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二〇二四年二月

うるう年なので二月二九日に書こうと思っていたのですが、寝て起きたら三月一日になっていました。不思議なものですね。

今月(二月)も長編を書いたり短編を書いたりしていました。

五日に東京に雪が降りました。

前回の日記に書いた芳林堂書店高田馬場店さんの『七十四秒の旋律と孤独』『わたしたちの怪獣』お宛名入りサイン本キャンペーンの特典冊子ができあがりました。中身は「夜の安らぎ」のスピンオフ掌編です。三千字くらいの予定だったのですが、書いてみたら六千字になりました。表紙の鳥の絵もわたしが描きました。

先日お店に行ってサインを書いてきたので、申しこみされたみなさんはお楽しみにしていてください。

『わたしたちの怪獣』が「SFが読みたい!」のランキングで二位になりました。ありがとうございます。

ちなみに「SFが読みたい!」は2018年版の表紙(「推しへのせんべつですわ」)がとても好きです。

『わたしたちの怪獣』が最終候補にあがった第44回日本SF大賞は、長谷敏司さんの『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』が受賞しました。おめでとうございます!

長谷さんはわたしのデビューとなった第8回創元SF短編賞の選考委員をつとめていらっしゃったのですが、昨年お会いした際に「久永さんを選んだのがわたしの誇りです」とおっしゃってくださったんですよ。そんな恩師ともいえる長谷さんが受賞してとてもうれしいです。わたしもますます頑張りたいと思います。

今月は映画館で『哀れなるものたち』、『ボーはおそれている』など、配信で『イノセンツ』、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』など、DVDで『ゴーストワールド』などを観ました。とてもとても面白くて、深く記憶に残るような作品ばかりでした。映画を観ると幸せな気持ちになりますね。


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