【俺ガイル】比企ヶ谷から学ぶ間違った他者貢献
こんにちはアンノウン村上です
今回はアニメ【やはり俺の青春ラブコメは間違っている】の主人公比企ヶ谷八幡から学ぶ間違った他者貢献というテーマです
私はよく他者貢献をして自滅している人を多く見かけます。
それは多くの人が他者貢献の本質を理解していないからだと私は考えます。
もしかすると、今この記事を読んでくれているあなたも自分は他者貢献を一生懸命しているのに、なぜいつまで経っても報われないのだろうかと、日々頭を悩ませているのではないでしょうか?
この記事では他者貢献をした上でかつ、自分自身の人生も幸せにするためのきっかけを提供します。
読み終えた時、あなたの心が晴々とした晴天になっていることをお約束します。
俺ガイル「ネタバレ注意」
・他者貢献=自己犠牲ではない
「他者貢献をして他者の喜びを自分の喜びとして捉える。それが幸せな人生を歩む一番の近道だ!」
私は沢山のビジネス本、自己啓発本を読み、さらには沢山のセミナーに通う中でこの言葉を沢山聞いてきました。
アドラー心理学で有名な「嫌われる勇気」という本でも「共同体に貢献していると感じられる時に、自分に価値があると思える」とアドラーは言っています。
この考え方には私も深く共感しています。
しかし、この他者貢献という言葉の本質を本当に理解して行動できている人はどれくらいいるのでしょうか?
仮にもし、他者貢献の本質を理解した上で行動ができているのであれば私の周りで他者貢献をして報われないなんていう人はいないはずです。
自分の時間と労力を売ったにも関わらずリターンが帰ってこない、そしてこれが正解なんだ、いつかは報われる!と自分に言い聞かせて他者に搾取され続ける人生を歩むのはとても寂しいではありませんか。
ここで一旦、俺ガイルのシーンを2つ見ていきます。まずはシーズン1のエピソード12を見ていきましょう。
委員長挨拶でうまく喋れず、屋上で佇んでいる相模南(さがみ みなみ)を連れ戻すために説得しようとする比企ヶ谷の発言です。
比企ヶ谷「はぁーあ、本当に最低だな。相模、お前は結局チヤホヤされたいだけなんだ。
かまって欲しくそういうことやってんだろ。
今だって、そんなことないよって言って欲しいだけなんだろーが。
そんなやつ委員長として扱われなくて当たり前だ。」
相模「なに言って、、、。」
比企ヶ谷「本当は雪ノ下みたいになりたかったんだろ。あんな風に誰かに認められて、求められて、頼りにされるような人間に、だからインスタントに委員長という肩書を貼り付けた。
逆に誰かにレッテルを張って見下すことで自分の優位性を確認したかった、それがお前の言う成長の正体だ。
みんなたぶん気付いてるぞ、お前のことなんてまるで理解していない。
俺がわかるくらいだ!」
相模「あんたなんかと一緒にしないでよ!」
比企ヶ谷「同じだよ、最底辺の世界の住人だ。
よく考えろよ、お前に全く興味のない俺が1番早くお前を見つけられた。
つまりさぁ、誰も真剣にお前を探してなかったってことだろ。」
この後、比企ヶ谷は近くにいた葉山に胸ぐらを掴まれ、「比企ヶ谷少し黙れよ!」と言われます。
そしてシーズン2のエピソード1の初めに比企ヶ谷が「ほら、、簡単だろ。誰も傷つかない世界の完成だ。」と呟きます。
シーズン1/エピソード12
シーズン2/エピソード1 参照
次に俺ガイルシーズン2のエピソード2のシーンです。
比企ヶ谷、雪ノ下、由比ヶ浜の奉仕部は最初に戸部に海老名さんが好きで付き合いたいから協力してほしいと言う依頼を受けます。
しかし、その後海老名が奉仕部の部室に来て戸部や、葉山達との関係をこのままにしておきたい(戸部からの告白を阻止してほしい)から協力してほしいという依頼を受けました。
ここで比企ヶ谷が撮った行動は自らが戸部の前で海老名に告ることで海老名の口から「今は誰とも付き合いたくない」という言葉を聞き出し、あたかも自分が振られたかのように演じました。
シーズン2/エピソード2参照
これによって戸部は直接海老名に振られず、傷つくこともなく海老名の本心を聞き出すことに成功し、「今は」という海老名の言葉に再チャレンジの可能性を見出しました。
そして海老名は戸部を傷つけることなく自分の本心を戸部に伝えることができたとともに、今の関係を維持することに成功しました。
勿論、比企ヶ谷は本気ではありません。
海老名も比企ヶ谷の演技には気付いていました。
さてここで、、、。
この比企ヶ谷がとった行動ですが、比企ヶ谷本人は自己犠牲をしたつもりはありません。
しかし、周りからは自己犠牲をしたように見え、その後雪ノ下と由比ヶ浜から指摘を受けます。
この時は比企ヶ谷本人は傷ついてなかったかもしれませんが、この行動は普段から比企ヶ谷がやってきた自己犠牲によって他者を救うというマインドセットがあったが故の結末と言えるでしょう。
この俺ガイルのシーンで私が伝えたいことは他者貢献とはあくまで、自分の幸せありきの他者の幸せだということです。
自分の人生を幸せにする事がゴールで他者貢献とはその手段でしかないということを覚えておきましょう。
・与える人を選ぶ判断軸
他者貢献=自己犠牲ではないという考え方の土台を手に入れたら次は誰に他者貢献をすれば良いのか、を考えましょう。
最も大切なのはどのように他者に貢献をすれば自分が幸せになれるのかを考える事ともう一つ、誰に対して他者貢献するべきかを考える事です。
成功者と言われる人は出来るだけWIN-WINな関係を理想としていますが、それと同時にこの人には自分の労力と時間を提供する価値があるのだろうかと考えます。
例えWIN-WINな関係が築けてもそれが続かなければ意味がないので自分の事しか考えない人とは例えWIN-WINな関係になるとわかっていても決してその人に何かを与えようとは考えません。
あなたが本当に幸せな人生を歩みたいなら、どうすればお互いWIN-WINな関係が築けるのか、そしてどのような人に与えていけばいいのか、この両方をバランス良く判断していきましょう。
まずは自分自身を人間関係の軸に置いた時自分が本当に幸せにしたい人、大切に思っている人を考えます。
そしてその人達をまずは幸せにする事を考えてみてはいかがでしょうか。
自分が本当に幸せにしたいと思っている人達だけを幸せにできればそれだけで人は幸せな人生を歩めると私は信じています。
残念ながらあなたが思っているほど世の中良い人ばかりではありません。
自分のためなら他人を蹴落としてでも利益を得ようとする人は少なくないのです。
そんな不逞の輩のために自分の人生を台無しにする必要はありません。
自分が心の底から大切にしたい、幸せにしたいと思える身近な人に焦点を当て、自分自身の人生を幸せにしていきましょう。
・最後に
ここまで読んでいただきあなたの心が少しでも軽くなったのであればこれほど嬉しいことはありません。
他者貢献することは本当に良いことです。
私も日々読んでくださっている方に少しでも貢献できればと思い記事を書いています。
自分の人生は自分自身でしか幸せにすることはできません。
この記事をきっかけにあなたとあなたの身近にいる人が幸せな人生を歩んでいけることを心から祈っています。
アニメ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
著者 渡航
アニメを見ることが私の生きがいです。 これからも皆さんにたくさんのアニメと出会うきっかけを 作っていきます😊