買い物であやうく

普段私は手のひらサイズのスマートウォレットにICカードを忍ばせて、交通系やクレジットで料金を済ませます。

小さく薄いので、たまにどこに行ったのかカバンをガサガサ。
パンツのポケット、ジャケットの胸ポケットをガサガサしてしまうこともありますが、
非常に使い勝手が良いです。

ある日スーパーに行った時、レジ打ちはおそらく女子高校生のアルバイトの方で。
佐藤恒例の20時前後の割引弁当・惣菜の買い物をささっと済ませようとしました。
愛用のサムソナイトのリュックの内側、網目ポケットにある財布を取ろうと、一緒に掴んだ別の何かも取り出すと…

それは

クリスマスカラーの赤い啓蒙チラシが一緒に出てきました。二つ折りのそのチラシの中にはコンドームが入っています。

側から見るとそれは何なのか、きっと分かりませんが自分には分かるのでヒヤッとしました。

あれ…

ラジオで話すと笑い話になったけれど、
このように活字にすると微妙な緊張感が走るな、、

と、今書きながら思っています。

偶然わたしが手に取ったものが何故リュックに入っていたか。

実はこれ
next innovationのコーナーで
プレイリー(株) 岩川社長から頂いたものでした。

プレイリー株式会社は
「自分の性を好きになれる世界に」を掲げて、性に関する社会課題の解決を目指して啓蒙活動やサービスを展開しています。

出演頂いた時期はちょうどクリスマスの時節。
セーフティクリスマスキャンペーンと称して、
コンドーム付き啓蒙チラシを市内で配っていました。
その紹介もしながら私も頂いたのです。

岩川さんご自身の体験から得た悩みや苦労、
それがベースになっている事業です。
女性はもしこの類で病院にかかるときは婦人科などがありますが、
男性はどこにいくのか?と聞かれると答えられる男性はどれくらいいるでしょうか。


これは
泌尿器科

なんだそうです。

パッと出ない方もおそらく多かったと思いますが、
いざ直面した時にどう対応すればいいのか。
そういった相談も受け付けているのがプレイリーです。

ラジオで話す際にはあまり扱ったことのないお話でしたので、少し私自身曖昧な質問もあって恐縮でした。
しかし、
岩川さんが赤裸々に経験談含めて話してくれたことで
事業への理解、世の中の課題が見えてきました。

恥ずかしいこととして捉える方が恥ずかしい、
時と場合でそのバランス感覚を保つことが重要だと思いました。


翌週には
同じようにセクシャルに関する事業を展開する
(株)BONHEUR (ボヌール) の馬場早希さんに登場頂きました。

誰もがセクシャルウェルネスをポジティブに捉え、人生を豊かに楽しむために。
自分自身のため、大切なパートナーのためのアイテムも取り揃えていらっしゃいます。

女性と向かい合って、セクシャルについてのお話。
少し恥ずかしいのは仕方がないとは自分では思いつつ。

けれども

外で言う言わないは別にして
誰もが抱える欲の一つとして、人の数だけ悩みや課題はあると理解しました。

多分自分がこの2回の放送で感じた”恥ずかしさ”みたいなものは
他の誰しもが抱えるものです。

でも、だからこそ
進まないものも留まるものも、壊れてしまうものもある。

それに対して

そんなのやめましょうよ。

と側で言ってくれる。
馬場さんや岩川さんからはそんな姿を感じました。


実際の思いは
アプリ ラジオクラウドで
next innovation と検索で聴くことが出来ます。
是非こちらも。


事業としては最初珍しく感じたけれど
支えられる可能性は世の中全員にありますね。

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