「行方」

罵声の響く六畳一間、足音が出て行った。
(はぁ…また喧嘩をしてしまった。これで何度目だ。)
頭を抱え煙草に火を灯す、只々思考を巡らせ白い息を吐く事ばかりでジリジリと時間だけが燃え尽きるばかり答えは見つからず。
「行くか。」
行方は何時ものブランコ。ゆっくり話そう

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