害悪オタクが今の推しに出会って更生した話

まず初めに宣言しますが、私はかつて俗に言う" 害悪オタク" だった。

同担なんて絶対無理だったし、もうめちゃくちゃグッズの数でマウント取りまくってたし、なんなら同担なんて全員いなくなればいいとさえ思ってた。

ある時はグッズを買う時に隣のレジで同担が100買うなら私は200買う、それを聞いて相手も300買う、みたいなことをしていた。

今冷静になって考えると、『競りでもしてんのか?』

と頭を抱えるくらい恥ずかしかった。

そんな私が害悪オタクを卒業できたわけ。

それはまぎれもなく『今の推しとの出会い』
が害悪オタクだった私を更生させてくれた。

その推しとは

OCTPATHというアイドルグループの
太田駿静くんである。

※OCTPATH

PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に出演した元練習生により結成された8人組ボーイズグループ。 英語を初め韓国語・インドネシア語・フランス語が話せるメンバーがおり、グローバルな活動も視野に入れている[1]
「OCTPATH」というグループ名は、8人(OCT)ならではの道(PATH)をファンと共に歩み、固定概念にとらわれない変幻自在な活動で常に上の音域・領域(OCTAVE)への道(PATH)を追求していくという意味が込められている
[2]
グループのコンセプトカラーは白と紫
[1]

Wikipedia

OCTPATHのメンバー(集合)

デビュー曲 IT'S A BOP 
こちらはドラマ "ケイ×ヤク"の主題歌にも抜擢された。
衣装や振付師、MV監督などメンバー自ら選んで作られている。デビュー曲でしかもつい最近まで一般人だったのにすごすぎる。天才。世界一。

こちらはデビューシングルのカップリング曲
『Be with you』
この曲もドラマ"ケイ×ヤク"の主題歌として使われている。こちらはShort Versionだが1番の歌詞はメンバーに向けて、2番はTHme(※OCTPATHのファンの名称)に向けて歌っている。エモい。

この他にもメンバーの誕生日お祝い動画や、テレビで披露した楽曲、Dance practice動画、IT'S A BOPのポリスメン(警察)コスプレバージョンなんかもあるのでぜひOCTPATHのYouTubeチャンネルも覗いて見てください!!!!!!!!!(大声)


OCTPATHメンバー公開時の動画


メンバー公開時の画像

太田駿静(おおた しゅんせい)
   誕生日:1999年11月6日生まれ(22歳)
   出身地:日本 福岡県
   身長:168cm
   特技:バスケ
   キャッチコピー:スマイルモンスター,小さな巨人

※PRODUCE101JAPAN SEASON2
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(プロデュース ワンオーワン ジャパン シーズン 2)は、LAPONEエンタテインメントが主催する日本の公開オーディション番組である。テーマは「LET ME FLY ―君の想いがツバサになる―」[1]。最終メンバー11人は、2021年11月3日に『INI(アイエヌアイ)』としてデビュー[2][3]

Wikipedia

OCTPATHを語る上で欠かせないのが、

PRODUCE101JAPAN SEASON2(通称日プ2)
である。

簡単に言うともともとは韓国で放送されていたPRODUCE101という公開サバイバルオーディションの日本版である。

101名の練習生からデビューする11人を私たち

『国民プロデューサー(通称国プ)』

が投票により選ぶというシステムである。

SEASON2はコロナ禍ということもあり、101名から番組に出演できる60名をオンタクト評価(国プが歌やダンスの映像を見て投票する)から始まり、
60名→40名と絞られていき、ファイナル(最終回)に出演できる20名まで絞られ、
そこから最終的にデビューできる11名を選ぶ、という流れである。

ここであれ?と疑問に思った人もいるであろう。

そう、OCTPATHは惜しくもオーディションで落ちてしまった練習生8人で結成したグループなのだ。

そんな私が推しに太田駿静くんに出会えたきっかけは
前作のPRODUCE101 JAPAN の時に友達の投票を手伝っていたことだった。

友達の1pickが川尻蓮くん(JO1)であり、『投票を手伝って欲しい』と言われ、
最初は投票できる人数が11人のため『他は適当に入れていいよ〜』と言われたが、
根っからオタクの私、
特にデビューという言葉の重みを十分に理解していたので、

いや、さすがに適当にはダメだろ!

ということでしっかり本編を見て投票したら思いのほか楽しかった。

練習生が仲間との出会いを果たし、技術も精神も成長していく姿、一般人だった彼らがキラキラ輝くアイドルに成っていく姿を見るのが凄く楽しかったし、何より『自分が彼らをアイドルにしている』感がこう、すごく達成感というか満足感?があった。(語彙力)

この時は1pickはいなかったが(というより作れなかった)(私の枠は友達の川尻蓮くんに捧げた)結構楽しかったので

『SEASON2とかやるなら私も1pickを作って投票したいな〜』

なんて思ってた。

そしてSEASON2が発表され、101人が公開された。
この時はまだ1pickは決まっていなかった。

私が1pickを太田駿静くんに決めたきっかけ
それは、
番組のテーマ曲であった

Let Me Fly 〜その未来へ〜のチッケム

でした。
※チッケム
   『推しカメラ』のこと。
     アイドルグループのメンバー1人を重点的に写した動画。

こちらが私が惹かれた太田駿静くんのチッケムである。
もう好きが詰まりすぎてうまく説明出来ないのでどうか見て欲しい。

この時に私は『やっと見つけた』と思った。
この子は絶対にアイドルにならないと、アイドルになるために生まれてきたんだと本気で思った。

これが私と太田駿静くんの出会いである。

太田駿静くんのチッケムはどれもいいので
是非見て欲しい。

こちらはグループバトルで披露したJO1の『無限大』

この時駿静くんは『アベンジャーズ』という言われる実力者揃いのグループに選ばれました。素敵。
ラップに挑戦していますが、所々のアレンジや掛け声がかわい…かっこいいです。

こちらはポジション評価で披露した清水翔太さんの『花束の代わりにメロディーを』。
ポジション評価はボーカル ダンス ラップそれぞれの課題曲に別れてパフォーマンスをするもので、駿静くんはダンス志望ながらあえてボーカル曲を選びました。
のちに『プデュ伝説のステージ』の1つになるパフォーマンスです。
ダンス志望だった駿静くんがボーカル曲で思うように歌うことが出来ず葛藤しながらも成長していく姿に胸を打たれます。
駿静くんの歌声はボイストレーナーの方がYouTubeで『太い幹のようなしっかり芯の通った歌声』と評価しており、包み込むような中低音の歌声が本当にかっこよくて素敵な声をしています。
駿静くんと一緒にOCTPATHのメンバーとして活動している冬馬(プデュ時仲村冬馬)とのケミしゅんとまの始まりです。
しゅんとまについて語ると長くなるので割愛しますが、とにかく尊いです。

メンバーは太田駿静 藤牧京介(INI) 冬馬 飯沼アントニー駿静くんはこの時リーダーに選ばれた。
この4人はセンターを4人で2時間話し合いお互いのいい所の意見を出し合って決めた(最終的にセンターは藤牧京介に決まった)ところも平和主義でパフォーマンスに対する情熱が伝わってくる。
このパフォーマンス後に『全員1位』『花束の代わりにメロディーを』がトレンド入りするほど反響が大きく、なんとご本家の清水翔太さんがTwitterで呟いたことも話題になった。総再生回数は927万回を超えている(2022.5.7現在)

コンセプト評価
様々なコンセプトの楽曲から各練習生にパフォーマンスして欲しいものを選んで国プが投票する。
駿静くんは『Another day』という爽やかな朝を思い起こさせる楽曲を披露。
今回もラップを担当しているが無限大とは違った優しく包み込むようなラップがとてもよい。
エンディング妖精がガチの妖精である。
この時のグループのメンバーは『優しすぎてトレーナーに怒られる』ほど穏やかで優しい人達が揃っていて癒される。
また同じグループになった冬馬が途中『突発性難聴』になってしまいメインボーカルを辞退し、
そんな冬馬を元気づけるためにほかのメンバーで冬馬のためにパフォーマンスをする場面は本当に泣ける。

こちらがファイナルで披露した『ONE』
駿静くんの最大の魅力は【曲の雰囲気に合わせて表現を変幻自在に操る】ところ。
いろんなコンセプトを消化するのが上手すぎる。

ファイナルに残った20人で披露した『One day』
楽曲提供はAB6IXのイ・デフィ(元Wanna One)。

Wanna One(ワナワン、: 워너원)は、韓国男性アイドルグループ。韓国の音楽専門チャンネルMnet で放送された公開オーディション番組『PRODUCE 101 シーズン2』の合格者11人で結成され、2017年8月7日にデビュー。2019年1月27日をもって解散した
   

Wikipedia

今まで1度もセンターに立ったことがなく、花束の練習時思うように歌えず葛藤していた駿静くんがなんと、センターで堂々と歌い上げる姿に感涙。
本当に生まれてきてくれてありがとう。立派なアイドルだよ、、、

さて、本題に入ろう

害悪オタクだった私が推しに出会って更生した理由

それは『日プ』のシステムにあった。

プデュシリーズで大切なのは当たり前に『いかにファンを増やし得票数を増やすか』である。
投票でデビューが決まるんだもの、当たり前の話だ。

練習生が60人もいたためもちろん放送分量に偏りはある。
(毎週のように分量が少ないと嘆く国プが続出するほど)
駿静くんも当初分量は皆無だった。
(クラス分け評価はダイジェスト、グループ評価もほとんど喋ってなかった)
花束でやっと分量を貰えたほど。
そんな中少しでも投票してくれる人をいかに増やすか、
それは

『ひたすら駿静を褒めてくれているツイートにいいねしまくろう』作戦★

だった。
得票数を増やすこと=同担を増やすこと。
プデュは同担がいなければ1pickをデビューさせてあげられないのである。
他の練習生のファンもアイコンを揃えてRTやいいねをしたり、投票してくれる人、オタクを増やすのに工夫していた。(栗アイコンや木のアイコンが大量に通知欄に並ぶのは凄く面白かった)

そしてもうひとつ。
新しいオタクを増やすために大切なことは

ファンダムの民度である。

民度が低いオタクがついている人よりも、
民度が高いオタクがついている人の方が応援したくなるのは当たり前のこと。

特にプデュのような投票型のオーディションでは1番重要な事だと個人的には思う。

どんなに本人がいい人でも、魅力的でも、そのファンが最悪だったら意味が無い。

元害悪オタクの私はプデュにハマって心を入れ替えた。

よく耳にする

ファンはタレントの鏡

というのは本当にその通りで、オタクの民度が高いタレントは必然的に好感度も上がるのだ。

あんなに同担が大嫌いだった私が、
グッズ購入時に同担と競りをしていた私が、

太田駿静という1人の人間をアイドルにするために心を入れ替えて、
駿静のファンだと胸を張って言っても恥ずかしくないオタクに。
駿静の顔に泥を塗るような真似をしないオタクになろうとしている。

それはプデュが終わり、駿静くんがアイドルとして、OCTPATHで帰ってきてくれた後も変わらない。

冒頭でも書いた通り元々『オーディションに落ちてしまった練習生』が集まって結成されたOCTPATH。

まだまだ世間一般的に知名度もないような彼ら。
私は彼らを絶対に売れさせるという意気込みで応援しているので、いつか絶対に売れる時がくると信じてるし、
本当にメンバー8人全員が『アイドル』としての才能に溢れていて、個性的で魅力で溢れているので絶対に人気アイドルになれると思ってる。
もし彼らがアイドルとして売れた時、新しくOCTPATHを好きになってくれた人や知ってくれた人が怖がらないような、ガッカリしないようなファンでありたいと思う。

プデュを経て今や同担が大好きだ。
むしろ同担と話すのが凄く楽しいし、
なにより自分以外にもこんなに駿静を好きな人がたくさんいるんたと思ったら心強い。

私を同担大好き人間に変えてくれて、フォロワーの同担や他担に出会わせてくれた駿静に感謝してもしきれない。

今オタクしててすごく楽しいよ駿静〜!!!!

これからもっとたくさんTHme(OCTPATHファンの名称)を増やそうね!!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?