据え置きゲーム回帰

今年消費したものアドベンドカレンダー、本日はゲームについて。

一時期平日のお休みをうまく消化する必要があり、おうちで取り組む趣味を掘り返して、PlayStation4を稼働させました。

PS4自体、買うことには買ってたものの、なかなか据え置きゲームをやるモチベーションがわかずに未開封になっていたものでしたが、いざ動かしてみたらゲーム機の進歩に瞠目。ネット機能が洗練されていて、動画やらなにやらなかなか楽しく活用しています。

以下、PS4で今年クリアしたソフト。

うたわれるもの 偽りの仮面

元々PS4を買ったのはうたわれるものの続編が出ると聞いたからで、偽りの仮面発売時に本体もあわせて購入してたんですが……2015年9月発売なので、1年半ほど寝かせてた模様。

うたわれるものはPC版でファンになり、キャスティングが完璧なアニメ化、PS2版に、当時盛り上がっていたネットラジオなど、いろいろな媒体で楽しんだ作品。

偽りの仮面はしかし、前後編の前編ということで、長い導入部のような内容。後編が出てから一気にプレイしたのは結果的に良かったかも。

うたわれるもの 二人の白皇

後編すごいおもしろかった。

前編で用意された、物語の下敷きになるシチュエーションが秀逸で、そこからいろんなシーンでドラマが生まれて……キャストインタビューで藤田昌代さんが泣いたと言ってたシーンですが、僕もホロリときました。

無印うたわれの後日譚としてもしっかりとした描写がなされているので、その点も感慨深かったです。キャストインタビューではゲストキャラであるはずの前作キャストの方がコメントの熱量が高くて、キャストの人にも思い入れのある作品だったことがよくわかりました。

しかし、後編がこれだけ面白いのに、前編だけ映像化してペンディングになっているアニメ企画は大変残念。この作品のため、というわけではないけれど、藤原啓治さんには早く元気になって欲しいです。

Persona 5

これもおもしろかった。

Personaは、3以降ガラッとリニューアルして、オシャレな現代学園RPGというスタイルを確立させましたが、3そのものはひたすらタルタロスを登るという構造で物語性が薄く、RPGというジャンルに特有の、雰囲気から物語をイメージして補完するタイプの作品でした。

3のストーリー性の弱さに対する応えとして、4では殺人事件の捜査というストーリーの軸が追加されましたが、推理モノとしてはシナリオの練り込みは弱く、どちらかというと仲間と田舎町で過ごす青春モノとしての側面がおもしろい作品でした。

5では更にそのアンサーとして怪盗による世直しというストーリーがよく練り込まれており、中盤のクライマックスまでの盛り上がりは素晴らしかったです。

ただ、Personaシリーズのお約束ではあるんですが、エクストラストーリーとしてのオカルト面の展開を含めた最終盤のシナリオの完成度が中盤に比べて低く、その点はPersona 6が出るときに改善されるのでしょう。

他にも色々と5でよくなっているなと思ったところがあって、例えば3以降のPersonaにはコミュと呼ばれるサイドストーリーを通して、物語と直接関係のない人たちと絆を深めて能力を磨くパートがあるんですが、5からはコミュがメインシナリオである怪盗の世直しにちゃんと関わってくる位置づけになり、サイドストーリーも含めて一本のシナリオとして統一感が出ていました。

あと、これは個人の主観の話ではありますが、女の子がみんなかわいかったのもよろしかったです。4までのPersonaは、悪魔絵師と呼ばれた金子一馬氏の女神転生コンセプトを引き継いでいたのか、全体的に女の子を凄くカワイイ、というところから敢えて一球はずしてデザインしてた感があったんですが、5ではそのバランスがボール半個分カワイイ側に寄っていて、目に楽しい作品になっていました。ちなみに僕のお気に入りは闇医者の先生です。

HORIZON ZERO DAWN

3Dオープンワールド系のゲーム。同時に買ったNieR:Automataはいまだにクリアできていないんですが、HORIZONはそれなりの時間をかけつつもちゃんとクリアできました。

わりと最近のゲームによくある、適当にボタンを連打してるとそれなりに格好いいコンボが決まって、わらわら出てくる敵が吹っ飛んでいくというタイプのゲームが僕は下手くそなんですが、HORIZONのアクションは弓、槍のメインウェポンにスリングなどのサブウェポンを組み合わせた多彩な戦略があり、下手くそでも戦略を考えてプレイすればちゃんとクリアできるようにできており、楽しんでクリアできました。

ストーリーは世界を巻き込む感じのいかにも大作系の洋画作品という感じで、クリア後の達成感はなかなかでした。

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