ルート

ルート-数学で根号。累乗根。そこを通れば目的点へ達する道。

ルート。
 √、これを高校でとりあえず勉強する。その中で√の中に√が入ってるやつがあった。私はあれが全く出来ない。それをやっている時期に学校を休んでいたため、忘れたのではなく何にも分からない。
 その時期は2週間の間に8回休んで2回早退した。原因はなんだか分からなかったがとりあえず熱が続いた。登校したが体調が悪くなり保健室に行った時、盲腸でめちゃめちゃ痛がってる人がいて私は室内で待たされていた。あまりに痛がり、どこがどう痛いとか会話が出来ていなかった。そこに顧問が現れてしっかりしろとビンタしてた。まさに泣きっ面に蜂!と笑いそうだったがビンタが盲腸の痛みに負けていたのか効果はなさそうだった。盲腸の人が病院へ連れられた後、私のターンが来て熱を測ったら人生初の40°C超えだった。
 休みが続いた2週間を乗り越えた翌週に中間テストがあった。そのテストで英語と英語演習という教科で95点くらい取ってクラス1位だった。担任が英語を担当していたため、2週間休んでいた私が1番出来ていたのは何故、私の授業は意味ないの的な説教をし課題を課したのを覚えている。なぜ良い点数を取って肩身の狭い思いをしなきゃいけないのか、賢いのも楽じゃないな、やれやれだぜ。と思った。

 私は英語が得意だった。しかし英作文もリスニングも出来ない、お受験英語専門だ。単純に単語と文法を覚えただけだからだ。記憶力が少しいい。私の自慢は3つあり、全て記憶力に関わる事だ。
 1つ目はセンター試験の英語で190点を取ったこと。これはまあまあ凄いが当時私は隠していた。自己採点を提出するときも175点と言っていた。なぜならこの15点を世界史に付け足して申告していたからだ。本番、私の世界史は35点だった。これは受験生とは思えない点数で鉛筆コロコロと変わらない。私は記憶力に自信があるはずなのに世界史だけは全く頭に入らなかった。当日も分からなすぎてプチパニックになりカンニングを試みた。隣の人が頭が良くなきゃいけない風貌で鉛筆を1ダース用意していたので私はこいつはできるやつだと読んでカンニングしてみた。カンニングをしてみたら2問だけ見えた。その2問は私は合ってるような気がしていたが隣の人と答えが違った。私は悩んだ、答えを変えるべきか否か。私は変えた。もし変えて間違っていたら私の行いに対して神が罰を与えたと思おうと。そして結果は不正解。変えた2問両方とも正解から不正解に変えていた。自己採点をし、それが分かったとき少し安心した。悪い事はするもんじゃないだな、と再確認できた。センター試験がなくなった今、この自慢はもう使えない。悲しい。

 文章が多くなったため、残りの自慢2つは次回で4649。この数字の4649ダサくて好きでよく使う。あとごめんねをごみんぬと打つけどリアル誤字だと思われてないか心配。

 お目汚し失礼致しました。また次回。
 次回「俺の自慢2つ!」

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