元リテール銀行員が送る転職記録

皆さん、こんばんは。お元気ですか?

ついひじは変わらずです。

昨日は投稿がなくすみません。

僕は今週毎日出勤しているんですが、毎日出勤することがこんな大変なことなのかと実感してます。(現在インサイドセールスという職種なんで、本来はほぼ在宅で出来てしまうのです)

※「インサイドセールスってなんやねん」と思っている方が大半だと思うので下記URLをご参照下さいませ。


これを聞くと

「何で出勤なんてしてんの?在宅でええやん」という方がいますが・・






在宅だとふさぎ込んでしまうから



以上

※現在弊社はほぼ在宅勤務推奨しているので、結局出勤してもオフィスはがらがら。結局僕も会議室に一人こもって仕事してます笑


とくそどうでもいい前置きは以上にして始めたいと思います。


前回は僕が転職のきっかけとなった「異動」について書きましたが、今日はちょっと少し専門的な話をしたいと思います。

よくわからん・・という人もいるかと思いますが、後で気軽に質問してください!



とうことで僕は7月に初めての異動を経験し都庁が近くの新宿にある住宅ローンセンターに配属となりました。

ちなみにここでこの間ふられた方と出会いました

急に目の前が滲んできましたね


気を取り直して続きを


結論からいうと初日に「あっ、やべなここ」と思いました。

理由としては「おじさんしかいませんでした笑」

前の支店の時には支店長でも40代でしたので、上でも30~40代の方しか基本いませんでした。ただ新しく配属されたところは、若い人なんて皆無笑

ちなみに同時期にで配属されたのが9人、そのうち同じ当時3年目は僕含め5人いました。みんなやっぱりここへの異動はびっくりしてました。

僕らがここに異動してきた理由としては「組織に新しい風を入れたいから」と言われましたが、裏で聞くに「年寄多いから若いやつつれてこいや」という役員の鶴の一言だっとのことです(もちろん言い出しっぺに聞けるわけないので真相はわかりませんが)

当時の部署のトップには「個人営業スキル=金融商品売る、個人融資=住宅ローンのスキルを身に着けて将来のリテール部門を担う人材になってくれ」と言われました。



とここで既におかしいのです笑

専門的な話になってしまい恐縮ですが、現在多くの金融機関(例:銀行、証券会社など)のリテール部門=BtoCは「富裕層」にターゲットを絞っています。理由は簡単、取引金額が大きければ大きいほど手数料としての収益が入るから。

日本の富裕層のほとんどは70~以降の高齢者です。僕も前の支店にいたときはよく「高齢者の家通って、仲良くなって買ってもらえ」と言われていました。

高齢の方と仲良くなるスキルは身に付きましたね。。

なので金融機関の営業は基本高齢者を相手にするビジネスなのです(それだけでなく他にもありますが 例:相続ビジネス)

なので先程の将来のリテール部門を担うことは「富裕層高齢者のニーズに対応できるスキルを持つ人材」になることです。

僕が配属された住宅ローンのターゲットは当たり前ですが「若年層」です。

70代の方35年ローン家買えないですよね?笑

しかも僕は前の支店では支店事情でほぼ富裕層を相手にすることがなかったので、そんなスキルもありません。

つまり・・

もう表舞台には戻ることはできないということです

半沢の出向みたいww

仮に数年後支店に戻り、富裕層高齢者を相手にするビジネスをすることにあっても、今までやってきた「住宅ローン」のスキルは使えることはほぼありません。数年で戻れればいいですが、ここの部署の方は「もう10年くらいいるよ~」とか「前の仕事も住宅ローンだよ~」というように同じ仕事しかやってこなく、最悪住宅ローンしかできない人間になってしまう恐れがありました。

しかも、住宅ローンは昔ならみんな家を買う際に必ず利用しますが、現在は「フリーアドレス」なる住む場所を決めない方も登場したりして家を必ず買う時代でもないですし、賃貸も多いはずです。つまり今後伸びていくことはない産業です。

ちなみに住宅ローン借りようかな~と考えている方。是非各金融機関の金利を知らべて欲しいのですが、むちゃくちゃ低いです笑実際の数字でイメージして頂くと・・

1990年代 8%くらい

最近 0.5%くらい(メガバン、ネット銀行ならこれくらいになることも)

・・・・・

つまりあんまり儲かりません笑

最近どこも金利下げ合戦ですので、皆さん家を買う際にはぜひネット銀行なども含め考えてみてください!値引きできるかもね?笑


ここまでをまとめると

成長産業でもない仕事をこれからもずっとやっていく可能性があることに危機感を覚えた

というのが大きな転職理由です。

「まずは今の仕事でトップになってから転職しよう・・」という考えもあり、それも正解だと思います。が、「自分の置かれている環境次第」ではそれが正解だとも思えません。

当時の銀行の住宅ローンで最も優秀な人が同じグループにいたのですが、その人がぽろっと「もうこんな年齢やしさ、住宅ローン以外できないわ・・」と言っていました。一番出来る人でもです。


それに加え、金融リテールの花形と言われる富裕層高齢者のビジネスも、ネット金融の台頭により今までの対面型金融の将来は危うくなうのではと思います。

皆さん今飲食店入るときに事前にお店調べること多いですよね?

これは金融でも一緒です。昔はネットがなかったので一次情報を銀行員などからしか聞くことが出来きませんでしたが、今はネットで誰でも自由に情報を拾いに行ける時代になってます。

となったら、手数料が高く営業色が強い対面の銀行よりは、自分で調べて手数料が安いものを買いたいですよね?笑

これに対し高齢者は「ネットとか意味わからんから、結局は人」という方もいます。しかし言い方悪いですがこれからどんどん世代が変わり、父から子へ資産が移ったときに果たしてその子供は対面の金融機関で取引を継続してくれるのか?

とまぁ、こんな感じでネガティブなこと書いてしまいましたが「ここにていも、戻ってもやばそうなら成長産業に行ってスキル身につけたほうがいいよな」て考えたのが転職理由の代表的なものです。


気が付いたらこんな時間・・

今日はここまでにします。

のみいきてな

サウナも

ダレカソサッテクダサイ


続く






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