お抹茶の「お」のやかましさ

 こんちー!今日も1週間で考えたこと引っかかったことをピックアップしていきやす。まだ木曜だけども。

 昨年の9月頃から僕はローソンでアルバイトをしている。シフトは早朝に入ったり土曜日は夜12時まで仕事したりとなかなかハードスケジュールで大変なんだけどなんとか継続して続けられている。ハードなのになんで辞めないの?シフト変えたらとかよく言われるけど毎週入ってくる新商品、常にどっかしらとコラボしてるスイーツとかを見るのが好きで業務内容は変わってないはずなのにそれがマンネリ化を防いでくれているからきついけども辞めていない。まぁ単純に言いずらいのもあるんだけど。
 そんな感じできついなぁと思いながらも先週、いつものように早朝出勤したある日、客が来ないため新商品のスイーツを眺めていたらある文字が目に飛び込んできた。
「お抹茶ロールケーキ」

僕は寝不足かなと思い目を擦った。
でもその文字は変わらない。
僕は違和感を覚えた。抹茶「お」をつけていることに。
 確かに日本には語頭に「お」つける文化がある。お味噌汁とかお供え物とかお酒とか「お」をつけることによって丁寧さや上品さが出て言葉使いにより高尚な印象を与えてくれる。まぁマンゴーとかちんすこうとか「お」をつけたらより卑俗になるものも一定数あるけども。(お饅頭は例外)
だからこそ抹茶に「お」がついているのに違和感があった。
考えて見ると今例に挙げた「お」をつける物は単体だと人によっては粗雑なイメージを与える単語であって特に酒には「お」をつけて呼ばないと一気に野蛮で粗雑なイメージを持たれてしまう。だから「お」をつけて綺麗な単語にしているのは納得がいく。
がしかし抹茶に「お」をつけるのはなぜか気に食わないというかやかましさを感じてしまった。
もう抹茶というものがすでに上品な物で「お」をつけなくてもいい単語だからじゃないかと思う。お店からしたら抹茶というものにおをつけることによってより上品さをだそうとしているのだろうけどかなり恥ずかしい。特にコンビニという庶民が使う施設であるのに抹茶に「お」をつけちゃうところがより恥ずかしさを演出してる。一般人はお抹茶なんて言わないし多分抹茶におをつける時かなり勇気がいる。友達と抹茶スイーツを食べに行きたい時、
お抹茶スイーツを食べに行かない?
なんて恥ずかしくて言えない。できるだけ聞こえないぐらいの大きさで「お」を発音して抹茶を大きく発音し誤魔化してしまうと思う。それかふざけた口調でお抹茶スイーツはいかが?なんて言ってツッコミ待ちをしてしまうかもしれない。
持論すぎて申し訳ないのだが抹茶に「お」をつけていいのは京都のお金持ちマダムと抹茶の老舗の女将さんだけ。それなのにローソンは平気で抹茶におをつける。
やかましい。恥ずかしい。
店内ナレーションもお抹茶ロールケーキはいかがですか?とイケイケボイスで平然と律儀に全くの照れがなくしゃべっている。
もっとふざけて言ってほしい。それかナレーションをもっと戦争の話を語り継ぐおばあさんみたいなゆっくりとした口調と穏やかさ、静かな情熱を兼ねせ持つ75以上の後期高齢者を採用してほしい。そうでなければ抹茶におをつけるのをやめて違う言い方にしてほしい。

言うのであれば
お粉抹茶
と言ってほしい。
抹茶の前に「粉」を入れることにより上品すぎるやかましさが緩和される。粉は上品なものではなく人によっては粉はかなり悪いイメージの人もいるし粉と聞いて禁断症状が出る中毒者もいる。そこにおをつけて粉を上品にして抹茶をそのままにすることによりおをつけた物の究極体が完成する。

お粉抹茶はいかがですか?
お粉抹茶ロールケーキ

みんなもお気づきだろう。
言われてもやかましさがない。
強いて言うなれば語呂の悪さ。
でもお抹茶よりは落ち着く。

だからこれからはお粉抹茶を採用してほしい。
小学生の国語のテストにも出してほしい。
ネプリーグの問題にもなることを願うし
2050年ぐらいの流行語大賞も狙っている。
そして広辞苑に載ったら何も言うことはない。
「お抹茶」が古文の単語になる世界
そんな世界が来るまで僕はお粉抹茶の布教活動をしていく。

宗教法人日本お粉抹茶と言おう協会代表 中野
入信者募集中。

文章乱雑構成複雑もうちょい考えて書くね。後ゆっくり



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