ここの合氣道と料理の特徴②


人は空間を変容することができる存在です。
 
その人がいるだけで、
その場の空気が変わるということがあります。
 
合気道は、
相手を活かしていくことと言われてる方もいます。
さもありなん。
 
ざっと考えても
この人といると体が軽いとか、
この人と喋るといろんな発想が湧いてくるとか
気持ちがしゃんとするとか、
負けられないとか、
くつろげるとか
空間変容による他者への影響はいろいろあります。
 
そういうハタラキを積極的に使っていきたいのです。 
 
その効果と思われるものを挙げるならば
稽古では、
自分ひとりでは動かしにくいところが動かせたり、
思ってもみない動きができたり、
思考がスッキリしたり、
体調がよくなるということが挙げられます。
 
料理でも
自分ひとり健康であればいいということではなく
自分を整え、周りも一緒に整っていくというところまで見ています。

子供の食事には気を付けるが、
自分のことは蔑ろにするということがあります。
他者を優先させるいい考えの気がしますが
状況によりますが
全ては繋がっていますから、常に周りに影響することを考えますと、
これは片手落ちという感じがあります。
 
自分を満たし、その溢れるもので
他者をも満たす。

自分に優しくできないやつが、他者には優しくできるかーや
自分を知らなくては、他者をも知ることはできないってやつですかね。

人はネガティブな方向のことは黙ってても勝手に考えますが
ネガティブな方向での周りへの影響を考えて、
周りのためという言い方で、
他を避けるというのはちょっと消極的な気がします

それよりも
いい方向での周囲への影響力を使い、
積極的に自分が整っていくというのを
ひとりひとりがしていけばいいと思うのです。
 
つぶつぶ流料理術も合気道も
自分を活かし、他者も活かすというもの
且つ
他者に活かされ、自己に活かされるです。
 
合気道や料理を通して
相手に知られずに、
相手を癒し整える存在となれば
存在するだけで社会貢献です。
 
自分の存在で、
今、この空間を
神聖なものにすることだって出来ると思うのです。


こうやって
あーだこーだ考えられる懐の深さがあるところも
成田伝合気道の面白いとこ。

熊本県での講習会↓
https://mugenjyuku8-aiki.jimdo.com/

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