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キャンピングカーについて

スキー場へ行った時の話。道中も到着後もキャンピングカーが優秀であったということを記したい。実際、スキー場は閉鎖された空間である。そのくせ、着替える場所が必要だったりくつろぐ場所が普段よりも必要とされる。もちろん施設内にそういった場所は設けられているのだが、圧倒的に数が足りない。そしてミニマムで機能的なのでプライバシーが疎かになりがちである。こういう時こそ自分でなんとかしたいが、いちいちテントを設営するわけにもいくまい。第一、寒すぎる。自宅からスキー場に到着するまでに着込んでおけばいいという意見もあるかも知れないが、遊んだあとは濡れたウェアを脱がねばならない。着替えは重要なのだ。それでも一人のうちはなんとかなる。問題は複数の人数で遊びに行くときだ。自分たちだけの体でさえ窮屈なのに、わざわざスキー場へ行くような遊びは荷物を収納する場所が必要である。収納しきれない荷物は車外で、専用キャリアに積んで移動することになるがそれでも充分とは言えまい。以上の問題をすべて解決できるのがキャンピングカーだ。それもバンコンではなくキャブコンがいい。家がそのまま移動していけるような贅沢なものだ。レンタカーでも最近は貸し出しが好評らしく、台数を揃えているお店も増えてきた。キャンピングカーにはそれ以外にも利点がいくつもある。荷物とプライバシーだけの問題ではなく、帰りの運転でも気疲れすることが予想できるドライバーの仮眠場所が確保できること。車内に対面座席を有することで小さなカフェスペースでくつろげること。そしてプラン次第では宿泊先も確保できるということ。たとえ一人であっても、シーズン中は高額になりがちな宿泊費用を浮かせることができるのは大きなメリットだろう。日帰り温泉で汗と疲れを洗い流したあと、自分専用の場所でのんびりするというのは贅沢な話だ。

ここまで書いておきながら今更なんですけど、私はキャンピングカーを運転したことはありません。今度レンタルしてみたい。

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