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絵本で種の起源を学ぶ

以前の記事で、絶賛なぜなぜ期の娘について書いたが、娘のなぜなぜを一緒に考えるうちに、自分自身も今まであまり気にしていなかったことに興味を持つようになった。

以前書いた記事はこちら。


先日、「入場料のある本屋」として有名な「文喫」に行った際、何か娘におもしろそうな本がないかと児童書コーナーをぶらっとしていた時に、1冊の本に目が止まった。

それがこちら。

ダーウィンの「種の起源」 はじめての進化論

最初は、表紙のイラストの可愛さに目が止まり、題名を見てこれは面白そう!と思った。

表紙をめくってみると、そこには美しい模様の昆虫のイラストが「標本」のように描かれている。

このページを見るだけで何だかワクワクする。

本の中では、なぜ生きものは環境に合わせて、さまざまな見かけや性質を身につけるのか。ある生きものが絶滅して、ある生きものが生きのこるのはなぜか。
生命の「なぜ」を説明した、ダーウィンの『種の起源』をわかりやすくイラストと文章で説明されている。

文章の内容としては小学生ぐらいのお子さん向けとなっているが、何と言っても描かれる生き物や植物達がどれも愛らしく美しい。

著者のサビーナ・ラデヴァさんは、二人の娘さんを育てている女性だ。
分子生物学の博士号をとり、その後グラフィックデザイナーおよびイラストレーターとなっている。
そのため、科学とアートを結びつけるような仕事に情熱をかたむけ、それが二人の娘さんが、いろいろなアイデアを思いつく助けとなっているそうだ。

我が家の2歳の娘には、まだ少し難しい内容なので、絵本の中に描かれている愛らしい動物や美しい植物の絵を一緒に見て楽しんでいる。

絵本なので、種の起源について十分に理解できるということではないが、この絵本をきっかけに、「なぜだろう?」「もっと知りたい!」という気持ちが生まれるきっかけになるのではないだろうか。

みなさんもぜひ!
イラストを見ているだけでも楽しめます!



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