小市眞琴さんの目の前でサッカーをするイベントがすごいどころではなかった
ご覧いただき、ありがとうございます。
本noteは2024/11/10に行われた小市眞琴さんがゲストのイベント「il Regista!(イル レジスタ!)Vol.4」のイベントレポ及び個人的備忘録となります。
レポ以外にも大幅に個人的事項が記されますのでご容赦ください。
Q.そもそもこのイベントは一体何?
A.オタクが声優の前でサッカーをして声優に応援してもらうイベントです。
Q.よくわからない、もうちょっと詳しく
A.ミズノのコーチにオタクがサッカーボールの蹴り方を教えてもらって、その後声優の目の前でオタクがサッカーの試合をするイベントです。(あと、トークコーナー)
Q.声優じゃなくてオタクが試合するの?それって楽しいの???
A.楽しい!!!!!!!!!!!!
※自分にとって夢のようなイベントだったので、忘れないために準備段階から色々書いてます。
イベントの雰囲気だけ知りたい方は最初の方すっ飛ばして4or5から読んでください。
1.お知らせは突然に
2022/6/5に小市さんがゲストで本イベントが初回開催され、その際はみんなでサッカーの練習→オタク同士で試合(ここから小市さん参加)→トークパートという流れだったのですが、初めてサッカーをしたという人たちからも非常に好評で「次もまた小市さんゲストで開催してほしい!」との声が多く上がっていました。
その後はvol.2,vol.3と梅澤めぐさんをゲストに約1年間隔で開催(その際は梅澤めぐさんも練習に加わっていたらしい)。
しかしながら、小市さんゲストの2回目はなく、(最近ものすごく色んな作品に出演されてるしスケジュール調整難しいのだろうなぁ…)と自分を納得させていたのですが、2024/9/20 自分が入り浸っているDiscordに1件のポストが貼られ電流走る。
まーーーーーじか!!!!
正直来ると思ってなかったので見た瞬間とんでもなく驚き、脳内お祭り状態でした。
チケット情報が出る前から即座に新幹線とホテルの手配(関西在住のため)
万全の状態で日曜日に参戦する準備はできた…がそれはあくまで交通面のお話。
2.ちゃんと動ける体力を付けよう
自分は一応サッカー経験者なのですが、前回のイベント参加時、
「未経験者多いだろうしフットサルコートで和気藹々とやるんだろうな~イキって変な空気にならないようにアシスト頑張るぞ~」と、呑気に参加した所、練習と想定外の強度の試合でガス欠になり、最後まで全力で走り切ることができなかったので、今回は最後まで走り切れるよう身体を鍛えることに。
2.5現実は残酷である、ちゃんと鍛えろ
大手コンビニジムのch〇coZAPを利用して平日身体を動かし、「久しぶりにボール蹴るか~」と週末に2時間の個人フットサル(※ボール蹴りたい人がフットサルコートに集まって、即席チームで試合をするイベント)に参加するも、開始1時間で限界を迎えリタイア。
体力の低下を痛感し「平日は週4でジムに通って軽く筋トレと時速12km前後で15~20分程度ランニングマシン、週末は個人フットサルに参加してボールを蹴る」という1週間のローテーションを組み、本番に向けて調整を進めて行くのでした。
2~3週目あたりからフットサルコートでボールを蹴るのが楽しすぎて、サッカーイベントのためにボールを蹴っているのか、ボールを蹴るのが楽しくて行ってるのかだんだん分からなくなってきました ※この人は応援している声優の前でそれなりに動ける姿を見せたいがために運動してます。
1か月程このローテーションで回して本番まで残り2週間、少し体力がついたと思った矢先にトラブルが。
いつも時速12km前後に設定していたランニングマシン。ちょっとその日調子が良くて「もうちょっときつくてもいけるかもしれない!」と時速15kmに設定したところ、マシンに脚が持っていかれてしまい腰に違和感が。
すぐ治るやろ~と思い数日はそのままトレーニングを続けていたのですが、日に日に症状は悪化し、ランニングマシンも時速10km、8kmと徐々に落とさないと辛い状態が続いて「腰の状態が悪いけれど頑張る」的なことを呟いたところ、フォロワーから「整形外科で診てもらった方が良いですよ」とアドバイスをもらい整形外科へ。
レントゲンを撮ってもらい「骨はキレイだから問題ない。おそらく椎間板が飛び出て神経に触れて痛みにつながってる」と診断を受け、薬&電気&マッサージで治療することになりました。
通院中の2週間は軽く散歩とエアロバイクで腰に負担をかけないよう身体を動かすにとどめ、週末の個人フットサルは我慢。
2週間で治るのかどうか心配していましたが、通院したおかげで一時は歩くだけで痛みが出るところから、当日はほぼ気にせず全力で走れる所まで回復しました。
ありがとうフォロワー、ありがとう整形外科の先生。
オーバートレーニング ダメ。ゼッタイ。
3.当日に向けて準備をする人たち
10/1に今回のイベント詳細が発表され、小市さんが最初の練習パートから参加することがわかり沸き立つDiscordサーバーの面々。
10/5 15:00~のチケット販売(先着)は購入までの流れを完璧にシミュレートしたおかげか(画面更新後にPageDownキーを何回押して、どこにマウスを置いとけば早いとか考えてた)無事最速でチケット確保。チケットはあっという間に売り切れになったのでした(その後一瞬決済エラーか何かで復活してたけれどそれもすぐ売り切れてた)
…で、サーバーでみんなのチケット購入状況を確認したところ、プレイヤー参加の32枠(推定)の内21枠がサーバー住人と判明。多すぎません?
チケット確保後、参加者が各々当日に向けて体力づくりをして「今日運動したぜ!」って報告をしているのを見てみんな偉いなぁと感心していました。(習慣でないものを習慣にするのは大変なので。)
当日に向けての準備として経験者的な立場から
・服は運動できれば何でも良いよ!
・靴はトレーニングシューズ(靴底に小さな突起がたくさんあるもの)かフットサルシューズ(※靴底が飴色のもの)があればボール蹴りやすいよ!
・専用の靴はかっこいいからQOL上がるよ!
・でも安くない買い物だから無理しないでね。運動靴でも十二分に楽しめるイベントだよ。
そんな感じのことをサーバーのみんなへ伝えていたのですが、観測範囲で10人近くこのイベントのためにシューズを購入していて、(みんな本当に大丈夫かな…)と勧めた立場ながらその勢いにちょっと怖くなってしまいました。
3.5 ミズノのシューズ
余談ではありますが、シューズ購入者の半数がミズノを選んでいて、やはり幅広の日本人の足にはミズノが一番合うんだなぁと。
部活をやっていたころはずっとミズノのシューズを使用していたので、ちょっと感慨深いものがありました。ありがとうミズノ。
自分も以前のシューズがボロボロになってきたので、これを機にミズノのモレリア(ちょっと高いけれどその分いい靴)を購入し物的欲求を満たす。
ずっとクエーサーカップとか、ウェーブブレードを履いてたので、今回初めてモレリア買ってQOLの向上を感じました。(訳:ずっとエントリーモデルでしたが、初めてトップモデルを買いました。)
4.遠征~イベント開始まで
イベント発表されてから当日までの約1か月半、イベントが楽しみすぎて文字通り毎日イベントのことを考えていたのですがやっと、やっと週末がやってくる。ずっと雨が降る?ギリギリ曇りで済む?と天気予報も微妙でしたが、どうやら日曜日の夜から降るそうです セーフ!
土曜から東京に前乗りして別界隈の友人と遊び倒し、日曜は昼からのイベントに備えてガッツリ朝食を食べ、服装もバッチリ決めて飛田給へいざ参戦。
応援しているヴィッセル神戸のユニフォームを着用し、14時キックオフの東京ヴェルディvsヴィッセル神戸の試合が行われる味の素スタジアムの入り口を素通りし、11時過ぎ、会場のミズノフットサルプラザ調布にたどり着きました。
受付を済ませてもらったビブスは緑色の3番、更衣室で着替えていると続々とDiscordで知り合った友人たちが入ってきてご挨拶。やはり知り合いがいるのは心強い。
着替え終えて外に出ると、2年前のサッカーイベントで知り合ったサッカー経験者のフォロワーの姿を見つけビブスの色を確認するも…赤色。
思わず「知ってた!」と叫んでしまいました(経験者が少ないから別チームと予想していたけれど、前回コテンパンにやられたので同じチームであってほしかった…)
イベントが始まる12時まではコートで自由に動いたりボールが蹴れたのですが、ボールを蹴り慣れていない人たちのために、開始前からミズノのコーチがボールの蹴り方を教えてくださることに。
おそらく今回のイベントのメインターゲットである運動初心者へ、運営のホスピタリティがすごい!ありがとうミズノ。
ちなみに、プレイヤー参加者の男女比は8割ちょっと男性、2割弱女性。
経験者の比率も8割ちょっと初心者、2割弱が経験者でした。
自分は初心者組の横で準備運動をしたり、経験者らしき方数名に混ぜていただいて5人で鳥かご(パス回しの練習)をしていたのですが、思ったより運動量が多く、イベント開始前から体力を使わせてしまって申し訳なかったです。
5.イベント開始
時刻は12時。
運営スタッフの挨拶から始まり、みんなで小市さんを呼んでコートに迎え入れることに。
クラブハウス(事務所)前には観覧のみのサポーターチケットで参加された方々が横1列に並んでいて、芸能人の出待ちみたいでした。※芸能人の方です
みんなで小市さんの名前を呼び、クラブハウスから小市さんの登場。
小市さんはサポーターの目の前をファンサしながら通り過ぎ、コートの中に入ってこられました。
いやー顔が良い、そして顔ちっちゃ!!!
応援している声優さんの顔は今日も良かったです。
あと、小市さんは女性の中では背が高い方なのですが、今回周囲のスタッフ、参加者ともに男性の割合が圧倒的に多く、その中に立っている小市さんがとても小柄に見えました。かわいい
小市さんの挨拶の後は参加者で2列になってコートを2周ランニングすることに。
せっかくだし先頭に立って走ろうと位置についたところ、コーチと一緒に小市さんも走るという 本当に????
自分の正面にコーチ、斜め前には小市さんの形になり1周約200mのコートをぐるっとランニング…いや、ちっっっか!!! 小市さん2~3mの距離にいるんだけれど。この状態でランニングさせてもらえるの???
内心軽く動揺しながら、顔には出さないよう努めてランニング開始。
走り始めてすぐ、どこからか「掛け声とかいる?」という声が上がり、コーチは「自由にしていいですよ~」と仰っていたのですが、自然とみんなで「こーいち!こーいち!」といった掛け声になり、小市さんが「恥ずかしいって~」と笑いながらうつむいてる姿が可愛かったです。
小市さんがサポーター組の目の前を通過する際は、ネット越しに大量のファンサを振りまいていました。
サポーター組への配慮がすごい、というかサポーター組もネット越しとはいえめちゃくちゃ近い。
コート内とコート外のサポーター、一番近い時でネット越しに5~6mとかそれぐらいの距離だったように思います。ライブとかと違って段差がなく、同じ高さなのでライブ最前とかより近いのでは。
1周走り終えると、小市さんは最後尾に移動してもう1周。
後方にいた友人曰く、小市さんが移動してくるとは想像していなかった最後尾にいた人がすごい反応をしていたとのこと。それはそう。
5.5 パス練習&シュート練習
ランニング後はストレッチを行った後、ビブスの色(ピンク、黄、赤、緑)4チームに分かれてパス練習。は~い二人組作って~
イベント開始前にコーチからの蹴り方講座があったからか、みんなパスが上手い。
初心者組もまっすぐインサイドで強いパスを出していて、コーチの指導とみんなの吸収力すげー!と感心していました。
パス練習中も小市さんはコーチと一緒にみんなに声をかけて回っており
「自分のすぐ後ろから小市さんの声が聞こえる!振り向きたいけど振り向いたら練習できない!」
という悩みを突き付けられ、葛藤の末振り向かず真面目にパス練習をこなしました。
幸せと地獄が同時に襲いかかってってくるとは…※褒めてます
パス練習後はシュート練習
①コート真ん中の人が、ゴールとの間にいる味方にパスを出す
②パスを受けた人は軽く左右へパス
③最初にパスを出した人が走りこんでシュート
シュート練習って言われたときによくあるやつ。
これぐらいから雨が少し降ってきてボールが滑りやすくなってきた気がします。
自分はコーチでも何でもないのに初心者の方へボールの触り方をアドバイスしたり(ちょっと伝えたら一気に良くなってビビった)コーチから受けたちょっと難しいボールを思いっきり空振りし、ブランクを痛感していました。10年前ならちゃんと決めてた小市さんが回ってきたタイミングでは(たしか)ちゃんとシュート決めて、小市さんの「お~」って声を聴けた気がする。
この練習空間が幸せすぎて記憶が改竄されてるかもしれない。
小市さんはパス練習、シュート練習でみんなに声かけて回ってる間にもサポーター組にファンサを振りまいていて「これサポーター組でもかなり楽しめるやつでは?」と思ったり。
※次、試合の感想めっちゃ書くのでイベント概要だけ知りたい方は飛ばして読んでください。
6.試合 その時歴史が動いた
さあ皆さん、いよいよ今日の『その時』が、やって参りました。(松平定知ボイス)
練習で使用したフットサルコート3面を全て合わせて1面に、ゴールもフットサルゴールを2個並べて8vs8のソサイチ(※フットサルとサッカーの間ぐらいの名称)のお時間です………いや、前回で知ってたけれどやっぱ広いって!!!(歓喜)
各チーム2試合(前後半)あり、1本目が7~8分、2本目が5~6分ぐらいだったと思います。
1試合目は黄vsピンク(この2チームは女性陣と初心者組が多かった)
参加者が一人一人小市さんに名前を呼ばれ、アピールしながらコート内へ駆けて行く姿は盛り上がって良かったです。
また、サポーターの方もここで小市さんに名前を読み上げてもらっていました。
小市さんの応援&実況を聴きながらボールを追いかける人々。
待機中の緑、赤チームの面々も一緒になって両チームを応援していました。
ゴールを決めると小市さんの近くに駆け寄りパフォーマンスをできる権利が得られたので、ゴールが決まった時の盛り上がり方は半端なかったです。
男性がゴールを決めれば1点、女性がゴールを決めれば2点というルール(事前説明なかったけれど途中で追加された)だったので、黄色チームが1点リードの状況で、待機中の面々から
「1ゴールで逆転だよ!」というサッカーでは聞きなれない発言が飛び出て面白かったです。
そしていよいよ緑vs赤チームの試合の時間。
すぐにガス欠して思い通りにプレーできず悔しい思いをした2年前。
その悔しさを晴らすためにこの2か月準備してきたといっても過言ではない。
「おっしゃ!点決めるぞ!!!でも自己中プレーでイベントの空気壊して周りや運営の方々に迷惑をかけないよう気をつけよう…」とやる気満々なのか、小心者なのかよく分からない状態で小市さんに名前を呼んでいただきコートへ。
応援している人に名前を呼んでもらえるの幸せすぎる。
試合は前の方のポジションでプレーをさせてもらったものの、雨でボールが滑ってトラップが難しい。
自分はなかなかシュートチャンスが作れずシュート0本で終わってしまう。。
それでもボールはそこそこ触って味方へパスは良い感じに出せたし、コーナーキックを蹴る際、その日初めて会った方の動きを見て蹴ったボールがその方に吸い込まれていったのはかなり気持ちよかったです。
サッカーは共通言語
プレー中に小市さんの実況を聴きたい気持ちは山々だったのですが、正直ボール追いかけるのに必死で声は聴こえているのだけれど、内容が全く頭に入ってきませんでした。
誰か、録音して落ち着いた状態で実況の内容聴かせてください(※このイベントは録音禁止されています。)
試合は味方がゴールを決めて勝利。
ゴールを決めた方がクリロナのパフォーマンスやっててめちゃくちゃ格好良かったです。
味方がゴール決めた時に自分含め、チームみんなが沸く感覚、ものすごく良い。サッカー楽しい。
1試合目が終わった時点で小雨が降っていたこともあり、もしかしたら1本だけかも…と運営スタッフの言葉を聞いて「お願い、まだできるって!」と思わず叫んでしまう ※安全を考えると本数が減るのは当然の判断です。スタッフさんごめんなさい。
幸いにも少し時間を短くして2本目がやれるとのことで2本目の5分に全てをかけることに。
1試合目前線でプレーさせてもらっていたため、チームメイトに「もうちょっと下がった方がいいです?」と確認したところ「走りたくないから前で走ってきて」とありがたいお言葉を頂き再度前線へ。走れ。決めねば。
1回目のチャンス
ゴール前でボールを受けるも雨でトラップが大きくなってしまい、ボールに詰めてシュートを打とうとした所、すごい勢いでキーパーが飛び出してきてスライディングキャッチ。
シュートは打てずキーパーをジャンプで交わす。(明らかにキーパー経験者で今も運動してる人の動きだった)
自然と身体が動いてキーパーを避けれたことに「案外身体は覚えてるんだなぁ」と感心しつつ、決めれなかったことの悔しさと、うまくいかないこと自体に「サッカーやってる!」という楽しさと。
2回目のチャンス
左サイドへのロングボールを「行くよー!!!」と他の人へ声を掛けつつ全力疾走(別の人の方が近かったけれど、慣れてる人じゃないとボールがそのまま外に出そうな勢いだった)
なんとかボールに追いつき「角度あるけれどドリブルでキーパーと1vs1絶対決めるぞ!」と決意して顔を上げた瞬間目に入ってきたのは…
めっっっっっっっっちゃ良い位置にドフリーで味方いるー!!!!!!
そんな良い位置いる?って言いたくなるぐらい良いポジションに味方が構えてくれてました。(再現画像)
私にはできない…あんなに良い位置にいる味方を無視して自己中プレーでシュートを決めに行くなんて…
ブルーロックの登場人物ならそれでもシュートを打ちに行ったのでしょうが、私は一般プレイヤー
それをやったら私が嫌っているなんか空気読めない人になってしまう…
深く考えるより先に、私の脚は自然と味方へパスを出すのでした。
残念ながら、味方のシュートはキーパーの好セーブにより阻まれアシストならず。キーパーが上手い。
3回目のチャンス
試合は0-0のまま、体感もう5分過ぎてるんじゃない?という感じでおそらく最後のワンプレー。
カウンターで3vs1の構図が出来上がり、もうなりふり構っていられず味方にめっちゃパス頂戴アピールしてボールをもらいました。(自分でドリブルしたかったろうに、ありがとうございます)
ボールもらったら全力で中にドリブルで切り込んでキーパーと1vs1。
今日最大のチャンスがやってきた。
「これを外したらきっと一生後悔する。」
部活の公式戦でもなんでもない、オタク同士の試合にそこまで真剣になる?って突っ込まれるのは重々承知ではあるのですが、本当にそう思ってしまうほど、このイベントを楽しみにしてきたんです。
考えてみてほしい
応援している人の目の前で自分が好きなことに取り組んでる姿を見てもらって、アピールできる機会なんて普通ないよ???
緊張で心拍数が跳ね上がるのを感じながら、インサイドでコースを狙ったシュートはキーパーの左脇を抜けて、ゴールネットを揺らす。
点が決まった瞬間、頭が真っ白になり、とにかく小市さんがいる方向に全力で走り出して、後先考えず雨で濡れた芝の上で勢いに任せて思いっきり膝スライディングで滑るゴールパフォーマンス。
この時形容しがたい量の脳汁出てて、小市さんがどんな反応されてたのか記憶からスッポリ抜け落ちてる。
帰ってきてくれ私の記憶。
誰か詳細に教えてください。
記憶に残っているのは鳴り響く試合終了の笛と、ゴールパフォーマンスを終えて振り向くと一緒に滑ったり駆け寄ってくる緑チームの仲間。
みんながゴールを祝福してくれて、一緒に勝利の喜びを分かち合いました。
……え、これ現実ですか???オタクの妄想とかでよくあるやつが完全に叶っちゃったけれど??????
これ書いてる今でもちょっと信じられない出来事でした。
あらためて、チームメイトの皆に感謝申し上げます。
7.PK戦
試合終了後、先ほどの試合で使用したフットサルゴール2個を使い、スタッフがキーパーとなってプレイヤー32人でPKを行うことに。
丁度この頃雨が止んで、サポーターの面々もフィールドに入って小市さんの後方に構えるのでした。
蹴る位置は自己申告制で3か所から選び、小市さんが鳴らす笛のタイミングで各々チャレンジ
1.PK(6m) 2.それより少し後ろ(約8m) 3.第二PK(10m)
「初心者は前で大丈夫だよ~」と優しい言葉をかけつつ「後ろから決めたら格好いいぞ~」とプレッシャーをかけるコーチのお言葉。
初心者組の2チームはほぼ1か2を皆さん選択
そして経験者が多い(会場比)緑チームの番が来て、2番目に自分の名前が呼ばれる。予想通りめっちゃ緊張する。
自分は第二PKからのキックを選択し、ボールを置く時とボールを蹴る直前に蹴る方向と逆の、自分から見て左方向に目線を向け、右方向に蹴る小賢しい作戦を実行。
しかし、実際にボールが飛んだコースは真ん中よりちょっとだけ右。
かなり甘く、キーパーが左手を横に伸ばせばそのまま触れる位置になってしまい、「やっちまった!」と絶望しました。
しかしながらキーパーのお情けか、小賢しいフェイントが功を奏し逆を突かれて反応が遅れたのか(真実はスタッフさんのみぞ知る)ボールはキーパーの左手を弾いてゴールネットを揺らす。
ゴールが決まった時は嬉しさよりも命拾いをしてホッとした気持ちでした。(最低限経験者の面目保てた…)
その後、サイドネット(正面ではなく側面についてるネット)にシュートを突き刺す経験者組を「うまいなぁ」と感心しながら眺めていたり、試合でキーパーをしていた方はボールを蹴る代わりに、小市さんがキッカーとなり、参加者はキーパーとなって止める役回りになったりしてました。
小市さんのキックはPKよりちょっと近いぐらいの位置から、サイドネットを突き刺すえっぐいコース
(あれ読んでても防げないやつだよなぁ)と思ってるとMCからもその点に触れられていました。
8.トークパート…の前後に衝撃的お知らせ
PKパートが終わり、トークパートに移ろうとしたとき、なんと小市さんから参加者にサプライズが。
小市「今日寒いんで皆さんにカイロの差し入れ持ってきました!」
??????????
Q.神はいると思う?
A.飛田給で見た
最初、配給スタイルでコート際縦1列になって受け取りに並ぼうとしたら「渡しに行くから寄らないで元に戻って~」との声が
え、我々が受け取りに行くんじゃなくて小市さんから配って下さるんですか???
プレイヤーも、サポーターも、みんなで半円になって待機し、1人1人小市さんから手渡しでカイロを受け取る。
至近距離で見る小市さんはやはり顔が良く、カイロを渡してくださる手が奇麗でした。顔良
本当に手渡しでカイロをもらってしまった…
小市さん「みんな!使ってもらうために持ってきたんだから開けて使ってね!!」
いやいやいや、無理無理無理無理 開けれるわけがないです。
額に入れて飾るか、自分の棺に入れてもらうかの2択です。(2択ではない)
参加者一同ざわつきながらながらトークパートへ。
ゴール前に椅子を用意して小市さんとMCのひろむさんが会話し、参加者はペナルティエリアの線に沿って集まり話を聞くスタイル。
位置によって多少前後はあると思いますが5m~6mぐらいの距離でした。
話題は小市さんが応援している湘南ベルマーレJ1残留決定おめでとうから始まり、この1年でのお仕事について、海外に行ったお話、オーディションのお話、ハマっているものの話等々…
あのイベントいつ頃だっけ?という小市さん自身のスケジュールを本人が忘れており、参加者の方が詳しく把握している事例が何度かあって面白かったです。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後は小市さんを中心にみんなで記念撮影を行って終了…と思っていたのですが、写真撮影後に小市さんからとんでもない発言が。
小市さん「みんなの顔と名前一致させたいからそこ並んで写真撮らせて!」
2年前のイベントで「顔と名前覚えたい」みたいな発言があったのを思い出したけれど、まさかこんなことになるとは…
プレイヤーはビブスの番号が見えるように、サポーターはもう一度小市さんから名前が読み上げられ、順番に並んで記念撮影。
オタクの集合写真を入手し楽しそうな小市さんを見送り、このイベントは本当に閉幕となるのでした。
9.さいごに
イベントに向けてしばらくしていなかった運動を再開したこと。
準備期間中「イベント楽しみだね!」と他愛のない話をDiscordでたくさんしたこと。
そしてイベント当日、プレイヤーは小市さんの間近で声を聴きながら楽しくボールを蹴れて、サポーターは合間合間にめちゃくちゃファンサをもらえて。
全てが楽しい思い出となりました。
今回とんでもないイベントに参加させてもらったと思います。
自分が経験者だから言うのではなく、初心者だから経験者とか関係なく、プレイヤーもサポーターも、みんなが楽しめるように工夫されたイベントでした。
運動は苦手だし見るだけはちょっと…と思ってる方
もしいたら絶対にサポーターでも参加しましょう。こんなすごいイベントそうないですよ!絶対に!
謝辞
・ミズノのコーチ、運営スタッフの皆様、MCのひろむ様
このような貴重な機会を設けていただきありがとうございました。
初心者も経験者も、またサポーター枠の参加者も皆が楽しめるよう工夫、配慮がされており、素晴らしいイベントでした。
我々参加者からは見えない、準備、調整等沢山の苦労があったかと思います。
あらためて、このイベントを開いてくださりありがとうございました。
次回開催、楽しみにしております。
・過去にこのイベントに参加された皆様。
今回このイベントが開催され、ゲストとこれだけ近い距離で楽しめたのも、過去に参加された皆様の良心によるものだと思っています。
ありがとうございます。
・今回の参加者の皆様
一緒にボール蹴れて楽しかった!ありがとうございました!
・株式会社ステイラック様
このイベントで撮影していたお写真販売してくれませんか?絶対買います
・小市眞琴様
奇跡のような時間をありがとうございました。
11/11が誕生日なので最高のプレゼントを(勝手に)いただきました。
お手紙書きます。
あーーーーー楽しかった!!!!!!!