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第6回20代104会議「20代のみなさん、教えて!いまの20代はどうなって る? + 20代に投資を促す方法ワークショップ」③

2023年1月25日に行われた、『20代に投資を促す方法ワークショップ』。前半部分では『いまの20代はどうなっている?』を、参加者に発表してもらった。今回はいよいよ本題であるワークショップの内容をお送りする。

過去の記事 にて『いまの20代はどうなってる?』の内容を紹介している。気になる方はぜひ見てみてほしい。

ミラクルワードカードで投資について発想する

ミラクルワードとは、例えば「泊まれる」「大人の」「夜の」など、その言葉がつくだけで企画になってしまう魔法の言葉。電通Bチームでリサーチしている情報や広告表現の事例から、発想に使えそうな使い勝手の良い100個の言葉を厳選し、カード化したものがミラクルワードカードだ。

このカードを使えば、どんな人でも面白いことを考えることができるという、まさにミラクル。

今までにない投資

まずカードを使って、個人で「今までにない投資」を発表。お気に入りのファンドマネジャーを見つけて推し活のように投資をする『恋する投資』、金融機関が行っている金融経済教育のクオリティを競う『投資甲子園』、堅いイメージがある投資だが気軽に始められる『ゆる投資』、地域貢献にも繋がる『旅する投資』など、ミラクルワードを使ったアイデアが続々と出て来た。

一分前には考えつかなかった案もカードがあれば出てくる、出てくる。

特に注目を集めたのは、以下の言葉たち。簡潔な言葉で、現在の問題点を鋭く突いているものばかりだ。

贈る投資
「誰かのために投資を商品として贈る。自分のためだけでなくなれば、もっと興味をもってもらえるのでは?」
 
飲む投資
「日本酒の老舗など、伝統があるけど経営が厳しい会社への貢献になりそう」
 
投資ミステリーツアー
「組入銘柄の企業に取材して工場見学やサービスの紹介を投信保有者に届ける。上がる、下がるではなくて、自分が応援したいところへお金を回す」
 
成人指定の隠れ家投資コン
「今の若者は出会いの場が減少している。だから出会いの場も提供しつつ、投資について語り合える新たな社会交流の場を作る。参加費の一部がESG投資に回るただの合コンより共通の話題がある方が盛り上がる。金融リテラシーの発展にも繋がる」
 
こども投資
「投資とは大人だけがするもの、という先入観を変える。こどもも参加することで、より広い世代に広げていく。お年玉を投資にまわすことも一つの方法」
 
ワークショップとしては最終回となる次回、テーマは「もしも全てが投資ならどんなサービスがあり得る?ワークショップ」。

お楽しみに!

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