昔描いた4コマを振り返る3
前回
『サイン』
珍しく真面目に描いた、普通のキャラコント。色紙に穴開けて持つ所と、左手にちょっとマジックが付いている所が気に入っている。
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『おはなしロボット』
育児ロボがアリとキリギリスの煮付けのレシピとつくレポを読み上げる話。無意味にカメラアングルを半回転させるという微妙な小ボケは多分誰にも伝わらない。
後頭部ネジの数が多すぎるという小ネタは好き。
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『やまのぼり』
多分、あまりやる気が出ず無理やりひねり出した作品。
ありえない方法の山登りはそんな面白くないが、今まで一切泣かなかった山がある日突然泣き出す、この後何か嫌なことが起こりそうな、そこはかとない恐怖はちょっと好き。
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『定食屋のカウンターにて』
"素揚げした牛脂の天ぷらのフライのアヒージョ"を自由意志のない客から奢られるという話。別に哲学に造詣は無いので、"自由意志"のWikipediaを読んで書きました。定食屋の亭主が意気揚々と哲学を語るオチは嫌いじゃない。
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『トートバッグ』
説明不要のオーソドックスなボケとツッコミのコント。こういうのを量産できれば人気が出るのかもしれないが、数万人に1人にしか伝わらないようなネタを描きたい衝動を抑えるのは難しい。
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『新しい鳥居のデザイン』
鳥居泥棒が横行する世の中で、鳥居が盗まれた神主が新しい鳥居の作成に迷走する話。案1の落とし穴に落ちるとデーモンコアがくっついて被ばくする仕掛けがお気に入り。
ラストのモノローグはちょぼらうにょぽみ先生のメソッドに影響を受けていると思う。
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『キノコ』
視覚能力を拡張できるキノコというアイデア自体は嫌いじゃないが、イマイチ面白くない。無意味な「きこえる→」という小ネタは好き
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『ケーキ』
ファンシーな即身仏の話。次の4コマの作画が間に合わず繋ぎで作った奴だったかな。円グラフの丸文字の"防腐剤♥"はちょっと好き。
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『乳母車』
オーソドックスなボケツッコミ。"魔王"の将棋の駒は好き。
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『花』
食に対するアンチテーゼではない、ただの変な話。
1,2コマ目で飛行機が空間の穴を通じて画面の右から出てくるという小ネタに気付く人は居るのだろうか。
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『よくわかるgit』
仕事でgitを使っているので描いたネタ。ウブン子お姉さんの首にあるUbuntuのロゴは刺青です。オチ台詞は「何してるの?」だけで良かったかなと思う。
2コマ目の図。
ADHDっぽさを意識しました。一応ちゃんとgitの説明になっている。
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『バンジージャンプ(オプション付き)』
峪ヶ谷渓谷(たにがやけいこく)という谷谷しい地名は好き。
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『茶柱』
鯛しか書いてない湯飲みに注いだコーラから河童の手のミイラが出てくるという話。ギャグマンガにありがちな、背景を描きたくないけど真っ白だとあんまりなので適当に入れるトーンを採用してみた。
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『未来へのメッセージ』
変な一人伝言ゲームのルールを伝えるのが難しかった。
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『洗顔』
ホームセンターに「洗顔用ナイフ」という物が置いてあるという話。"ハサミをたくさん持っている店員"という小ボケはいいけど、刃物で被ってるので別のものを持たせた方が良かったかもしれない。
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『目薬』
テーブルコショウを目薬として売りつけられた人の話。
手抜き漫才4コマ。
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『カガミよカガミ』
白雪姫のパロディ。魔法の鏡がカーブミラーだったらという思いつきで描いたネタ。
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続き
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