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初心者が1本目で買うべき珠玉の一本について考察する

普段は11pmshiskeyというインスタのアカウントで夜の晩酌の様子を実況中継しています。普段は都内の広告の会社で働く会社員です。

世の中には382以上のブランドのウィスキーがあるそうな。
細かいことは知らないけれど、普通に買えるだけで死ぬほど種類があるわけです。

なので今日は、初心者が一番最初に飲めばこれはウィスキーを好きにならざるを得ないだろうという珠玉の一本について考察していきたいと思う。

1. どんな条件を満たしていれば初見で美味しいと思えるだろうか。 

数あるウィスキーの中から、何の基準もなしに選ぶことはできない。
なので、個人的に話を聞いていて、逆に〜が原因でウィスキーが好きではないというお声から逆算して、この基準を満たしていればきっと美味しいと思えるだろう。という基準について考える。

  1. あまり安いお酒ではない 

  2. 極度にスモーキーではない

  3. トゲトゲしていない

①あまり安いお酒ではない 

正直、日本のスーパーで売られているウィスキーのボトルと色をしている飲料は、9割くらいが醸造アルコールでグレーンウィスキーを薄めただけというものがあります。

どのお酒とは言いませんが、基本的に1000円台で買えてしまうお酒のほとんどがこの内容に該当すると言っても過言ではないでしょう。

それゆえに口に含んだ際に、形容しがたいアルコール味があり、多飲すると二日よいしてしまう。という事態が起きるのです。

②極度にスモーキーではない 

ある方に言われたのが、スコッチウィスキーってスモーキーなんでしょ?というお話でした。今となっては、スコッチ=スモーキーと言われても正直全然ピンと来ないのですが、世間一般的にはアイラ系のピート臭が強いウィスキー=スコッチという認識の方もいるのだなぁと思った瞬間でした。

喫煙者であれば初見で、アイラ島のウィスキーを飲んでも美味しいと感じるのかもしれませんが、多くの方にとっては何とも言えないスモーキーさを感じてしまうと思います。

こちらの信濃屋さんの記事にあるような銘柄については、初見の方は基本的には避けた方が良いでしょう。

③トゲトゲしていない

こちらは、①とも少し重複するところではありますが、トゲトゲしたウィスキーはあまりお勧めできません。

ここでいうトゲトゲしたウィスキーとは、基本的には熟年数が短いウィスキーであることが多いです。

ロジックとしては、

熟年数が短い→揮発性化合物が多い(エタノール、アセトアルデヒド、エチルアセテートなど)→口に入れた際にアルコールを感じやすい→トゲトゲしてるように感じる 

という感じです。

2. 初心者におすすめな珠玉の一本を考えよう

早速結論になるが、個人的に初心者が一番最初に飲んでうめぇぇ!!っとなるウィスキーはこちらだと思う。

異論は認めるが、個人的には上記の基準を満たしつつ、コスパも良いウィスキーとしてはアベラワー12年に勝る酒はなかなかないのではないかと思う。

参考までに、公式の説明文を置いておきます。

アベラワーとはゲール語で「せせらぐ小川の川口」を意味し、清らかな水に恵まれた、ウイスキーづくりに理想的な場所に位置しています。 大変ソフトで微かなピート香をもち、アロマティックな個性を引きだす湧き水を使用。シェリー樽とバーボン樽をバランスよく使い分けることで、複雑で豊かな風味を醸し出すシングルモルトウイスキーです。

というわけで、詳細は割愛するがとにかく柔らかく、複雑でなんとも言えない味のするウィスキーなのです。

細かく説明するのも無粋なので、(ウィスキーをよく買う方にとっては)そこまで高くないですしぜひこの1本から快適なウィスキーライフを初めて見てほしい。



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