テレビや新聞が伝えない情報 2020年11月号⑲

10月27日のNYDOW

10月27日日経平均株価

10月27日の日経平均株価の動きです。この日の朝、アメリカ市場でニューヨークダウ(株価NYDOW)が終値で650ドル下げ、一日の最大の下げは965ドルでした。4時間後の日本の日経平均株価は、市場が開くと同時に220円下がり、そこから上げていくという、NYDOWが暴落した次の東京市場の典型的な動きをしています。NYDOWが暴落しても、日経平均を下げることはできません。日本人の年金を預かるGPIFは、資産を国内の債券と株式、外国の債券と株式にそれぞれ25%ずつ投資しています。日経平均株価が下がったら、相当な年金資金の目減りとなります。また日銀にとっても日経株価が下がるということは、日本円の価値が下がる日が近づいてくることになりますので、担当者は日経平均を買い上げることしかできません。外国株式にも25%?2月24日~3月23日までのコロナウィルスの影響で世界の株価が大暴落した後、日経平均だけでなく、世界中の株価が高騰。「日本人」の年金資金が世界中の株価を押し上げている。またしても日本人の年金資金が。ただしコロナ暴落前よりは上がっていない。はずだったが、11月9日にコロナ暴落前を超えた。ただし、世界中の株価が高騰している理由は、日銀だけではなく、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)やヨーロッパのECB(ヨーロッパ中央銀行)が、日銀と同じような行動をしているから、というのが真相だとわかってきました。

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