#753 飲食経験者なのに、普通の成長スピードってあり得なくないですか?
どうも!バリスタ店長です!
このブログでは
カフェの店長として働く私『バリスタ店長』が、"次世代の若者の良き踏み台になりたい"という想いのもと、自らの経験や失敗から得た気づきや学びをたくさんの人に伝えるためにアウトプットしています。
日々店長としてやっていく中で遭遇するトラブルや難題課題にどう立ち向かっていけばいいのか?というお話をメインに、昨今の業界情報、たまにバリスタらしくコーヒーの話なんかもしています。
今回は「飲食経験者なのに、普通の成長スピードってあり得なくないですか?」というお話をしていきます。
突然ですが私この度、パンを学ぶことになりました。
なんと系列店のパン職人さんが辞めることになって、その後釜が僕という指令を会社からいただきました。しかも習得期間(職人さんと一緒にシフトに入れる期間)は何と半月。12月後半でパンの技術を習得しないといけません。
流石に「なんてことをやらせるんだ!」「普通に考えたら無理ゲーでしょう、、、」と言う人が多いかもしれません。
しかし私、この状況が嬉しくて、心を躍らせて楽しみながらパンを学んでいます。
スケジュールは非常にタイトで、習得できるか微妙なところ(と言うか無理?)ですが、前向きにパンの勉強にのめり込んでいます。手が空いた時間は全てパンの勉強に費やし、職人さんにも質問しまくり、日々の成長を実感しているところです。たまらなく楽しい!そんな状況です。
元々コーヒーにハマっていた時も異常なほどに努力していた私です。技術的な部分の習得って眉唾物ですし、何かにのめり込むと恐るべき集中力を発揮する漫画のキャラクターのようなタイプなので、得意な状況なんです。
そしてそんな状況の中で全くの素人である私がパン屋さんのシフトに入っているのですが、そんな状況で気づいたことがあったので今日はそのお話でも。
パンのスキルを学ぶにあたってシフトに入らせてもらってますが、今まで技術屋として鍛錬を重ねてきたおかげか、比較的スムーズにいろんな技術を習得できています。
前もって予習して業務に臨んでいる部分もありますが、今までの技術職として学んできたことがモロに生かされていると感じます。自分でも予想以上に成長している、そんな感じです。
一回教えてもらったらほとんど覚えることができますし、周囲のスタッフさんからはお褒めの言葉をいただきます。
しかしこんな自分の成長スピードは特別なんかじゃなく、ごくごく当たり前の水準だと思っています。
#おごりじゃない
#調子のってるわけじゃない
というのも、飲食業界16年と長い僕が新人さんと同じようなスピードで成長するようじゃいけないと思うんです。
これで新人さんと同じような成長スピードじゃ今まで何やってたんだよって話で、、、
バリスタとして長年修行してきましたし料理もサービスもマネジメントも一生懸命毎日勉強してきました。
上に立って教えてくれる人がいない中でひたすら考えて挑戦と失敗を繰り返して、今の今まで頑張ってきてある程度の役職をもらっている僕です。
そんな僕がぬくぬくと成長していては自分と会社の程度がしれちゃいます。
それに僕は普段から「みんなに努力して成長して成果を出そうね〜」とか「人間としての価値とか市場価値を上げて人生をイージーモードにしよう〜」みたいなことを言っている分、自分が発する言葉の信用も下がってしまうでしょう。
「あんなこと言ってる割に、努力の成果全然出せてねえじゃん、ダセェ。」なんて思わせたらいけない。
「なんだこの人は!すごいな!!」と思わせてそれが研鑽の成果だとわからせて、本人の努力と成長につなげる。
#あわよくば憧れてもらう
#承認欲求の塊
そのために圧倒的な存在を目指さなくてはいけないな〜と、思っていたりもします。
状況に言い訳をしたり弱気になっても何の意味もありません。
この時間を最大限生産的にできるように、プラスの面を最大化できるように、未来この状況があって本当に良かったと思えるように、今この時間精一杯努力して考え抜いてやろうと思っています。💪
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