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一週間ツイ禁してわかったこと

 本日でとうとう7日目である。いや、目標達成出来たぞーー!!という喜びはでかい。私はかなりの飽き性で、それこそ3日以上続いたものなんて人生でほぼないのだが、だからこそ余裕で一週間ツイ禁できたことにとてもとても驚いている……。いや、ほんとに。2年間毎日欠かさずやってたTwitterが。一日平均して2時間くらいやってたTwitterが。でも考えてみるとああ、納得だな、という点も出てきた。今回それをまとめていきたいと思う。

Twitterをやめて変わった点① 余計な情報を見て無駄に疲れることがなくなった

 TLに流れてくる怒りのバズりツイート、暇ゆえのトレンド漁り。そんなことをやってると見てるだけで不快な気持ちになっていたり、自分の意見はどうだと無意識のうちに考え込んでしまっていたりする。Twitterをやってるときは別にそれが悪い事だとは思わなかったし、むしろさまざまな問題に意見を持てたり学習したりするいい機会になると思っていた。ただツイ禁をしている今、それが自分にとって結構疲れることだったんだと気づいた。そもそもTwitterで目にする情報は偏っているかもしれないのに、ただTLに流れてきたというだけで「自分にとってこの情報は必要か不必要か」を考えずに鵜呑みにしてしまう。バズりツイート=正、の式が頭の中にこびりついてしまっている。間違った行動は絶対に取りたくないと強く願っているゆえに、自分が思っている以上に流れてきた情報を重く受け止めてしまっていたようだ。Twitterをやめて、テレビのニュース番組だけを見るようにしていると、自然と自分を追い詰めて暗い気分になることもなくなっていった。情報収集の媒体は、自分に合ったものを選ぶという必要性を知った。

Twitterをやめて変わった点② 全く病まなくなった

 Twitterをやると病む。これは私の謎の特性であって、何か満たされないなあ、暇だなあと思った時に何となく「つらい」とツイートすると、本当に気分がしんどくなって、そこから病みツイを連投してしまうことがよくあった。というかツイ禁する前は毎日がそれだった。「満たされない」「寂しい」「愛されたい」「こんな私なんか……」。ツイート数を重ねる毎に心がずんずん重くなっていき、最終的にはぼろぼろ泣きじゃくりながらツイートしている。病みを深める度にツイートしなきゃ気がすまなくなってくる。そして泣き寝入り。最悪な毎日だった。
 失恋してから、暇な時間がとてつもなく寂しいと感じるようになった。誰かにかまってほしくて、必要とされたくて病みツイを連投していた部分がある。でもそんなことしたところで誰かから慰めてもらえるわけじゃないし、そうなってくると私の心はますます孤独だと感じた。フォロワーがいるのに孤独。あ、私はやっぱりこうしてひとりで病んでるだけの存在なんだな、やっぱり誰からも見て貰えないんだろうな、と思い込まざるを得ない環境になっていった。ただのメンヘラ害悪かまってちゃんのように見えるが、頑なにその事実は自分でも受け入れたくないので、更に難しいのである。

 Twitterをやらなくなって病まなくなった。暇だなあ、という時間はすべて掃除や料理や趣味に充てられるようになった。今Twitterをやっていないというだけで私の心は肯定感をおぼえた。TLを見て、誰かの幸せや充実した生活に嫉妬を感じることもないし、自分と誰かを比べて拗ねることもない。それから、ひとりでいても私は大丈夫なんだと実感できるようにもなってきた。

Twitterをやめて変わった点③ 出来事や感じたことを人と共有したいと思わなくなった

 前は何かあると「ツイートしなきゃ!」と思って、すぐにでもTwitterを開きたくなったりした。作ったものや食べたものはぜんぶ写真に撮って載せる。考え事をしているときにちょっとビッグな気づきを得たら即ツイート入力。ツイ禁してちょっとは「あ、つぶやきたい……」と思ったりもしたが、時間が経つとどうでもよくなった。別に他人に知ってもらわなくたっていいな、と。
 ひじょ〜〜に極端である。病むのはヤバいがあったことをTwitterという場で共有することは全然悪ではない。でも私にはそれが「別にしなくてもいい」と考えられるようになった。まあ、これは大きな成長かもしれない。絵や小説などの作品ならまだしも、日常的な出来事で承認欲求を満たそうとしなくなったということだから。大切な出来事は自分の中だけで留めておける。それができるようになった。

まとめ

 Twitterをやめた効果はあまりにもでかかった。ただ、これは私の話なので私以外の人にとっては参考にならない点も多いと思う。Twitter疲れ?別にしてないや、という方は本当に上手くTwitterと向き合えていると思うのでどうぞそのままでいてくれ。
 「自分にとってのTwitterは何か」を理解した上でツイ禁などの取り組みはするべきだと思う。もちろんTwitterをやっていく上でもそう。私はほとんど承認欲求のためだった。悩み事を吐き出したいと思ったらこのnoteにぶん投げるだけでいい。あとはリア友に直接話を聞いてもらう方がいい。私のリア友は優しい子ばっかりだから、何かあったら話くらい聞いてくれる。一見独り言に見せかけた病みツイは、ただのかまってちゃんムーヴでした。ごめんなさい。恥ずかしいですね。

 そしてこれから、Twitterをやっていっていいのかどうか。やるとしたらどんな使い方をするか。Twitterやんなくても生きていけることが判明した今、冷静に考えられる気がする。絵とか小説とかは載せていきたいと思う。「作品は誰かに読まれることにより初めて完成する」といういつかの講演会で聞いた言葉が心に残ってるし、楽しみにしてくださってる方もいると思うので。できるようになったら、フォロワーさんと絡んだりもしたいな。

 最後に。私は元気です。というか元気になりました。Twitterは自分にとって悪いことだけではありません。フォロワーさんのおかげで救われたということもたくさんありました。その感謝の気持ちをずっと忘れずにいようと思います。

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