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【感想】テンペスト魔女

最近タイトル命名がまったく思い浮かばんくて語彙の欠如に泣いてるところですけど早速ですが始めます。

《Attention》
・主観解釈多め。語尾統一はあまりしていません。
・特に破滅の魔女あたりのネタバレ注意。この作品をもしこれからやろうとしている人は絶対絶対にネタバレ踏まないでやった方がいいです。まじで。
・当方は柿原徹也さんのオタクです(まぁ色々あるけど詳細は省きます)
・乙女ゲームの選択肢とかこの手の裁判苦手なので攻略サイト様に頼って完走しました。ありがとうございました神。

はじめるきっかけ。

①某ラジオで宣伝していたので知ってた
②柿原さんが出演しているので知ってた
③フォロワーさんがめっちゃオススメしてたから(重要)
④ちょうどsale中だったから(2023年1月10日23時59分 まで割引価格でお買い求めいただけます。)
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実は購入前に3つくらいブログ漁って皆様の高評価コメントを読みまして、いずれもすごい買ってよかった!!!っておっしゃってたのを「ほんとかな…」と思いつつ(疑り深いオタク…)
2022年末に購入してざっとやっていま。素直に言おう「この作品は買ってよかったと!!!!!!!」

特に柿原さんの狂ったお芝居と変化球の数々、、最高でしたね。わたしは変態なので楽しそうにアフレコしている姿が目に浮かんでました。キャスティングした製作者陣さんもきっと破滅の魔女、想像以上に面白くなったって思っているのではないでしょうか知らんけど。という訳で。これからざっと感想を書いていこうと思います。力尽きるまでどれだけかけるかが勝負。ではスタート!

オープニングというか物語序盤の話。

まじでげんなりしました。継母からの暴言はわかるけどパパ!!どうして???ってなったわ。きっとフォロワからの応援がなかったら心が折れていたな。あと自動セーブがわたしは出来なくて3時間ぐらいを本気の死に戻りした。これから始める人にいいたい。セーブは気が付いたらしておけと。

アナスタシア・リンゼル

上記に書いたようにOPではげんなりしていたわたしが蘇生された理由は死に戻りした彼女がなんと滅茶苦茶に男前口調になっていたからです。男装の麗人。大好き。詳細は省くけど冒頭のアナスタシアは読んでいてこちらがどうして!!どうしてなのって思うくらいあれだったんですが、翼騎士団に入ってから(?)の格好良さ惚れました。これでわたしは主人公に対する好感度爆上がり。マヤ・カークランドはまじで最高。楽しい状態にまでボルテージが上がります。

ティレル・I・リスター

一言でいうと「めっちゃ好き」です。異端審問官なのに、魔女と呼ばれる女と恋???そんな禁断の設定すごい燃える!!!(プレイ前)実は期待してたこれはなかったんですが、メインキャラの中ではダントツで性癖ど刺さった男。キャラ紹介からS設定なのは把握してたけど、時折見せる表情にこの人、実は受けなんじゃないの?って何度も思った。その節はすみません。それがあんな形で物語が繰り広げられるとはまじ脱帽。声帯が杉山さんってだけでチートなのに頭脳明晰、美人、顔が良い、毒舌、しごでき、過去が壮絶。そして現在進行形彼こそ囚われの身…

ティレルが○○○なのでは?というのは察していましたがまさかの○○までもってもうそれはNARUTOなのでは(世代)でもそれが良い。あと「I」の意味を知ったときはほんとに脳内で「えええええそれって・・・・そういうことぉおお??」ってテンション上がったわマジで。あと泣いちゃうシーンもあって凄い好きだった。わたしは好きな男が泣くのが好きなので。(ひどい)コンラッドはコロス…社会的に

ティレルについては一から十まで細かく話したいけど一旦ここまで。余談ですが、彼が好んでいるアルカナシリーズの酒。この物語がタロットカードをメインに構築されていることを改めて象徴しているようですね。これ詳しく調べてないですがきっと天才たちがまとめてくれていると思いますので後日漁りたいと思います。

クライオス・キャソロック

イイ男ですよね。間違いなく現実世界にいたら絶対に好きになっていけない男。このルートで好きな台詞があって「人は真の意味で孤独なのだ」的な台詞…一言一句調べろって感じですが察してください。すべてにおいて達観している人だなと思いました。というかほんと生きることに執着していない感がこうまた違う性癖を掻き立てられます。あまり深く読み込めてないのですがこの人ももう2周くらいしたら深みまして溺れそう死ぬ。ここも沼。

この話でも気になるのはぶっ飛びますけど、取り壊しが決まっている教会について。確かティレル回でも少し話が出てきたような気がしますが、最後のイシュの言葉にもあると通り、まだ隠されている裏がありそうですし、現段階では全くもって何なのか不明。イシュが嫌がっているということはクロムに纏わる嫌なこと。赤ではなく青のステンドガラスを使っている理由。後日談で何かわかるといいですけど。

ほぼクライオスについて語ってないけど、次行きます。ごめんなさい!!

ゼン・ソルフィールド

異国出身かと思ったら大間違い。ほんとに異物でした。(言い方)魔女裁判でいうとこの回が一番つらかったかな。もう思い出したくない。という訳でこの人についての考察を一番したいくらいです。まず首筋の刺青みたいなやつ。公式HPのトップ画にいる魔物っぽい黒い影にも彼と同様のマークがあります。これってどうしてなの??遥か孤独の吊るし人。タロットカード勉強すればわかるのかな。あとで漁りたいと思います。この首筋の鎖はほかのキャラクターにはありませんのでゼン・ソルフィールドが何か特別な枠というのはわかるんですけど、全くもってわかりません。誰か教えて偉い人。瞳の色が赤いのは気になるところ。

話はぶっ飛びますが(2回目)女神クロムも実は異世界からの転生者なのではないか説を考えました。アナスタシアも彼女を平凡といいますし、引っ掛かるのは最期の場面で「4人といちゃいちゃしたかった」的な発言。かなり転生者っぽいなって思った。これには色んなことを論じないとだめだと思いますが一つの可能性として挙げておきます。

ルーシェン・ノイシュバーン

乙女ゲームはあんまりやらないですが、この子はTHE王道なのかなって思います。幼馴染設定、泣き虫、色々あって冷徹王子、めっちゃいい人。最後のスチルもひっくるめて全ての良いをかき集めたつまり天使。アナスタシアと喧嘩するシーンほんとによかった。石川界人さん、ありがとうございます。例によって強い男、強くあろうとしている男が泣くのは最高なので好きです。

先ほど挙げた取り壊し決定の教会が青いステンドグラスなのは王族のイメージ色だからかなぁ。わかりません。

破滅の魔女

やっとメインにたどり着いた。実は主人公ですよね?ってくらいどんでん返しの登場人物だったと思います。キャラ説明では憎悪というインパクトが強くて敬慕というワードを見逃していましたが、これがこんなにも重要だったとは…。こうしてばら撒かれたカードがしゅっと回収されるお話は大好きなので、わたしがこの作品を購入して良かったと断言できるのはこれが理由です。すべての発言、行動には意味があるのでこれを全部想定して最初からやり直してみると絶対に面白い。その元気があるかどうかは別として。というかSADエンド回収してないし…。

話を戻すと破滅の魔女、長いのでイシュとしますが、カーニバルを開催して主人公に力が戻っていくというのを数回繰り返すと、だんだんイシュは彼女のためにわざわざカーニバル開催して負けてあげているのでは?という気持ちになりました。2周目したらきっともっと彼の愛に気がついてあげられるんだろうな。やりたくないけど。(ぐろいの苦手)

何が言いたいかというとイシュはきっとクロムが生み出した一番人間に近い仕者だったのでしょう。故に、彼はクロムを愛していた。そして人間とも親しくなり、親友にまでなった。だから裏切られた絶望、そして愛する人が自分の想いに振り向かず、転生という決断をしたことにも納得できなかった。

この辺りのお話は本当に本当に心臓をえぐられる気持ちでオタクは読んでいました。(わたし)どうしてこんな哀しい子をひとりにさせたの…愛してあげてよという気持ち。

クロムがイシュに身体を預けた理由。アナスタシアが彼を殺そうとした瞬間に止めたわけ。彼女もイシュを愛していたのでしょうが、それは我が子に向ける類のものだったのか。すごい気になりますけどまったく分からないので終わりにします。

余談ですがtitleにある「S」はきっとイシュの衣装に付いている蛇でメビウスの輪、8に紐づいていると思いますがこれが死に戻りによる無限のループを断ち切ったという意味の「S」赤字強調なのかなと思いました。伝われ、、


まとめ

Twitterに垂れ流していくのもなぁと思ってnoteにしてみたけど、つらつらと取り留めのないことを書いただけ…なのですが。今回改めて声優さんのお芝居が好きだな~と思いました。ここ最近は主にミュージカルに溺れており、声オタの性質が失われてないか不安でした。

ただ読書は好きなので今回のテンペスト魔女という作品は音楽あり、フルボイス、美イラストありで大満足の物語に思いました。つまり最高。ずっとアニメ作品からも遠ざかっていたのはきっと視覚的情報が多すぎるから、あとアニメお芝居がちょっと苦手になってきたらという気持ちが若干関係しているのですが、改めてわたしは朗読劇というか声優さんのお芝居が凄い好き!と思いました(2回目)

文字だけでは表現できない細かいところを声だけで表現する。台詞の重さ、軽さ、イントネーション、明るさ、暗さ、愛情、憎悪などなど、目で文章を追うだけでは得られない想像の幅を超えるお芝居、痺れました。

特に悪の根源みたいなイシュがこんなにも愛しいと思うのは柿原さんが愛情込めて演じてくれたからだと思ってます。なんかもうメインキャラ欄に挙げてもらっては( ^ω^)・・・?もしかしたら想像以上に愛くるしい存在になったからシナリオ追加してくれたのかな(それはない)

という訳でティレルとイシュが性癖でした。あと画家のメイルさん凄い美味しいキャラだったな。各メインキャラですら詳細に記載できていませんが、全員幸せになってくれ俺のためにという感じです。兎に角、絶望しかないお話だと怯えてたのですがちゃんとハッピーエンド回収で良かった~。

後日談ではイシュも笑顔になりますように。では!ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございました☺

fin.


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