見出し画像

今日から、フリーランス

さて。
退職を決め、なんとなくエッセイ的なものを書いてみたい、なんて思ってnoteにつまらない日記を書いた日から、しばらくぶりの更新となった。
退職日が近づくにつれ、職場の人間から「次は何をやるんですか?」「次の仕事は決まりましたか?」と、質問されるようになった。
その度に「いやー、まったく考えられなくて。」と答える。
そうなのだ。なんだかどうしても転職する気持ちになれなかったのだ。
求人サイトも数回は見てみた。
しかし、どうにも気が重い。
いろいろな求人を見て、そこらで労働している自分を想像するたびに、なんだか、どっと疲れる。切なくもなってくる。

私はこれまでの人生でいくつも将来の夢を掲げてきた。
一番最初の夢は小学生の先生。これは親の希望だった。
二番目に掲げた夢は小説家。これは姉に「小説家は賢くなければ無理だ。だからお前には無理だ。」と言われ、すぐに断念。
三番目の夢、絵本作家と詩人。これも上記の理由から断念。
そのあとも、ヘアメイク、エステティシャン、アーティスト、ついには社会的に信用がある職業で稼げればなんでも良い、というところに落ち着いてしまった。

毎日の育児と家事、仕事に追われ何かを生み出す余力も残らない毎日で、残りの人生を考えたときに、「とにかく稼げ」という思考を一旦取っ払ってみてもいいのかもしれない、と思った。

退職して今日が1日目。
とりあえず、興味があっても「これではどうせ稼げないだろう。」とチャレンジする前から諦めていた事柄に手を付けていこうと決めた。

家計は苦しい。しかし、チャレンジしてみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?