空間は満ち満ちています。

無形のハタラキ。

関節というのは
ゆうてみれば
骨と骨の間の空間のことです。

関節と呼ばれるような実体はなく、空間がある。
ないけれど関節というハタラキはある。

窓も同じようなもので
窓枠というものができたとたん、
空間が窓というハタラキを顕す。

空間にはハタラキの本質がある

普段は、物質の方が対象として認識されやすい。

だからといって、
骨や窓枠という有形のものがなければ
無形のハタラキも顕れてはこない。

要はバランス。

心法といっても、身体は必要。
心があっての身体、身体あっての心。

無形も有形も観る位置による違いであって
同じモノとして認識する視力を育てたいものです。

変遷していくモノ、

者、物、ものごころ、もののけ、もののあはれ・・・

空間にも無限の情報があり、
身体にも無限の情報がある。

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