彼って、我が家に来てもやっぱり変わらず、ただの「Yeon-ho soft white limited A」ではなくて。
実際に顔を合わせてみても、今も昔も同じく「たまちゃん」だったんですよね。
たまちゃんのまま、所属だけがうちに変わったという感じ?

例えメイクが唯一無二ではなくても。
見慣れた顔を見たら「ああ、〇〇くんだ」と思ってしまうというか。
そういう、個人的な思い入れによるフィルターだとか。前のオーナーとの歴史故の真っ白ではない器、独特の自我のような物を彷彿とさせる存在感?

真っ直ぐうちに来てくれてうちしか知らない子の可愛さというのも筆舌尽くし難いのだが。
自分とは違う匂い、自分では選ばない色、そんな物を感じさせてくれるのが里子として来た子の面白いところで、愛おしいところだなぁなんて、こういう子を見ると改めて思ったりする。

そしてそれは、その歴史と縁の繋ぎ方は、この子の個性であって無理矢理打ち消すのはちょっと違うんじゃないかなぁ…と感じたので。
なので今回は名前を付けるにも「たまちゃん」って呼べる名前にしたいと、それを第一に考えて名前を考えました。

そんな感じで、たまちゃんって呼べる名前…名前…と考え続けて(元が綺麗な意味の名前だったので、うちでも品のある言葉から選びたいなぁとも思った)選んだのが「玉章(たまずさ)」

手紙、消息、使者。
そんな感じの意味がある言葉なんですけど。

彼をうちに招くきっかけになったのが、お相手から直接私宛に連絡を頂いたことだったんです。

うちにいる恵知華っていう名前のよんほも、同じく直接連絡を頂いてお迎えに至った経緯があるんですけど。
自分の子を手放すという時に、私の事を覚えていてくれて、思い出してくれて、選んでくれて、直接連絡を頂けるって、すごく光栄な事だなぁって思っている。
それに見合うようなオーナーであるかはまた別としてね。

だから私にとってその貰った連絡はとても尊いものであったし(もちろんいろいろな理由でだいぶ悩みはしたんだけど)その家にお迎えされた時から画面越しに見ていた彼をその思い出ごと我が家に迎え入れたいと感じて、他の家に行って欲しくないと思って、決意して、是非うちに思ってした返事は私にとって彼への恋文みたいなものだったですよね。

あとドールオーナーとして誰かと繋がりを持つからには、ドールがその人の象徴の一つと言いますか。
その子の姿って、オーナー自身を映す鏡のようなもので。
撮った写真を振り返る行為ってタイムカプセルを掘り起こすような気分になる時がある。
すごく気分が乗ってて楽しく遊んでる時の写真って、何年か後でも振り返って見ると自分でもドールたちが活き活きとして見えるし。
ああ、きっとこの時はこういう事がしたかったんだろうな〜って気付いたり。
単純に元気がなくていつも以上にいろんなところに手が行き届いてない様が見て取れたり。
扱いに悩んでるのがヒシヒシと感じたり。
なかなか写真自体撮れていない時期があったり。
同じ子の写真を眺めているだけでも、情報量がすごくて。

せっかくこうやって我が家に来てくれて、画面の向こうの遠い憧れから私の子になってくれたたまちゃん。
これからは未来の私だったり、ありがたいことにこんな辺境の村の弱小オーナーの事を見てくれてる人だったりに。
「私は今この瞬間、こんなに楽しいんです」とか。
その存在そのもので、そういう私のいろんな気持ちを送り届けてくれるような。
そういう子になってくれたら、そしてそういう関係になれたら良いなぁ、なんて思ったりしてこの名前にしたのでした。

その前にボディ用意してあげなきゃなんですけどね〜!
とりあえずデフォルトのCROBIボディ付けてるんだけど、古い子なので余計にゴムも緩くて立てない立てない。

なので現状写真撮る間も座りっぱなしでね…。
早く新しいボディを…と思ってるんだけど、それなりに黄変もしてるだろうしどこのが良いだろう?新品で買う?それとも色差を考慮しあえて中古で探す?とめちゃくちゃ悩んでる。
なにせ白肌の子自体がほとんど扱ったことないもので…。
色味がいまいちわからないんですよね…。
とりあえず今別の子の為に注文して届くの待ってるmiracledollさんのところのボディは一番真っ白な肌色なのでたぶん合わないだろうなぁ…。
色味を調整してくれるって言ってたdollLegendさんのボディも、取り扱いがなくなったり値段表示がおかしかったりで少し前からなんだか怪しい感じなので使えなさそうな気がするし。
今度問い合わせてみようとは思うけれど…。

うちそれなりに大きい子が多いし、うちにいる年下の子たちより身長低いのはなんとなく抵抗があるので出来れば68cm前後は欲しい感じなんですけど。
ボディもそう気軽にポンポン買えるもんでもないので悩んじゃうね。
POPODOLLの白肌とかどんな色なんだろ?
こんな時に近くにいろんなメーカーの子見られる店舗があればいいのにな〜と思うけど、残念田舎の民に希望はない。

まあゆっくり考えよう…。
焦っても何も良いことはないからね。
納得の良く最良の結果に辿り着けるように。
過去に引っ張られ過ぎないように。
のんびりのんびり、一緒に歩いた跡を残していけたらと願っている。





続いてはこの子。

Yeon-ho custom make

【灰羽-はいばね-】

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彼が一度私が里子に出し、今回たまちゃんを連れて戻って来てくれた子です。

里子に出した事について特に言い訳することはなくて、
ただ私の身勝手な理由と都合と勝手な感傷。
それだけの話。

最初にお迎えした時、なんて無口な子だろうと思った。
他の子はどんな声で、どんな事を、どんな風に話しそうな子だ、というのがイメージとして頭に浮かぶんだけど。
この子は最初に迎えた時から実に無口で無表情で、
話している姿が想像し難い子だった。
それはきっと私の想像力の「限界」みたいなものだったんだろうと思う。

何年かぶりに再会した彼は相変わらず、我が家にたくさんいるYeon-hoの中でとびきり無口で、無愛想で、何を考えているか想像が出来ない顔をしていて。
自分の成長のなさに嫌気がさすと同時に、最後にうちの子として顔を見た時から何も変わってはいなくて安心もした。
あの日転んで蹲ってた同じ場所、同じ日付、同じ時間に戻ってまた歩き始めるチャンスを手に入れたような、そんな気持ちになったから。

ちなみに稀に勘違いされるんですけど「灰羽(はいばね)」って名前は某排球漫画からではないです(名前付けただいぶ後というかこの数年の間に初めて読んだので同じ名前のキャラいてびっくりした)
基本普段は辞書引いたりいろんな言葉や漢字の意味を調べたりしながら考えるんだけど、この子は珍しくモチーフにした元ネタ(という程でもないかもしれないけど)があって、それはこの名前の入ったもう20年近く前のとあるアニメの方。

意味として与えたかったのはシンプルに一言。
「人間」

白でもなければ黒でもない。
善でもなければ悪でもない。
天使でもなければ悪魔でもない。
羽はあっても空は飛べず。
私と同じく地を歩く。
ありふれていて、でも唯一無二の存在。
そういう風になって欲しかった。

とびきり無口で無愛想。
家に来た瞬間から比較的個性が強めな子が多い里子お迎えの子にしては珍しく…なんというか背景が見えず、幽霊のように静かで、まだ空の器のような印象を受けた子だったので。
オーナーとして何かを与えて、いろんな姿を引き出して、活き活きとした姿を見たかったし、何者かにしてやりたい。
そう思って付けた名前だった。

結局は叶わないまま、自分の都合で一度手を離してしまって。
そうしてまた自分の都合で呼び戻して。
振り回し続けて今に至るのだけど。

ウェット的な発想で言うと本当に情けないしお恥ずかしい話だなと思うんです。
一度手放しておいてまた迎えるのは。
里子に出した子の事が今も大好き、変わらず大切に想っているなんて綺麗事を並べたところで、結局は手放したという事実は消えないわけで。
今更合わせる顔がないというかなんというか。
本当に今度は挫けずに付き合って行けるのか自分を100%信用出来ない面もあるというか。

でも往生際の悪いオーナーなので望んじゃったんですよね。
一部の子を手放す事を決めた時にあった私の中の身勝手な理由たちが数年かけてようやく解決して、また趣味を楽しむ余裕が出来て。
そうしたらまた、君に会いたいなぁって。
また、私の子になって欲しいなぁって。
本当にたくさん振り回して、ごめんね。
ごめんなさい。


家に帰って来てから、一度全部この子に対する考えをリセットしてみた。
そうそう簡単に出来ないから、するように努めた、が正しいけれど。
まず今までなら被せなかったウィッグに変えてみた。
前は完全に理想や変な拘りに囚われていたけれど。
君が似合う色、思ってたのと全然違った。
私は本当に何も見えてなかったと実感する。
昔自分から放り投げてしまったはずのそれに気付く機会を貰えた事に今は感謝しかない。


またこの家に帰って来てくれて、ありがとう。


もう一度だけ、君を理解する為のチャンスが欲しい。
例えば他人に認められるような技術やセンスのあるすごいオーナーにはなれないかもしれないけど。
君を世界で一番活き活きした顔で撮れるのは私なんだと自惚れられるくらい、一緒に幸せな思い出を作れるようなオーナーにはなりたいな、私は。

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