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駄弁る日誌:{吉積尚子}/2021年4月24日(廣田七海)

廣田さん

ダベモン:吉積尚子さん
プレイヤー:廣田七海
開催日:2021年4月24日

立命館守山高等学校FTコースの廣田七海です。

今回は、ワールドアミーゴクラブで移民の方へのボランティアをなさっている吉積さんとお話ししました。

吉積さんはとっても物知りな方で、フィリピンの歴史や今ある支援活動を深く教えてもらえました。

特に、吉積さん自身が感じたアメリカと日本のギャップ話は興味深かったです。アメリカ在住時は、アジアへの偏見もなく、受け入れてもらえたそうです。ですが、日本に帰ると韓国人や中国人に対する当たりが悪いことに気づき、移民政策の進んでいない様子に驚いたと言います。

だから移民の方々へのボランティアを始められたんですね。素晴らしいお方だなぁ、と感心しました。

また、吉積さんは移民への高校受験の方法を変えた人らしく!県会議員を動かして、知事に要望書を提出して、討議をして従来の移民の受験方法に改革をしたみたいです。凄い行動力!私もそんな行動力を身につけなくては、と思います。

また、私が興味を持っているフィリピンのことも詳しく教えてもらいました。
10年前、吉積さんはフィリピン人の留学生と対談したらしいのですが、そこでは戦争の話を聞いたそうです。日本がフィリピンを占領していた頃、多くのフィリピン人が日本人に殺されたという内容でした。衝撃的です。今は親交の深いフィリピンと日本の間にそんなにも悲しい歴史があって、それを当事者から聞くというのは。同じことを繰り返さないためにも、お互いの国の背景や想いを学ぶことは重要だな、と感じました。

そして、最後に吉積さんに「貧困の本質は何だと思いますか?」と聞くと、国の制度だと仰っていました。

来年、大学生になる身として、国際関係の根深い部分を改めて学びたいと感じました。

とても考えさせられるお喋りで、ためになりました!


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