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VR「難聴疑似体験」 in みせるばやお

10月6日 みせるばやおでVR体験会を開催
校内プロジェクト「いつでもVR」で制作した「VR難聴疑似体験」。
これまでは、教員対象の研修会・講習会での利用が主でしたが、今回は、地域の会場で行われるVR体験会の講師として依頼を受けて、VR「難聴疑似体験」を視聴いただきました。

VR「難聴擬似体験」とは?

実写の動画を利用した視聴型VR。

使用デバイス:Meta Quest2
 視聴者が頭や体を動かすことで、見たい方向を視認できる
内容
 高等学校に在籍する聴覚障害の生徒が、終礼に参加する環境」を再現。
 聴覚障がい生徒の視点で、終礼に参加する疑似体験ができる。


集中制御システムを活用

集中制御システム(ShowtimeVR)のローカル接続

運用システム:
集中制御システム『Showtime VR』をローカル接続で使用。
「Meta Quest2」4台を接続した。

集中システムの利点:
VR初心者でも、コントローラ操作なしで、スムーズにVR視聴体験ができる
参加者全員が、同じVR動画を同じタイミング視聴開始することができる

過去の経験との比較:
集中制御システムを導入せずに、VR体験会を行なった時は、準備が大変であった。以下、集中制御システム未導入時の困難さを紹介

1. 操作の難しさ:VR初心者にとってコントローラー操作が難しく、サポートするスタッフが必要となる。
2. サポートスタッフの不足:複数のデバイスが利用可能であっても、サポートできるスタッフの数が限られていたため、視聴待ちの問題が生じた

予期せぬトラブル対応のために…
1. 事前トレーニング:視聴者にVRゴーグルの正しい使用方法を指導する簡単なチュートリアルを提供する。
2.トラブルシューティングガイド:
よくあるトラブルとその解決策をリスト化したガイドを作成し、スタッフ間で共有する。
3. ミラーリングの最適化:
視聴者の画面をミラーリングする場合、全てのデバイスを同時にミラーリングするのではなく、必要なデバイスだけを選択的にミラーリングすることで、Wi-Fiの占拠を抑える。
4. ネットワークの強化:
大量のデバイス接続に耐えうる、高速で安定したネットワーク環境の確保が重要である。
5. 技術スタッフの配置:
トラブル時の迅速な対応のために、十分な数の訓練を受けた技術スタッフを配置することが重要である。

上記のようなトラブル対応を備えた上で、さらに集中制御システムがあれば、安心してVR体験会が開催できます。

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