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厳しいて

7/11の阪神対DeNAの試合。4-2でDeNAの勝利。あまりにひどい試合だった。阪神ファンの悲しい愚痴をここに記す。

互いに再三チャンスを作りながらお互いにタイムリーが出ないという貧打具合。両チーム中継ぎは四球からピンチを作る。互いに投打の噛み合わないままズルズル後半まで行ってしまった。

試合展開としては、2回にボーアの2ランHRで阪神が先制。8回にDeNA宮崎の内野ゴロの間に1点を返す。そして9回にDeNA1死1塁から宮崎のセンター前を植田が後逸しその間にランナー帰り同点。さらにソトの決勝2ランとなった。

まず、ボーアの2ラン以降再三チャンスを作りながらタイムリーの出ない極貧打線の阪神。エース西勇輝の力投、岩崎の好リリーフを無に帰したスアレス、藤川。そして最終回でミスが出る守備固め。

野球の見えない流れというものをずっと掴めないまま試合か進んでいった。チームの状態が良くないときのお決まりのセリフだ。たしかに今永の出来は良かった、またDeNAのリリーフ陣も良かった。ただ、貰ったチャンスを活かせない打線に関しては何年も変わらず打てない。今年は特にリードオフマンの不調や韓国リーグ打点王がチャンスで打てていないなど得点のキーマンが例年通りの得点力不足を加速させている。

どうしても流れを掴めないのはまさにここの問題だ。ただ不調の選手が打線にいることは仕方ない。大事なことはその選手の不調を補えるバッターがいること。要はリスクの回避だ。今年のタイガースはまだ全くリスクを回避できていない。一人でも崩れているとと、なかなか流れを掴めない打線になってしまう。

中継ぎ陣も同じだ。昨年活躍した島本、守屋が怪我。2017、2018のセットアッパー桑原も怪我。ドリス、ジョンソン退団。藤川、能見のベテランが不調。鉄壁のリリーフ陣がだだ崩れのなかリリーフで期待のかかった谷川、小川が通用せず、エドワーズも怪我で離脱、伊藤和も敗戦処理で精一杯。全くリスクが回避できていない。

全員が調子のいい状態になることはさすがにあり得ないが、さすがにこれでは情けない。現状先発ピッチャーはある程度試合を作れているからこそ、ずっと流れを掴めない試合を続けてしまうと今年もきびしいて。


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