DCカード: ダイヤモンドクレジットの後継で多彩なカードラインナップを提供


概要 DCカードは、三菱UFJニコス株式会社およびDCカードグループが発行するクレジットカードです。ダイヤモンドクレジット株式会社(後の株式会社ディーシーカード)が発行していた「ダイヤモンドカード」の後継であり、1984年に名称を「DCカード」に変更しました。DCカードは、VISAまたはMasterCardの国際ブランドを選択できるカードで、1969年以来日本で最も早くMasterCard、1989年以来日本で2番目にVISAが発行されています。

DCカードの歴史と国際ブランド選択肢

DCカードは、三菱UFJ銀行(旧・三菱銀行)系のクレジットカード会社として「ダイヤモンドクレジット株式会社」が設立され、後に株式会社ディーシーカードを経て三菱UFJニコスに吸収合併されました。国際ブランドはVISAまたはMasterCardから選択することができ、一部のカードでは両方のブランドを同時に保有することも可能です。

DCカードの主なカード種類と特徴

  1. DCカード(一般): 年会費1,250円(税抜)で最も基本的なカードです。DCカードのほとんどの付帯サービスを利用することができます。

  2. DCカード・ニューズ: 年会費1,500円(税抜)で、最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険と100万円までのショッピングセイバー(買物保険)が付帯されています。ゴールドカードに似たサービスですが、保険の保証額が低く、空港ラウンジの利用や会員情報誌の提供などがありません。

  3. DCカード・エスプリ: 年会費無料の学生向けカードで、在学中は年会費が無料となります。

  4. DCカード・エスプリ・ニューズ: 年会費250円(税抜)で、学生向けカードです。海外・国内旅行傷害保険とショッピングセイバー(買い物保険)が付帯されます。

  5. DCカード・ジザイル: 年会費無料で、リボルビング払いが可能なカードです。海外旅行傷害保険とショッピングセイバー(買い物保険)が付帯されています。

  6. DCゴールドカード: 年会費10,000円(税抜)で、ゴールドカードのサービスが提供されます。最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険とショッピングセイバーが付帯され、国内空港の専用ラウンジや会員情報誌などのゴールド特典も受けられます。

  7. DCゴールドカード・ヴァン: 年会費3,000円(税抜)で、20代向けのゴールドカードです。同等のサービス内容が提供されますが、海外・国内旅行傷害保険の限度額が3,000万円になります。

  8. DCカード2(リボルビング払い専用タイプ): リボ払い専用のカードで、既に持っているDCカードに追加して発行することができます。国内・海外の店頭で使っても自動的にリボ払いになります。

DCカードの広告キャンペーンとイメージキャラクター

DCカードは広告キャンペーンにおいて、俳優の中井貴一を15年以上にわたり起用しています。特に、カッパとタヌキとの珍道中を描いたシリーズは10年以上も続いてきました。2012年からは中井貴一の復帰に加えて、本田望結も花嫁姿で登場し、2019年現在では中井貴一と広瀬すずが共演しています。カッパとタヌキも引き続きイメージキャラクターとして活躍しています。

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