「OMCカード」の特徴と利点

OMCカード: ダイエーから始まった歴史と多彩なカードラインナップ

概要 OMCカードは、かつての株式会社オーエムシーカードから発行されていたカードであり、その原点は1978年にダイエーのハウスカードとして発行開始された「ダイエーメンバーズカード」です。1983年には「オレンジメンバーズカード」と改称され、頭文字を取った「OMC」(Orange Member's Card)が通称となりました。1987年には国際カード化が行われ、現在に至っています。

OMCカードの起源と多様な国際ブランド選択肢

OMCカードは、Visa、MasterCard、JCBのいずれかの国際ブランドを選択することができます。ただし、一部のプロパーカードや提携カードでは、ブランドの選択肢が制限される場合もあります。一般カード・GOLDカード・プラチナカードには、ハローキティデザインのタイプも存在します。

OMCカードの種類と各カードの特徴

  1. OMCカード: OMCブランドのスタンダードカードです。旅行傷害保険額は国内で最高1,000万円・海外で最高2,000万円、ショッピング保険最高50万円、カード紛失・盗難保険が付帯されています。年会費は1,100円ですが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込60万円以上の場合は翌年度の年会費が無料となります。

  2. OMC GOLDカード: OMCブランドの最上位カードで、ゴールドカードのサービスを提供します。旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高5,000万円、ショッピング保険最高100万円、カード紛失・盗難保険が付帯されています。さらに、ネットセキュリティサービスや24時間対応のロードサービス、空港ラウンジサービスなどの特典も受けられます。年会費は6,600円です。

  3. 地球にやさしいカード(旧名称:OMCエコロジーカード): ショッピング利用額の0.5%相当額が緑の自由防衛基金へ寄付されるカードです。Visaブランドのみ利用可能で、12種類のテーマごとにカードが設定されています。30年間で寄付金総額が約7億8598万円に達し、他社の寄付金付カードを上回っています。年会費は1,375円です。

セディナとOMCのコラボレーション: 高級カードラインナップの魅力

  1. セディナカードクラシック(OMC): セディナブランドのスタンダードカードであり、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードとなっています。OMCカードと同様に、旅行傷害保険が付帯されています。年会費は1,100円です。

  2. セディナカードファースト: 25歳までのエントリーカードで、初年度は年会費無料となります。特典や保険内容はセディナカードクラシックに準じますが、前年度にカードショッピングを利用した場合は翌年度の年会費も無料となります。

  3. セディナゴールドカード: セディナブランドのゴールドカードで、海外旅行傷害保険が1億円に増額されるなど、一部のサービスが向上しています。年会費は6,600円です。

  4. セディナプラチナカード: 最高級のプラチナカードであり、豪華な特典やサービスが用意されています。旅行傷害保険額は最高1億円で、コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスの利用など、贅沢な経験が可能です。年会費は33,000円で、VisaとJCBの2種類の国際ブランドから選ぶことができます。

OMCカードは、その豊富なカードラインナップと充実した特典・保険サービスにより、さまざまなニーズに応えることができる信頼性の高いカードです。ダイエーやセディナなどとのコラボレーションにより、さらなる付加価値が提供されています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?