もとにかへる

けいことは 一より習ひ 十を知り 十よりかへる もとのその一

後輩や学生の対応をすることがある。
自分もした失敗、よくやりがちな落とし穴も少しわかるようになった。

彼らと接し、利休十則の一節をふと思い出す。
習い覚えできること、知っていることも増えた。
次の段階は、そこから削ぎ落とし、本質を見極めること。
妥協できないラインと、譲って寛容になってよいラインを見極めることなのか。

随想でした。

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