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眞邊明人の最強の話し方 完結

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眞邊明人の最強の話し方。 売れっ子研修講師が贈る話し方の「ノウハウ」決定版。
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2014年4月の記事一覧

第1回 最強のはなしかたとは?

第1回 最強のはなしかたとは?

「最強のはなしかた」とは?

 ズバリ。

「再現性」です。どんなときでも、誰が相手でも一定のクオリティを保つことです。

好きな人や気の合う人にだけ「うまく」話せるのではなく、嫌いな人や苦手な人にも「同じ」ように話せることです。

つまり「再現性」というわけです。

ワタシは一般企業の営業マンから吉本興業に移籍し、お笑い芸人と相対したとき、一番感銘を受けたのがこの「再現性」でした。

あたりまえ

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第2回 キャラクターマネジメントを行なう。

第2回 キャラクターマネジメントを行なう。

1回目で「マインド論は信用しない」と書きましたが、「マインド的」な要素がひとつだけ必要です。

それは「自分のキャラクターを理解し、マネジメントし、他人の印象をコントロールする」ということです。

「自分のキャラクターをひとことで?」

こう尋ねられら皆さんはどう答えますか?

陥りがちなのは「自分のなりたいイメージ」をキャラクターに置いてしまうことです。これが大きな間違いでここで失敗する人が実に

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第3回 「時間をコントロールして間をつかむ。」

第3回 「時間をコントロールして間をつかむ。」

「時間」は「はなしかた」において最も重要なファンクションです。

「時間」をコントロールできるとできないでは大きな差があります。

しかも、誰でも簡単にトレーニングできて確実に身につけることができます。

今回はこの「時間のコントロール」の重要性とトレーニング方法について考えていきたいと思います。

まず認識しておかなければならないこと。

★時間=人の価値=安心、信頼ということです。

この

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番外編 お笑いの傾向

番外編 お笑いの傾向

「ワイルドだろ~」

2012年の流行語大賞を獲得したスギちゃん。

最近はすっかり見ませんね。。

ここ数年のお笑いのひとつのパターンです。

「笑いをとる」というよりは「認知」させるという手法。

コマーシャル芸です。

わかりやすい「決め台詞」を繰り返すことによって、記憶に刷り込み、その記憶が反射的に「ギャグ=おもしろい」と成立させる手法です。

なる限り、決め台詞まではシンプルでリズム感が

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第4回「地頭を鍛える。」

第4回「地頭を鍛える。」

「プラス思考」というのは「マインド」ではないのか?

そういう疑問を持たれた方もいらっしゃるでしょう。

さにあらず。

マインドでなく「思考」の法則です。

「気持ち」とか「考え方」ではなく、思考の「基礎体力」のようなものです。

「はなしかた」の中で重要なことのひとつとして「瞬発力」「判断力」「応用力」があります。

聞き手の反応を吸い上げて柔軟に対応する能力です。

皆さんが頭に浮かべる

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番外編 橋下大阪市長のはなしかた

番外編 橋下大阪市長のはなしかた

政治家の「はなしかた」について。

やはりこの方をとりあげなければならないでしょう。

橋下徹大阪市長。

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第5回「イメージ力ではなしかたに説得力を加える」

第5回「イメージ力ではなしかたに説得力を加える」

イメージ力といわれるとやはり「漠然」としていますね。

イメージ力といっても使うのは「再現」というテクニックひとつです。

よく営業なんかで聞かれる「貴社の強みは?」なんて質問がありますね。

答えとしては「価格が安い」とか「補償制度」ですなどと答えると思います。

そして、その「低価格」とか「補償制度」とかが「なぜ」強いかという理由をエピソードとして付け加えると思います。

曰く

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