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何かを患ってしまった方へ。

今日、アスペルガー症候群の患者の手記を読んで泣いてしまいました。
僕も持病があり、気持ちがわかる部分が多くあったからです。
しかし、そのような社会のレールに沿えないとき、
ひとは悩み傷つきます。
悲しい時、泣くという反射がないアスペルガー症候群の方もいるようです。
周囲が悲しんでいるとは思わず、突然絶望をぽろっと言って、
驚かれることもあるらしいです。

精神科でもほかの疾患でも、体に変化があって
それを治療するために医師は病名を付けます。
診断名ではなくその人を見てください。

知的障碍者を2,3人知っていますが、
まったく別の人でした。
それゆえに純粋だったり、それゆえに利用されてしまったり、
犯罪を犯す、というより被害者になることが多いのに、
犯罪者が診断されてニュースになると
社会学ではラベリングというのですが、その人を見ず、
診断名で判断する人も居ます。

これは非常に悔しい、悲しいことです。
ちょっと変わっていたり、
ちょっと失礼だったりする人にも、寛大でいられるゆとりが欲しいですね。

ただし、悔しさやつらさ、胸の痛みは病名の付いた人だけではなくあります。診断されたからと言って絶望する人も居れば、腑に落ちる人も居ます。
これはなんでもそうでしょう。

人を尊重するゆとりを。

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