読書記録2019年

前記事に続き、今回は2019年に読んだ本です。前記事で定義するのを忘れていましたが、このリストの中には、講義のために読んだ本は含めていません。読書記録に掲載する本は、一冊まるまる読み終えた趣味本、とでも言えばいいのかな。

2019年読書記録

架空の球を追う / 森絵都
☆うつくしい人 / 西加奈子
☆かぜのてのひら / 俵万智
☆チョコレート革命 / 俵万智
きいろいゾウ /西加奈子
女たちは二度遊ぶ / 吉田修一
キッチン / 吉本ばなな
モーリス / フォースター
☆横道世之介 / 吉田修一
続横道世之介 / 吉田修一
◯おしゃれと無縁に生きる / 村上龍
凍りついた香り/ 小川洋子
砂漠 / 伊坂幸太郎
凍 / 沢木耕太郎
マチネの終わりに / 平野啓一郎
◯マンゴーと手榴弾 / 岸政彦
◯哲学の先生と人生の話をしよう / 國分功一郎
◯暇と退屈の論理学 / 國分功一郎
◯思考の整理学 / 外山滋比古
検事の本懐 /柚月裕子
◯ひらく美術 / 北川フラム
ジゴロとジコレット / サマセット・モーム
ザ・ガールズ / エマ・クライン
雪国 / 川端康成

合計24冊(内18冊小説)

○がエッセイや新書などの小説以外の本で、☆が再読本です。この年は読了数が少ないです…学校が忙しくなったり、プライベートが充実したりと、なかなか本の世界と向き合う時間を設けられなかったからだと思います。それでも、面白いと感じられる本にたくさん出会うことができたし、選書のセンスが上がった気がします。以前は書店をふらつき、装丁の美しさに惹かれて衝動買いしたりしていましたが、そんな風に選んだ本って面白くないんですよね。タイトル買いもやめました。最近は、発売されてから一定期間を過ぎ、なおかつ名作と定評のある本ばかりを手にとっています。本を読める時間は限られていて、かつ自分に選書のセンスが皆無だとわかったので、それ以降は名作といわれている古典作品ばかりを手にとるようになりました。選書のセンスって、どのように磨けばいいのだろうと考えていたけど、やはり、読んで読んで読みまくるしかないんでしょうね。地道だけど、自分なりの選書ポイントをコツコツ探っていこうと思います。そして、最近はいわゆる現代小説からは足が遠のいてしまったけれど、もう少し時間ができて単行本をポンポン買えるぐらいの経済力が身についたら、現代小説にも手を伸ばそうと思います。

花粉症がひどくても、ウイルスが蔓延していても、家にこもって楽しめるのが読書ですね。どんな娯楽よりも強いと思っています。なんだか最近世の中がどんよりとしていて、ニュースを見るのも嫌になるけれど、そんなときこそ本ですね。みんなで本を読みましょう。ウイルスの感染が落ち着き、世界の安全が確保された頃には、様々な場所で物語を読む楽しさが広がっていることを願っています。

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