見出し画像

【BLOOD WOOD 欲-YU-】水面に揺れる月へ、愛を歌う

クリスマス・イヴにメイクの旅に出ていたくぅちゃんが帰って来たよぉ~~~~~~!!!ってことでお披露目。

この年でサンタは来ないし特別な食事を用意してるわけでもないし朝から普通に仕事だし、っていう私なんですけど彼が帰って来たおかげでクリスマスは最高の気分な1日になりました!!!!
ドールすごい。
ただそこに存在するだけで私のQOL(生活の質)が爆上りする。

画像3

憧れのオリジナルデザインの箱~!!
もうこれ見ただけでワクワクしちゃう。

今回のメイクはchino様(@cotedeto00)にメイクをお願いさせて頂きました!(Twitterのハッシュタグ#S_chinomakeでもどうぞ)
一緒にchino様が撮ったうちの子写真も入れて貰ってにっこにこ。
写真立てに入れて飾っておこうかと思う…いやでも台紙も可愛いから台紙ごと何かに入れて飾ろう…。

画像4

世の中にマスク美人は溢れてるらしいですけど、目元がまだろくに見えてない状態で鼻から下だけで美人確定一目惚れさせる奴なんておるか???
って思ったんですけどいました、うちの子です。

この段階でぷるつやの唇と牙の可愛さに「はわぁ~~~~////////」って恋しちゃった。罪な男である。

画像1

ちなみにこれが元のお顔。
ホワイト肌に白い背景になっちゃったので、わかりやすくするため都合により下の新しい写真とは明るさ等違うのはご了承ください。


今回はせっかくのホワイト肌&chino様がアルビノ系メイク解禁ということで、アルビノメイクでお願いさせて頂きました。

下からがメイク完成のヘッドです↓↓

画像2
画像5
画像6
画像7


美、美ィ~~~~~~~~~~~!!!!!!


360度どこから見ても可愛いんだけどすごくないですか??
うちの子すごいんですよすごい可愛い(納得)

メイクの進捗写真貰う度に興奮気味に気持ち悪い長文喜びDMを送りつけたりしていたんですけど実物は破壊力が違うね。
あまりの輝きにあと一押しで眼鏡が割れるところだったわ。
レンズ割れるどころかフレームも折れ曲がるレベルやぞ。

今回、メイクの内容としてはまず具体的な部分としては

①目元に視線が行くようなメイク
②唇は赤過ぎずアルビノに合った控えめな表現
③目元はキラキラさせたいのでパール+光の加減で青紫に輝く色も追加
④牙は悪目立ちしないよう描き込み過ぎない
⑤眉は優しげに見える角度で

この辺で、細かい部分はおまかせ!という感じかなと。

ちょっとメイクに対する個人的な思いとか狙いとかは後で見て欲しいので、先にお顔の写真をあげちゃおうかな!

改めまして、BLOODWOODの欲ーYUーヘッド。
「空明(くうめい)」くんです!


画像8
画像9
画像10
画像11


信じられないくらい可愛くない??????????
誰が信じても私はこんな可愛い子がうちにいるのがまだ信じられないんですが????は??????みたいな気持ちです。

唇もね~オープンマウスで可愛いんだ~~~~。
今度舌とか作ってみたいね…。


あ、ちなみに写真が完全に顔写真&差分って感じなんですけど(いつもの事と言えばそう)実は頼んだボディがまだ全然届いてなくてですね…。
うちに色の合う男子ボディがないのでいろいろ全力で隠しながらの撮影になっちゃってるから本当に早く来て欲しい。
弟の蓮くんともちゃんと写真撮りたいけど今のままでは出来ないので…。
もっと早く頼んでおくんだった…まあこの子のお迎え決めた時点で注文してもたぶん今年中に届かないレベルで納期が今かかるらしいから仕方ないんですけどね…!!!
ページに記載してある情報鵜呑みにしないで先に納期確認しておくんだったな…と反省中です、みなさまも注文した後に納期2~3ヶ月って書いてあるけど本当は納期10ヶ月~1年待ちでした、とかにならないように気を付けてください☆彡
まあ…納期かかってもこのボディがいいな~とは思ったのでどのみちいつかは注文はしたんだろうけど…。




そしてここから下は個人的なこの子に対する思いとかメイクに望んだものとか、その辺を好き勝手語る長文ゾーンなのでお付き合い頂ける方だけお願いします、もう写真はないです↓

これ言っちゃうとこの造形を好んで選んでおいて何言ってんだこいつって思われそうなんですけど。
希望としてはまず、一番最初に牙よりも目元に意識を持っていくような雰囲気にしたい…っていうのが強くありました。
何故かと言ったら

「異形ドールだからこその不気味な容姿が好き!」

って感じではなく、そういう所謂「性癖」での好きではなく、この牙をあくまで「個性」として見る人に認識されたいっていう願望があったんですよね。

例えばアイホールが大きくて目がぱっちりしてるか、切れ長か。
唇がぽってりしてセクシーか、薄めでクールな印象か。
そういう事と同じような温度で、この特徴をただこの子のお顔の個性として認識して欲しいなと。

そう認識を前提とした上で「牙が素敵」と自分自身思いたいし思われたいというか「普通の人型のドールでも可愛いけど、この個性的な口元がスパイスになって更に良さを引き出してる」なって。
そういう風に思って貰えるような子になれたらいいし、なにより自分がそう思えたらいいなってすごく思ってました。
帰って来る順番は前後したが、彼が初めてお迎えした異形ドールだったのもあって他の子たちと変な意味でカテゴリーが分かれて欲しくないというか。
この後はみんなと普通に一緒に暮らしていくので、悪い意味で「特別」になって欲しくなかった。

だから顔を見た時に、恐ろしさや不気味さを感じてしまうような顔にはしたくなかった。
真っ先に他の子と違う「牙」に目が行くメイクよりも、目元にまず意識を持っていかれて、全体を見て、そうして牙に気付く、みたいな視線誘導を狙えないかと考えていて。
強烈な個性を持ってる口元から最初のほんの一瞬で良いんです、視線を奪ってしまえるくらいに最高に美しく素敵なアイメイクの子に…って考えれば考える程、私の中で適任はchino様しかいなかったので「この子は絶対何年かかってもchino様にメイクして貰いたいんだ~~!!!頼む〜!!!!」ってめちゃくちゃ願掛けしながら抽選したら今回運良く当選してヒィーーーハァーーーーーーー!!!!!!!!!やったぜ!!!!!!!!!!!!と喜びのあまり陽気に踊り出しちゃったよね。
実は今のじゃない他のアカウントでも応募したりしてた事あるんですけど一度も当たった事なかったので当たって2度見どころか5度見くらいして腰抜かした。
実は1文字違いの別のアカウントなんじゃないの?って翌日も見たけど私だった。やったぜ!

あ、真っ先に牙に視線を持っていかれたくない、とは話したけれど、もちろん牙を否定しているわけじゃなくて(当然私はそれが可愛くてお迎えしたので)一番愛しい部分だからこそ、そこをあえて「この子はここがこんなに個性的なんです!」と全面的にぶら下げて武器に使いたくない、押し売りしたくない、みたいな?なんかそういう気持ちなのかと思う。
うまく言えないけれど。

そんな風な思いを伝えてメイクをお願いしたんですが、結論としては本当に本当に心から理想通りの子になって帰って来てくれました。

顔だけじゃなくて表情、仕草、声、話し方。
いろんなイメージが他の子をメイクに出す時以上にもうかなり固まっていた子だったんですけど。
私の頭の中に住んでいた子が、そのまま人の形を得て目の前に現れたのかと思った。

私の腕が悪いのでなかなか綺麗に撮れないんですけど、光の加減や角度で青紫に変わるシャドウ。
その中でキラキラ光るパールは世界中の星を集めたみたいに綺麗。
願った通りに美しい目元のメイク、何時間見てても何日見ていてもこの先何度見ても飽きない。
それぞれの子に好きな顔のパーツ、好きなメイク部分ってあるけれど、きっとこの先もこの子と顔を合わせる時はまずこの美しいアイメイクに彩られた瞳に私は強く吸い寄せられてしまうんだろうと確信する。

ピンクに染まったエルフ耳。
男の子なので女性的になり過ぎない控えめな色使いながら艶のある形の良い唇。
白くて美しい肌。
そして何よりもこの印象的な瞳。
もし彼が人型のドールであってもそれだけで十分過ぎる程美しいのだけれど。
その中にある異質さ。
美しさや優しげな表情、儚さのイメージが強いアルビノの雰囲気とは一般的には相対するかもしれない力強く並ぶ大きな牙を目にした時、私はなんとも言えない昂りを感じる。

彼を見ると美しい旋律の中にあえて入れられた、計算ずくめの不協和音が人の心を掴み稀代の名曲が生み出される瞬間に立ち会ったような。
そんな素晴らしい感覚がある。
もうこの子は存在が音楽なんですよ。
音符の一つ一つ、音の強弱、長さ、重なりはもちろん、休符にも全部意味があって、どこか一つを切り取ったとしても美しいけど全てが揃う事で世界が何倍何十倍にも広がってここに完成し、そして彼と出会う事でまたその先に新しく何かが始まっていくような。
私にとってこの子はつまりそういうモノ。
音楽であり、物語が具現化したような存在。

私はそれを生み出すような技術はないけれど、これから彼という物語と一緒に歩いてその可能性を押し広げ、彼という音楽に寄り添い楽しく歌を唄う、そんな存在でありたいのです。


どこも削る訳でもなく、隠す訳でもなく、ただ生まれたままの姿を、繊細な技術によって最高の彩りを添えられた。
それでこんなにも美しいと思える子がここにいる。

少しばかり他の子と違う個性を持って生まれたけど。
実際にメイクをしたら怖がられるような見た目になっちゃうかな?とも迎えたばかりの時は心配した瞬間もあったけど。
でもこうやって理想通りどころかまだ少しボヤけていた部分の輪郭までも補完する勢いで最高のメイクをしてもらった事で、顔を見た時にこの子は絶対にとびきりの美人になれるんだ!と信じた自分の感性はもちろん。
ありのまま、この子はこの子のままで美しいのだ、と最大限の肯定をされたような気分になる。

余談ですが、この子の存在を知ったきっかけもメイクを担当して頂いたchino様でした。
たまたまドール復帰した頃に別のBLOODWOODの子(その頃は名前MUSEN DOLLだったのかな?)のメイクを見て、こんな面白い造形の子がいるのか!とメーカーさんを調べて見て。
そこで出会ったのが口元と額に牙の生えた牙っ子たちだったんですよね。
今まで人型のドールのみで、造形レベルで異形系のドールは迎えてこなかったんですけど。
この子達は思いがけず一目惚れ。
そうして私にこんな素敵な子と出会わせてくれた方にメイクを頼む事が出来たという巡り合わせ、なんかちょっと感動しちゃう。

なかなか勇気が出ずに注文を迷ってた時期にショップのさしより。様の所に即納で白肌のこの子がやって来たのも本当に神がかったタイミングだったなぁと思っている。
白肌の子なんて全然お迎えした事なかったから、あんなきっかけでもないと安全に普通肌にしてたかもしれないので…。
アルビノの子っていう構想も浮かばなかったかもしれない。
あとは単純に手元にいなかっただろうからメイクオーダーの抽選にも参加出来てなかったと思うんですよね。

彼はいろんなたまたまの出会い、偶然が重なって、繋がって、全てのタイミングが噛み合って、奇跡的に今我が家に存在している子だと思う。
本当に、人生とは「縁」だ。
彼に関わる全ての存在に、心からの感謝を。



くぅちゃんに出会えて良かった。
あなたに出会わせて貰えて私は幸せ。
きっと明日や明後日、その先はもっと幸せ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?