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20代 104 会議5 回目は、初めてのリアル開催!

今まで、リモートで直接会ったことがなかった20代メンバー同士が、初めて実際に顔を合わせました。

開始30分前から集まりだした20代のみなさん、名刺交換をしながら、早速盛り上がっていました。

今回は、

「20代に教えてください!あなた自身の投資体験~ゲストが語るあの経験~」と題し、著書「メモの魔力」が大ヒットとなった前田裕二さんと、「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」の著者であるヤマザキOKコンピュータさんのお二方に投資について語ってもらいました。

では、早速、内容についてレポートします。

まずは、前田さんから。

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前田さんにとって投資とは、「お金で金融商品を購入して経済的ゲインを得ること」ではない。。。

では何か、、、、「夢への燃料を得る行為」とのこと。要は、時間やお金といった自分が持っている資源を夢に向かうための燃料に転換すること。つまり投資は夢のためにするもの(これを成長投資という)で、お金のためにする投資(これは金融投資)は、その先に夢があるならいいが、そうでなければちょっと切ない。

星の王子様に実業家の星があり、星の数が増えると収入が増える。増えた収入でもっとお金を増えるというのを目的にしている。・・・やはりせつないのでは。。

時間もお金もあっても夢には向かえない。

そのためには、夢にいく船の燃料が必要で、時間やお金という資源をを船の燃料に転換しなくてはならない。燃料を得るために投資をする。燃料は、投資をやめてしまうと、尽きてしまうので、投資をやめてしまうと、ダメ。

20代はお金をためなくていいが、その代わりに前田さんがしたことは、、

① 時間を効率化する・・歩いて行けるオフィスにいける場所に住む。睡眠時間を3時間ですませるために百何十万円のベッドを買う。ガジェット、PCもお金を惜しまない、持ち運びのキーボードでも100個買った。
② 優秀な人と会う・・すごいと思う人を食事に誘ったり、趣味を合わせて誘ったり。
③ 誰かの役に立つ・・すぐに役にたつ能力を身に着けた。

多くの人の役にたつようになって「夢の中」に入ると、報酬も上がる。役にたつことに夢中になった先にお金があった。

前田さんにとって、こんな金融投資はいいと思う投資は、未来をつくるための金融投資、投資を通じてお金以外の学びを得る。⇒そのお金が夢への切符になる。

とのこと、藤吉編集長も思わす「感動しました!」

続いてヤマザキOKコンピュータさん

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22歳と時はライブハウスでアルバイトをしながらパンクをやっていた。20代のころはバンドと投資に集中!
パンクはDo it your selfなところがあって、金融投資もある意味Do it your selfの感覚。
2015年にサバイブというお金の情報のメディアを立ち上げたて、1年くらいで軌道に乗ってきた。
Web中心で執筆活動をしていたが、長崎で講演したとき、耳の聞こえない人から「講演を聞きたかった」と言われたことがきっかけで、Webでは十分に伝えられないと思い、本を出すことにした。

投資を通じた社会的リターンという内容で書いたら、いろんな人から声を掛けられるようになり、どんな人も置き去りにしない資産運用の講座を行うようになった。

投資のリターンには、

金銭的リターンと社会的なリターンがあるけれど、後者を実現したい。自分好みのいい社会で暮らすことを目指している。
投資の社会的リターンについて講演するとかで、複利的なリターンが得られている。
仕事を通していい人に出会えたら、更にいい投資になる。

社会と個人は相互関係だが、ヤマザキさんのやり方は、社会から依頼され、成果物を社会に返す。そして報酬をもらい、また、再投資を行う。

とのこと。

最近はすっかりおなじみになったESG投資。ヤマザキさんはずっと前から実践していました!

その後のQ&Aでは、

前田さんを是非呼んで欲しいという20代メンバーから、
お二人の価値観がどのように生まれたのか?
夢と理想で、お二人の夢はいつ、どこで見つけられたのか?
と言った質問が、

前田さん

先の目標だけではなく、今週の目標、今日も目標、今夜の目標も持っている。自分の不条理を希望に変えることをしたいと思った。自分のことを本気で愛してくれ、面倒を見てくれた兄に喜んで欲しいというのが最大のモチベーション。

自分の逆境があったから頑張れるという気持ちを大切にしている。

夢が具体化しない場合は、自分を客観的に見つめなおして夢をいくつも持ち続ける。

と具体的な示唆を頂きました。


ヤマザキさん

子供のころから選択の量が多かった。自分で選択することを増やすと、自分を見つめなおす機会が増える。なんでも突き詰めた人は、同じことを言っているので、なんでも好きなことを突き詰めることが重要なのでは。

ヤマザキさんは、30歳くらいからゆったりとした暮らし、幸せになることが重要だと思い始め、自分もみんなも幸せにしたいというのが目標になったとのことでした。

選ぶことが自分を考えることになるのですね。

その後も、たくさんの質問が出ました。


失敗談を聞かれた前田さんは、

冨山に行くときに、新幹線に乗ろうとしたら品川の改札が入れない。よく考えたら、冨山だから東京駅だった。大きな資金調達があったので、そっちばかり考えていた。これからは、仲間と戦おう(ひとに頼ろう)と思った。失敗したときは、自分の強みってなんだろうと考える。

とのことでした。ちなみに、

メモについて、前田さんは記録のためのメモではなく、自分の中からアウトプットしたいことをメモしているとのことで、保存とか記録はデジタルにまかせて、自分の考えを常にメモにしているそうです。

20代 104 会議5 回目「20代に教えてください!あなた自身の投資体験~ゲストが語るあの経験~」では、20代のみなさんだけでなく、運営メンバーにもたくさんの気付きがありました。前田さん、ヤマザキさん、どうもありがとうございました。

最後にお二人を呼んでくださった、藤沢さんと藤吉編集長に感謝です!

以上、今回のレポートは三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野でした。

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