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悩みの形


人にはそれぞれ悩みがある。人に言える悩み、概要くらいは話せる悩み、全く言えない悩みなど色んなパターンがあると思う。

わたしの場合は妊活が全く言えない悩みである。

先日、一緒に妊活を始めた仲間はみんな妊娠したと話したが、そのうちの1人が実の姉である。

私の姉は今年34歳。バリバリのキャリアウーマンで結婚しなくても一人で生きていけると言い張っていたのだが、私が結婚したタイミングで考え直したのか、婚活に励み私より一年遅れて結婚した。

年齢もあり、入籍前から妊活をしていたらしいが姉夫婦は夜勤のある仕事をしているため、休みが合わないことも少なくなく、真剣に妊活はしていなかったという。

しかし、この4月コロナの影響で仕事は在宅となり、夫婦時間が増えた結果子供を授かることができたのだ。

私は子供が好きだ。
私と姉は6つ離れていたから当然わたしは20代前半では叔母になれると思っていた。そして叔母になったらめちゃくちゃ姪か甥を可愛がってあげたいとそう思っていた。

しかし、私たちも同じタイミングで妊活を始めていたため、初めての姪or甥の誕生、姉の妊娠に全く喜んであげれなかった。

姉は嬉しそうに絶対オババカになるわよ〜💕と言ってきた。もちろん!と返したものの、その4文字を言葉にするのが本当に辛かったし、頑張って頑張ってもちろん!としか返せなかった。

姉は悪阻が酷かった。
仕事もフルで働きながら、悪阻で食べられないせいで3日に一度点滴に通っていた。心配した母が手取り足取りサポートしていた。何よりも母がずっと孫の存在を楽しみにしていたからだ。

私は言いにくい悩みがあるとだいたい家族に相談していた。けれど今回の悩みはタイミングが最悪だった。

母も持病があるため、体力があるわけではない。自分の体調管理と姉の家に通いサポートするだけで精一杯のようで、私がぽろっと妊活がうまくいかないことを相談すると、いっぺんに孫が二人できてもみてやれないし、いとこ同士が同じ学年だと後々大変よ〜。あなたはまだ若いんだしもうちょっと後でもいいんじゃない?と軽く流された。
お姉ちゃんの悪阻は本当に大変でしんどそうよ。早く明けたらいいよね😭とわたしに共感を求めてきた。
この時は本当に酷であった。
この時のそうだね。の4文字をLINEで返すのに2時間かかったこと今でも忘れない。

目に見える悩みは誰にでも気づきやすく、終わりがあるケースが多く、周りも寄り添いやすい。

けれど、目に見えない悩みって気づかれにくいし、言ったってわかってもらえないケースが多く、個人間でどんどん長期化し、膨らんでいく。

それからというもの家族から相談相手を旦那へと移したのだが、旦那が豹変して以降、負担をかけてはいけないと自分の悩みや不安わがままをできるだけ抑えている。

悩みって結局自分で解決しないといけないものなのかな。わたしは人に頼りすぎていたらしい。

目に見えない悩みの解決策、解決方がありましたら是非共有してください。

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