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誰かの想い

人を想うこと。それは当たり前のことじゃな
い。

人に想われること。それはもっと当たり前のことじゃない。

想い、想われる関係。それは誰かと出会わなければ実現しないこと。



誰かと出会う。それは年を重ねるごとに難しくなってくる。

小中高、隣を見れば、新学期になれば、部活に入れば、必ず誰かと出会っていた。

だけど大学生になって、この世の中はコロナに飲み込まれてしまった。

誰かと出会う機会が奪われた。外へ踏み出すことすら許されなくなった。

そんな世の中のなかで、無の時間を過ごしていた時に、TABIPPO学生支部と出会った。


学生支部の活動の中で、代表に言われた。若者に旅を広めろって。そのためにはまずは自分たちが旅をしようって。

だからカツカツのお金の中、初めて知らない人と、じぶんが住んでない県を旅した。それを何回か繰り返していくうちに、知らない人たちは知らない人たちではなく、知っている人になった。当たり前だけど。

知っているから、その人が頑張っていたら応援したくなるし、逆に応援されることも多くなった。旅した場所がニュースになっていたら、必ず目を通すようになった。

想う人、想う場所が沢山増えていった。

活動を通していく中で、沢山の知らない人に出会えた。

知らない人たちとしゃべったり、一緒にタスクをしていく中で知らない人たちは知っている人たちになった。当たり前だけど。

知ってるからその人が苦しんでいたら助けようと思えた。逆に救われることも多くなった。

想う人が沢山沢山増えた。

「若者に旅を広める」

代表たちが、会社の人たちが口酸っぱく言っていたことが少し落とし込めた気がした。


私たちは「誰かを想うため」に旅をするんだ。
私たちは「誰かに想われたくて」旅をするんだ。


これが正解か不正解かわからない。そもそも旅をするのに理由はいるのかさえも分からない。だけと単純にこんな世界が広がれば、

「誰かが誰かを想うこと」

これが広がれば、もっと世界は素敵になるんだと思う。


それをみんなにも広めたい。そういう思いで、BackpackFESTAを運営している。

ジャスティンビーバーとか、嵐とか、そんなスーパースターがでるイベントじゃない。

東京ドームとか、武道館とか、そんな大きなところでやるイベントでもない。

ただ「人への想い」
それがあふれたイベントだと思う。「想い」なんて抽象的な言葉じゃ想像がつかないだろう。だからこそこのイベントのことを伝えることは難しい。

だけど、他人からしたら小さな、”なんじゃこりゃ?”って思われるイベントかもしれないけど、その裏で誰かを想いながら、必死に時間とお金を割いてこのイベントを作っている。

「誰かを想うきっかけ」を見つけてほしい。「そんな誰かに出会うきっかけ」を見つけてほしい。そういう思いでこのBackpackFESTAを作っています。

2/23 大阪
2/27 福岡
3/11 東京


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