見出し画像

妊活友達は作ってはいけない

最近、妊活という言葉がすごく自然に使われるようになった。とても便利な言葉である反面、便利すぎるが故に使いすぎていませんか。

その便利さを利用していたのが半年前までのわたし。仲のいい友人に妊活始めたよ〜と何気ないランチで会話にあげると、何人か同じ人がいた。

今回はそのうちの1人を取り上げて話したいと思う。
その子は大学の友達でもう5年くらいあっていなかったのだが、うちも2人目考えてるんよ!という話から意気投合し、急に距離が縮まった。仲良しをした際には報告をしたり、排卵日や次の月経予定日を教え合ったり、月経が遅れていたら、もしかして??💕とキャッキャ言っていた。

最初の1.2ヶ月は普通に楽しかった。1ヶ月目に出来なかった時も旦那以上に励ましてくれてまた次頑張ろうと思えたからだ。

お互い3ヶ月目もダメだった頃、もしもの話が増えた。友人はすでに1人子供がいて少し余裕もあり、子供は多くても2人と話していた中で、もしもこのまま子供が出来なかったら不妊治療や養子を考える?ときかれた。わたしは本当にできなかったら考えるかもといった。

すると友達は、わたしはお金で子供を買う?作る(不妊治療)なんて絶対無理。子供は自然に授かるものだと思うから。といった。 

過去の自分なら彼女の言葉になんの違和感も覚えなかったと思うが、今自分が少し視野に入れ始めたことについて否定されたのがすごく辛くて、彼女と話していることがだんだん苦痛になった。

その2ヶ月後、7ヶ月の妊活生活を経て彼女は第二子を授かった。

その時、彼女は明らかに妊娠したことをわたしに隠していた。いつもなら生理予定日が過ぎたころお互いにまだ生理こない?などと聞き合っていたのに、わたしがきくとめっちゃきくやん(笑)遅れてるだけやって。とキレ気味に返してきた。

以前、わたしが1週間ほど遅れている時には検査薬使ってみたら?と聞いてくれたこともあり、わたしもその調子で彼女に検査薬したら?と聞くと、バリ気にするやん。とまたまた流そうとする。

その4週間後彼女から妊娠したと報告を受けた。マタニティマークをもらってからの報告だった。

その場では、おめでとうとはいったもののやはり喜べなかった。なんで隠していたんだろうがまず脳裏をよぎった。

不妊治療を否定したこと、妊活を一緒に頑張っていたのに最後の最後で隠されたこと

この二つがあまりにもショックで彼女とは距離を置くことにした。
彼女には意味わからんとキレられたが、すごく楽になった。

妊活は周りに話すことではない。
今考えると妊娠した方も言いづらかったと思う。申し訳なかったなと。
夫婦で話し合うことなんだ。
人と競いあったり、傷を舐め合ったり
慰め合うことですら、
このことに関してはいい結果は一つも産まないと思った。

それから私は周りに一切妊活の話を
しなくなった。


ちなみに私が妊活を始めたよ〜なんて呑気に報告した時に一緒に頑張っていた仲間はみ〜んな妊娠したよ〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?