テレビや新聞が伝えない情報 2020年11月号㉘

ADHD薬市場8年で50倍長周新聞2020.11.2

外国人投資家の事業分野で、大きな割合を占めるようになってきているのが、薬の市場です。薬は病気を治すもので、人類が長い年月をかけて研究した博愛の成果である、と思っていたらおおまちがい。どれくらい最近のことかは想像できませんが、現代では「病気を作り出し、薬で儲ける」という時代に突入しました。製薬会社は、軽い病気の薬には入手しやすい価格をつける一方、治療が困難な病気の薬には法外な価格(それこそ大金持ちでなければ買えない価格)を提示してきます。特にがんや白血病、免疫の異常、神経系の不調等の薬価はすさまじい。また精神科では、検査をして客観的な診断をすることなしに、医師の主観だけで投薬する例があとをたたず、内海聡先生は「精神科は今日もやりたい放題」と批判しています。つらい立場におかれたら、精神がおかしくなるのはあたりまえ。処方されても睡眠薬やパキシル・デパスなどは飲んではいけません。環境を変えることができれば一番いいのですが。一方諸学校では、落ち着かない等の児童・生徒に対し、病院で薬を処方してもらうように勧めています。その結果、図の長周新聞11月2日にあるように、ADHDの薬(図の一番上の、注意欠陥多動性障害)の市場は8年で50倍になりました。製薬会社はその分野では50倍儲かるようになったということです。

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