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2022年を振り返って

2023年になりました。去年は2022となんだか語呂の良い年だったので、まだまだ今年に慣れていません。早く2023年を始めなくては。

2022年は、それはそれは、ものすごい1年だった。
大切な人が苦しんでいる姿を、見続けた年だった。

自分の悲しみや苦しみは、どうにか、なんとか、耐えられる。
だけど、大切な人が暗闇にいるのを隣で見ているのは、
とても歯がゆく、同時に自分の無力さをひしひしと感じた。

こんなときでも、私を救ってくれたのは本だった。
静かに私に身を委ねてくれる文章たちを、私は自分の好きなように解釈した。
著者には大変失礼な話だけど、それは自分が心地よく生きていくために必要な行為だった。

沢山の本に囲まれて導き出した結論は
「人を変えることはできない。その人が頼ってきてくれたときに、多くの選択肢を与えられるように準備をしておく」ことだった。

今も心が折れそうな時に、この言葉を思い出すようにしている。
彼が少しでも生きやすいような世界の選択肢を、少しでも多く与えられるように、私は今日も本を読む。

今年も会えて嬉しかったよ。いつまでも生きていてください。
ただ、それだけです。

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