【ポケモンSVダブル】こだわりトルネウーラ【PJCS2024本戦最終27位/R1597】
【はじめに】
こんにちは。HNちゃんなーと申します。
PJCS2024本戦にて64位以内に入りライブ大会の権利を獲得した構築について紹介します。
【結果】
ちゃんなー 13-6 R1597/最終27位
ノギネン 爆死...
【構築経緯】
トルネロス+水ウーラオスの軸を第一回、第二回の予選で使っていたこともあり、練度を考えてこの軸からスタートすることにしました。
ちょうど軸を決めたタイミングで4/5のEUICでWolfe選手やMarco選手がトルネロス+水ウーラオスを軸とした構築を使っているのを観測。
構築のパワーの高さで相手を制圧する本来の動きも可能でありつつ、トルネロス+水ウーラオスの軸が苦手とするタケルライコ+ゴリランダー+ガオガエンを軸としたスタンダードパーティ(いわゆるJapan Balance)に対してもサイクル戦で抗える点を評価してこの構築をアレンジしたものを本戦に持っていきたいと考えました。
化身ランドロスはモロバレルやトルネロスのようなポケモンを使うことで行動保障を持たせながら超高火力を相手に押し付けられる点が魅力的です。しかし、繊細な動きを必要とする点で難しい思っていました。
そこでこだわりハチマキを持たせた霊獣ランドロスを使えば高火力を確保しつつ、トルネロスと並べてじしんを打つような動きで相手次第では簡単に崩壊させられる点がBO1向きで強いのではないかと考えました。実際、中低速中心のパーティやトリックルーム系統に対して十分な役割を持たせられました。
化身ランドロスにも全体技でねっさのあらしがありますが、命中不安なのであまり使いたくありません。(トルネロスでこがらし振り回してる人が言うことではない)
その他5体には納得しており、環境に存在する並びに適応できるように細かい持ち物や技、テラスタイプをアレンジして本戦にて使用することにしました。
【コンセプト】
・高火力の押し付けと最低限のサイクル性能の担保
・構築の対応幅の広さを活かして相手に合わせた選出・立ち回りを行う
【個体解説】
① トルネロス
運用
S操作枠兼アタッカー
詳細
・きあいのタスキ:
努力値を火力に回しながら行動保証も確保したいので採用。
・ゴーストテラスタル:
あまり使いませんが、主にカイリューのしんそくやねこだましを透かすために使います。
・こがらしあらし:
威力の高い全体技で当てれば強いので採用しています。第一回、第二回予選では外しが予選落ちに直結しましたが、本戦では必要な時に全て当ててくれました。最高のパーティゲーム技。
・あまごい:
水ウーラオスの強化や天候パ対策に。
・まもる:
追い風ターンの管理や盤面整理のために多用したため、個人的には必須級の技です。しかし、
追い風ミラーに弱くならないようにこわいかおやこごえるかぜも候補に挙がります。
② 水ウーラオス
運用
高火力アタッカー兼スイーパー
詳細
・こだわりスカーフ:
処理が厄介なパオジアンやSブーストでないハバタクカミ、トルネロスなどを上から処理できるために採用しています。追い風ミラーで少しでも不利にならないようにするためにも必要です。
・みずテラスタル:
高火力のすいりゅうれんだを上から押し付けたいので採用しています。モロバレルで介護することもできるため、耐性テラスタルよりも優先度が高いと感じています。
・アイススピナー:
処理が難しいカイリューを奇襲するために使います。
③ ハバタクカミ
運用
高火力アタッカー兼スイーパー
詳細
・こだわりメガネ:
Wolfe選手はブーストエナジーで特攻を上げていましたが、まもるが使えるよりもさらに高火力にしてリーチを広げたかったことや準速パオジアンの上を取りたかったことからこちらを選択しました。
・ほろびのうた:
自爆寿司などのギミック系と本戦で万が一当たった時のために入れています。本戦ではほとんどいませんでしたが、めいそうタケルライコの処理ルートの一つでもあります。
④ 霊獣ランドロス
運用
トリックルーム系統や晴れ系統への崩し
詳細
・こだわりハチマキ:
前述の通り、中低速中心のパーティやトリックルーム系統に対してじしんを打つことでアドバンテージを稼ぎやすくしてくれます。
・はがねテラスタル:
イエッサン♀+ブリムオンorテツノカシラやパオジアン+水ウーラオスの並びに対して使いたいです。みずテラスタルにしていないのはパオウーラの裏にいるゴリランダーのグラススライダーで縛られてしまうためです。
・じたんだ:
じしんを打つと味方を巻き込んでしまう場合に使います。
・いわなだれ:
主にトルネロスに対する打点です。
⑤ モロバレル
運用
アタッカーのサポート、ゴリランダー対策
詳細
・オボンのみ:
長く生存してほしいので持たせています。
・フェアリーテラスタル:
主にめいそうタケルライコを完封したい時に使います。耐性として弱点を突かれにくいのも優秀です。
・ヘドロばくだん:
ゴリランダーやきのこのほうし対策でくさテラスタルしてきた相手に対して有効打となります。
威力も高めなので等倍相手にも十分な削りを入れられます。
⑥ ガオガエン
運用
サイクルパーティに対しクッションとしてサイクルを回せるようにする
詳細
・ぼうじんゴーグル:
モロバレル入りのサイクルパーティを意識して採用しました。ゴツゴツメットにすれば主に水ウーラオスの処理が多少楽になるので候補でしたが、保守に入りました。
・くさテラスタル:
水ウーラオスのすいりゅうれんだに耐性を持たせつつ、スタンパから選出されやすいタケルライコ、ゴリランダー、ハバタクカミから致命的な打点を持たれないようにできる点を評価して採用しました。
【選出】
レギュFも終わるので細かい立ち回りは割愛します。どうしても気になる場合は連絡ください。
基本選出
先発:トルネロス+(アタッカー)
後発:(アタッカー)+モロバレル
この選出をベースにしています。
vs トルネウーラブリジュラス(ベテパ)
先発:トルネロス+モロバレル
後発:ハバタクカミ+水ウーラオス
vs Japan Balanceやその類似系
先発:ハバタクカミ+ガオガエン
後発:水ウーラオス+モロバレル
vs おいかぜ+イーユイ系統
先発:トルネロス+ハバタクカミor霊獣ランドロス
後発:水ウーラオスorモロバレルorハバタクカミから2体
※立ち回りが不安定
vs コータス入り晴れパーティ
先発:トルネロス+霊獣ランドロス
後発:モロバレル+ハバタクカミ
vs 雪パーティ
先発:トルネロス+ハバタクカミ
後発:霊獣ランドロス+ガオガエンor水ウーラオス
vs トリックルーム系統(ガチクレセ以外)
先発:トルネロス+霊獣ランドロス
後発:ガオガエン+モロバレル
vs ガチクレセ
先発:ガオガエン+モロバレル
後発:(通りのいい2体)
vs Gサンダーディンルー
先発:トルネロス+水ウーラオス
後発:霊獣ランドロス+モロバレル
【最後に】
最後まで読んでいただきありがとうございました。PJCSのライブ大会はこれで3年連続になりますが、ゲーム部門の出場は2年ぶりなので本当に楽しみです。レギュGも全力で取り組みます!
本戦にて同じ構築を調整し、使ってくれたノギネン(@noginen_)ありがとう!!
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